
東京韓国学校中・高等部
GALLERY
東京の新宿区に位置する東京韓国学校中・高等部は、在日コリアンの子どもたちが母国の言語と文化を学びながら、豊かな教育を受けられる学校として長年にわたり地域に根ざしてきた教育機関です。日本の各種学校に分類されながらも、独自のカリキュラムと充実した教育環境で、生徒たちの可能性を広げています。
韓国語と日本語をともに磨く教育環境
東京韓国学校中・高等部の最大の特徴は、韓国語による授業を基盤としながら、日本語教育も並行して行う二言語教育にあります。在日コリアンの子どもたちの多くは、日本で生まれ育ちながらも、家庭では韓国語に触れて育ちます。この学校では、その言語環境を活かしながら、韓国語の読み書きや会話力を体系的に育てるカリキュラムが整備されています。
授業は国語(韓国語)、数学、理科、社会、英語、体育、音楽、美術など幅広い科目をカバーしており、日本の学校制度と平行する形でカリキュラムが構成されています。また、韓国の教育省が定める指針を参考にした内容も盛り込まれており、韓国の学校文化を肌で感じながら学べる点が他の教育機関にはない強みです。
韓国の歴史・文化を深く学ぶ機会
中・高等部では、単なる語学教育にとどまらず、韓国の歴史、地理、社会、そして文化的背景を深く学ぶ機会が用意されています。在日コリアンとしてのアイデンティティを育む教育は、この学校の根幹にある理念のひとつです。
授業を通じて、朝鮮半島の歴史的経緯や在日コリアンの歴史についても学びます。先祖の文化や歴史を正しく理解し、次の世代へ受け継いでいく役割を担う生徒たちにとって、これらの学びは自分のルーツを知るかけがえない経験となります。民族文化の継承という視点から、舞踊や音楽、芸術に関する課外活動も盛んに行われており、学校全体が韓国文化を体感できる場として機能しています。
進路の多様性と両国大学への進学実績
高等部を修了した生徒たちの進路は多岐にわたります。韓国の大学への進学を目指す生徒はもちろん、日本国内の大学や専門学校への進学を選ぶ生徒も多くいます。東京韓国学校では、こうした多様な進路選択に対応できるよう、進路指導に力を入れています。
高校卒業資格については、各種学校の卒業資格として位置づけられますが、生徒が希望する進路に応じて、必要な検定試験や入学資格の取得に向けたサポートも行われています。二言語を操り、異文化理解の素地を持つ卒業生たちは、国際的なビジネス環境や教育・福祉・文化分野など、さまざまな領域で活躍しています。両国の言語と文化を深く理解しているという強みは、現代のグローバル社会において大きなアドバンテージとなります。
新宿区という立地と地域とのつながり
学校が位置する東京都新宿区若松町は、都心に近く、交通利便性が高いエリアです。新宿という土地は、古くから在日コリアンコミュニティが形成されてきた場所でもあり、学校がこの地に根ざしてきたことには深い歴史的背景があります。
周辺には新宿御苑や神宮外苑など、都内を代表する緑豊かなスポットも点在しており、学習のかたわら自然の中でリフレッシュできる環境も整っています。また、新宿という都市機能の充実した立地は、卒業後に東京で働く・学ぶ生徒たちにとっても、都市生活への接続がスムーズな点で有利です。
在日コリアンの保護者や地域のコミュニティとの連携も大切にされており、学校行事や保護者会を通じて、学校・家庭・地域が一体となって生徒を支える体制が築かれています。
こんな生徒・保護者に向いている学校
東京韓国学校中・高等部は、主に次のような方に適した教育環境です。
在日コリアンとして韓国語や韓国文化を深く学ばせたいと考える保護者、子ども自身が自らのルーツと向き合いながら成長したいと思っている生徒、韓国と日本の両方の文化的素養を身につけたうえで将来の進路を広げたい方、そして韓国語を日常的に使いながら学校生活を送りたいと考える子どもたちにとって、この学校は理想的な学びの場となるでしょう。
日本語だけでなく韓国語でも学ぶ環境は、バイリンガル教育の観点からも非常に価値が高く、言語力と文化的感受性を同時に育てる貴重な機会です。在日コリアンとしてのアイデンティティを大切にしながら、現代社会を生き抜く力を身につけるための教育が、ここには凝縮されています。
アクセス
東京都新宿区若松町2-1
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)






