沖縄の青い海と空を象徴するような、DMMかりゆし水族館。那覇空港から車でわずか15分という好立地に位置するこの水族館は、最新のデジタル技術と生きた海の生き物たちが融合した、これまでにない没入体験を提供してくれます。
新感覚の水族館が沖縄に誕生した背景
DMMかりゆし水族館は、2020年8月に豊見城市のアウトレットモール「あしびなー」に隣接する形でオープンしました。「かりゆし」とは沖縄の言葉で「縁起が良い」「めでたい」を意味し、訪れる人々に幸せなひとときを届けたいという願いが名前に込められています。
この水族館は、エンターテインメント事業を展開するDMM.comと、沖縄のリゾートホテルや観光業を手がけるかりゆしグループが手を組んで誕生したプロジェクトです。従来の水族館が「生き物を観察する場所」であったとすれば、DMMかりゆし水族館は「海の世界に自分が入り込む場所」というコンセプトを打ち出しました。最先端の映像技術・プロジェクションマッピング・LEDディスプレイを駆使した演出は、沖縄観光の新たな定番スポットとして瞬く間に注目を集めることになります。
圧巻の没入型展示とその見どころ
館内には70以上の水槽が並び、約100種類・5,000点以上の生き物たちが展示されています。しかしこの水族館の真骨頂は、単なる「魚を見る」体験にとどまらない演出にあります。
なかでも象徴的な展示が「星降る海のトンネル」です。魚たちが泳ぐ大型トンネル水槽の壁面に、幻想的な光の演出が重ね合わされており、まるで宇宙と海が融合したような非日常の空間を体験できます。昼と夜でまったく異なる雰囲気を楽しめる仕掛けがされており、一日に何度でも訪れたくなると好評です。
また、大型スクリーンを取り囲むように座席が配置された「シアタールーム」では、沖縄の海中映像を迫力ある映像と音響で堪能できます。実際に海に潜ることが難しい方でも、ザトウクジラやマンタが悠々と泳ぐ沖縄の深海を、まるで自分が潜っているかのような感覚で楽しめる点が大きな魅力です。
子どもたちに人気なのが、タッチプールでの生き物ふれあい体験。ヒトデやウニなど、普段はなかなか手で触れることのできない海の生き物と直接触れ合える体験コーナーは、家族連れにとって忘れられない思い出になるでしょう。
季節ごとの楽しみ方
沖縄は一年を通じて温暖な気候に恵まれており、DMMかりゆし水族館はどの季節に訪れても楽しめる施設です。ただし、季節によって館内の特別演出や周辺の楽しみ方が変わります。
夏(6〜9月)は沖縄観光のピークシーズンです。館外では本物の沖縄の海でのマリンアクティビティを楽しみ、水族館では涼しい館内でその海に生きる生き物たちをじっくり観察するというコンビネーションが人気です。夜間には光と映像を活かしたライトアップ演出が一層幻想的な雰囲気を醸し出します。
冬(12〜3月)は沖縄でもクジラの季節です。周辺海域ではザトウクジラの目撃情報が増える時期であり、館内のシアタールームでクジラの映像を楽しんだ後、実際にホエールウォッチングツアーに参加するプランを組み合わせる旅行者も多くいます。混雑が少ない冬は、ゆっくりと展示を楽しみたい方にも最適なシーズンです。
春(3〜5月)は修学旅行や家族旅行のシーズンが始まる時期でもあり、特別イベントが開催されることもあります。沖縄の桜(ヒカンザクラ)は1〜2月に見頃を迎えるため、春先に訪れると美しい桜のあとに水族館を楽しむという組み合わせも楽しめます。
アクセスと周辺の観光情報
DMMかりゆし水族館へのアクセスは非常に便利です。那覇空港から車で約15分、ゆいレール(沖縄都市モノレール)の赤嶺駅または那覇空港駅からバスを利用する方法もあります。レンタカーでのアクセスが一般的な沖縄観光において、那覇空港のすぐ近くに位置するこの水族館は、旅の最初や最後に立ち寄れる絶好の場所です。
水族館が入居するアウトレットモール「あしびなー」では、国内外のブランドショッピングも楽しめるため、観光と買い物を一度に済ませたいという旅行者にも喜ばれています。フードコートや飲食店も充実しており、一日中楽しめる複合施設として機能しています。
周辺には、沖縄戦の歴史を伝える「平和祈念公園」や「ひめゆりの塔」、沖縄本島最南端の「喜屋武岬」なども比較的近い場所にあります。歴史と自然と最先端エンターテインメントを組み合わせた、充実した南部観光のルートを描くことができます。
訪問前に知っておきたいこと
入場チケットはオンラインでの事前購入が可能で、混雑する時期には事前予約をしておくと安心です。館内の展示は基本的に撮影可能なエリアが多く、幻想的な水槽や映像演出をバックにした写真撮影を楽しむ来場者も多く見られます。SNS映えするスポットが随所にあるため、カメラやスマートフォンの充電は満タンにして訪れることをおすすめします。
所要時間は展示をじっくり楽しむ場合で1.5〜2時間程度が目安です。小さなお子様連れの場合は、タッチプールや体験コーナーでより多くの時間を過ごすことになるでしょう。DMMかりゆし水族館は、沖縄の海の豊かさを五感で体感できる、現代ならではの水族館体験を提供してくれます。
アクセス
沖縄県豊見城市内、最寄り駅またはバス停からアクセス
営業時間
9:30〜17:00(月曜休館)
料金目安
300〜1,500円