
熊本県立装飾古墳館
GALLERY
熊本県山鹿市鹿央町に立つ熊本県立装飾古墳館は、開館以来130万人が訪れた日本初の古墳専門博物館です。岩原古墳群に隣接する立地を活かし、実物大の古墳再現から最先端のVR体験まで、古代の装飾文化をあらゆる角度から体感できる施設です。
チブサン古墳を忠実に再現した展示室
館の最大の見どころは、チブサン古墳をはじめとする熊本県内の代表的な装飾古墳を細部まで忠実に再現した「装飾古墳室・展示室」です。壁面に描かれた文様の色彩や造形を間近で観察できるほか、約1,000点の所蔵品が考古学的な文脈で展示されており、古墳時代の地域社会と信仰世界を具体的にたどることができます。「5分でこ〜ふん!!古墳館!!」と題した解説では、熊本県内の古墳の数や日本全国での位置づけなど、初来館者が疑問に思いがちな基本情報を端的に整理しており、専門知識がなくても入口から楽しめるつくりになっています。
安藤忠雄設計の建築と「くまもとアートポリス」
建物そのものが見応えのある芸術作品でもあります。熊本県が環境デザインと都市・建築文化の向上を目的に推進する「くまもとアートポリス」の一環として建築家・安藤忠雄が設計した空間は、古代遺跡の静謐さと現代建築の力強さを同時に体験させます。文化情報発信地としての役割も担う施設として、展示コンテンツと建築体験を一体的に楽しめるのが特徴です。
火おこし・勾玉・銅鏡——古代体験教室の多彩なプログラム
館内の体験教室では、火おこし・勾玉づくり・銅鏡づくりといった古代技術を自分の手で試せるプログラムが定期的に開催されています。毎年開催される「勾玉コンクール」では、体験教室で制作した作品を応募・展示することもでき、子どもから大人まで創作の楽しみを継続して味わえます。夏休みには「集まれ!未来の学芸員」と題した特別企画も実施されており、学芸員の仕事を疑似体験しながら博物館の裏側を知れる機会として注目を集めています。
企画展・文化財講座で掘り下げる装飾古墳の世界
年複数回の企画展が開催されており、「装飾古墳の魅力」シリーズや「鏡のかがやき」など、県内外の遺物・テーマを軸に毎回異なる切り口で古墳時代を照らします。熊本県・菊文研との共催による文化財講座「再(彩・差異)発見! 装飾古墳の世界」は年度をまたいで継続するシリーズ形式で、八代海沿岸の装飾古墳など地域を絞り込んだ専門的な内容が好評です。長崎の一支国博物館との連携企画など、他館とのコラボレーション展示も積極的に行われています。
自宅でも楽しめるデジタルコンテンツ
360°VRコンテンツ「バーチャル古墳館」を公式サイトから無料で体験でき、来館前のプレビューや来館後の復習として活用できます。所蔵品デジタルアーカイブでは約1,000点の収蔵資料の一部をオンラインで検索・閲覧可能で、研究や学習のリソースとしても機能します。入館料は一般430円、大学生260円、幼児・小・中・高生は無料(障害者手帳所持者も無料)と設定されており、家族連れや学生が気軽に立ち寄れる料金体系です。観覧後は風光明媚な山鹿・菊池エリアの観光と組み合わせて、熊本県北の歴史文化を半日かけてめぐるルートとしても最適な拠点となっています。
アクセス
熊本県山鹿市鹿央町岩原3085番地。最寄駅からの距離は不明
営業時間
9:30~17:15(入館は16:45まで)、定休日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月25日~1月4日)
料金目安
一般: 430円、大学生: 260円、幼児・小・中・高生: 無料
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店舗詳細
- 価格帯
- $
- 対応言語
- 日本語 / 英語
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