
清澄寺
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千葉県鴨川市の清澄山に鎮座する大本山清澄寺(せいちょうじ)は、日蓮宗の開祖・日蓮聖人が生涯の転機を迎えた聖地として、宗派を超えて多くの参拝者が訪れる名刹です。国指定天然記念物や千葉県指定有形文化財が境内に残り、歴史と自然の両面から見どころが豊かな場所でもあります。
日蓮立教開宗の地としての歴史
清澄寺と日蓮聖人の縁は、聖人が12歳のときに小湊から当山へ入山したことに始まります。道善法師に師事して出家得度し、以来この山で勉学修行に打ち込みました。各宗の奥義を深く学んだ日蓮聖人は、建長5年(1253年)4月28日、32歳の時、境内の旭が森に登り立教開宗の第一声をあげました。この日は日蓮宗が正式に誕生した瞬間であり、清澄寺は宗派全体の出発点として位置づけられる地です。
旭が森銅像と新設スロープ
立教開宗の場となった旭が森には、聖人の姿をかたどった銅像が建立されており、2022年(令和4年)8月30日にちょうど建立100年を迎えました。この節目に合わせ、旭が森山頂まで続くスロープの完成奉告式も執り行われました。これにより、体力に不安がある参拝者や高齢の方でも山頂まで登ることが可能になり、聖人が第一声をあげたその場所を直接感じられるようになっています。
境内の文化財と自然
境内には国指定天然記念物に指定された自然物や千葉県指定有形文化財が存在し、信仰の場であると同時に歴史・文化・自然の観点からも価値の高い環境が保たれています。清澄山の豊かな自然は「清澄山の昆虫観察会」が毎年開催されるほどで、参拝と合わせて自然観察を楽しむ訪問者も少なくありません。
年中行事と祈願
清澄寺では年間を通じて多彩な行事が営まれます。立教開宗の記念日にちなんだ立教開宗会をはじめ、彼岸会・節分会・妙見宮大祭・一番祈祷・ランドセル祈願など、信仰生活に根ざした行事が年間を彩ります。各種祈願・祈祷やお守り・祈願札の授与も行われており、特定の願いを込めて遠方から参拝する信者も多くいます。寺の機関誌「きよすみ誌」では境内情報や行事案内が随時発信されているため、参拝前に確認するのに役立ちます。
精進料理・宿坊での滞在
参拝だけでなく宿泊・滞在の場としての機能も整っており、精進料理の提供と宿坊での宿泊が用意されています。研修会館も備えるため、団体での研修や修行の場としても活用されています。また、清澄廟も境内に設けられており、故人を弔う場としての役割も担っています。
アクセス
千葉県鴨川市清澄322-1
営業時間
24時間営業
料金目安
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