フェリス女学院大学
横浜・山手の丘に佇む歴史ある女子大学、フェリス女学院大学。1870年の創立以来、キリスト教の精神を礎に、自立した女性の育成を一貫して追求してきた日本最古級の女子高等教育機関です。
150年以上の歴史と建学の精神
フェリス女学院大学の起源は1870年(明治3年)にさかのぼります。アメリカ改革派教会の宣教師たちによって横浜に設立されたヘボン塾(後の女子塾)が母体となり、長い年月をかけて現在の総合女子大学へと発展してきました。大学名の「フェリス」は、設立を支援したアメリカの教育者アイザック・フェリスに由来します。
建学の精神は「For Others」——自分のためだけでなく、他者のために生きることを学ぶ場として、プロテスタント・キリスト教の倫理観と教養教育を核に据えています。礼拝や聖書の授業は現代にも継承され、人間としての根本的な問いに向き合う機会を学生に提供し続けています。歴史の重みと開かれた知性が共存する校風は、受験生や保護者からも高く評価されています。
学部・学科の構成と学べる内容
フェリス女学院大学には、文学部・音楽学部・国際交流学部の三学部が設置されています(学部名・構成は年度によって変更される場合があります)。
文学部では日本語日本文学科と英語英米文学科を中心に、文学・言語・文化を幅広く探究します。古典から現代文学まで、日本語と英語の双方で深く読む力を養うカリキュラムが特徴です。少人数のゼミ制度が充実しており、教員との距離が近く、丁寧な指導を受けられる環境が整っています。
音楽学部は、演奏・声楽・作曲・音楽芸術などの専門領域を擁し、実技と理論の両面から音楽を体系的に学べます。長年にわたり優秀な音楽家や音楽教育者を輩出してきた実績があり、全国的にも評価の高い学部です。専用の練習室や演奏ホールなど設備面でも充実しており、本格的な音楽教育を受けられます。
国際交流学部では、英語を主軸に多文化理解・国際関係・コミュニケーション論などを学びます。海外留学プログラムや外国語学習の機会も豊富で、グローバルな視野を持つ人材の育成に力を入れています。
二つのキャンパスと学習環境
フェリス女学院大学は、神奈川県内に二つのキャンパスを持ちます。
山手キャンパスは横浜市中区山手町に位置し、文学部が主に活動する拠点です。石畳の坂道と異国情緒あふれる洋館が点在するこのエリアに、緑豊かなキャンパスが広がっています。歴史的な建築物と現代的な学習施設が調和した環境は、落ち着いた学びの場として多くの学生に親しまれています。
緑園キャンパスは横浜市泉区緑園に位置し、音楽学部・国際交流学部が拠点としています。相模鉄道いずみ野線「緑園都市」駅に直結するアクセスの良さが特徴で、広大な敷地内に音楽ホール・練習棟・図書館などが整備された開放的なキャンパスです。緑豊かな住宅地に囲まれた静かな環境は、集中して学ぶのに最適な場所です。
横浜・山手という特別な立地
山手キャンパスが位置する横浜市中区山手町は、幕末・明治期に外国人居留地として栄えた歴史的なエリアです。港の見える丘公園や外交官の家、山手西洋館などの観光スポットが徒歩圏内に点在し、日常的に歴史と文化が息づく環境の中で学べます。
最寄り駅はJR根岸線・石川町駅で、横浜駅から電車で約10分という好立地です。横浜・みなとみらい地区へもアクセスしやすく、都市機能と学術環境のバランスが取れた立地は、在学中のインターンシップや文化体験の機会にも事欠きません。山手の丘から港を望むロケーションは、多くの卒業生が「学生時代の原風景」として語る場所でもあります。
就職・進路と卒業後の活躍
フェリス女学院大学の卒業生は、教育・文化・芸術・国際ビジネス・メディアなど多岐にわたる分野で活躍しています。教員免許や司書資格など各種免許・資格の取得支援も充実しており、進路の幅の広さが強みの一つです。
キャリアサポートセンターでは低学年からのキャリア教育プログラムを実施し、就職活動に向けた個別相談や業界研究セミナーなども定期的に開催しています。少人数教育で培われた表現力・語学力・思考力は、社会のさまざまな場面で強みとなります。
女子大学ならではの連帯感と、150年以上にわたる同窓会ネットワーク(フェリス会)は、卒業後も心強い支えとなります。「For Others」の精神を胸に社会へ羽ばたいた先輩たちの存在は、在学生にとっての大きなロールモデルでもあります。
アクセス
神奈川県横浜市中区山手町37
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)
神奈川県
和光大学
神奈川県の大学




