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専門学校島根ITデザインカレッジ

専門学校島根ITデザインカレッジ

※写真はイメージです。

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島根県仁多郡奥出雲町——古事記にスサノオノミコトが降り立ったと伝わる伝説の地に、山陰地方唯一のITデザイン専門学校が根を張っている。専門学校島根ITデザインカレッジ(2025年4月に旧・島根デザイン専門学校から改称)は、鳥取・広島両県と接する中国山地の懐深く、ぽっかりと開けた盆地の中に校舎を構える。最先端のデジタル技術を学ぶ場が、日本神話の香り漂う里山に置かれているというギャップが、この学校の個性を象徴している。

2学科4コース——学ぶペースも「自分に合わせて」選べる

同校が設置するのはITビジネス科とビジュアルデザイン科の2学科で、いずれも全日制・2年課程。注目すべきは、各学科がさらに2コースに分かれている点だ。「ゆっくり学びたい」方向けと「詰め込んで学びたい」方向けという、学習ペースを軸にした選択肢を用意しており、画一的なカリキュラムに縛られず自分のテンポで力を積み上げられる。少人数制を採用しているため、教員が個々の理解度に目を配りやすい環境が整っている。

ITビジネス科——エンジニアからビジネス人材まで幅広く育てる

ITビジネス科はITシステムコースとビジネスコースに分かれる。

ITシステムコースでは、1年次にC言語・Python・HTML/CSSといったプログラミング基礎とLinuxインフラ、AIクリエイティブ制作を学ぶ。2年次にはWebアプリケーション開発演習・スマホアプリ開発・IT・ゲーム制作応用へと段階的に深化する。ピックアップ授業として設定されている「フロントエンド&バックエンド」では、JavaScript・PHP・Ruby・Pythonを組み合わせてフルスタック開発の基礎を習得。「オブジェクト指向プログラミングとゲーム制作」ではC言語・C#の基礎を固めたうえでGameMakerやUnityを使ったゲーム開発に実践的に取り組む。目指せる職業としてITエンジニア・ゲームクリエイター・Webクリエイター・AIエンジニアなどが挙げられている。

ビジネスコースはITの基礎知識やデータ活用、企画立案・業務DX演習が軸となり、企業の現場で即座に動けるビジネス人材の育成を目標とする。2年次には観光ECマーケティングやAI技術基礎演習も組み込まれており、デジタルとビジネスの両輪を回せる人材像を描いている。

取得を目指せる資格としては、C言語検定(3・2級)とLinuC(Linux技術者認定試験)が必修科目に紐づいており、ITパスポート(国家資格)・ウェブデザイン技能検定・B検(ビジネス能力検定)は任意での取得が可能だ。

MAYAGROUPとの連携——在学中から実案件に触れる

学校法人MAYA学園が運営する同校の大きな特長が、運営会社であるMAYAGROUPからの業務委託を受けて学生が実際の案件に取り組める仕組みだ。地域企業との連携も加わり、教室内の演習にとどまらない実践経験を在学中に積める。2026年4月にはIT科の卒業生がMAYA SYSTEMへ入社したという実績も公表されており、学校—企業間のパイプラインが具体的な就職成果につながっていることが見て取れる。

奥出雲という舞台が与える付加価値

校舎が置かれる奥出雲は、島根県東南端の静かな山里。大都市圏の専門学校と比べると立地は辺境に映るかもしれないが、神聖な空気と豊かな自然の中でじっくり技術と向き合える環境は、集中した学習に向いている。地域清掃活動といった社会参加の機会も設けられており、地域と学校が互いに関わり合う文化が根づいている。

デザイン分野では2025年に島根県総合美術展(県展)での受賞実績があり、毎年「進級・卒業制作展」も開催されている。技術だけでなく表現力を磨く場が在学中を通じて提供されているのも、ITとデザインの両輪を持つ学校ならではの強みだ。

アクセス

島根県仁多郡奥出雲町横田1377-5

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