
佐久総合病院 佐久医療センター
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佐久総合病院 佐久医療センターは、JA長野厚生連が運営する佐久総合病院グループの中核的な高度医療拠点です。グループの原点は1944年(昭和19年)1月、長野県佐久市臼田に開院した20床の小さな病院にまでさかのぼります。以来80年以上にわたり、地域の人々の健康を支え続けてきたその歩みは、日本の地域医療史においても特別な意味を持ちます。
「農民とともに」を合言葉に築かれた医療の精神
グループの礎を築いた外科医・若月俊一は、「農民とともに」という合言葉を掲げ、生涯を地域医療の実践と発展に捧げました。単に病気を治すだけでなく、人々が「生きがいある暮らし」を送れるよう地域づくりそのものに関わるという姿勢は、現在のグループ全体の理念として受け継がれています。この思想は、医療・介護・在宅支援を一体的に提供するグループの現在の姿に直結しています。
高度急性期・専門医療を担う紹介型病院
佐久医療センターは、佐久総合病院グループの中で「高度急性期・専門医療を担う紹介型病院」として位置づけられています。複雑な疾患や高度な処置を必要とする患者をグループ内外から受け入れ、専門性の高い診療を提供することがこの施設の使命です。
近年導入された先進医療技術の充実ぶりは特筆に値します。手術支援ロボット「ダヴィンチ」による低侵襲手術、神経内分泌腫瘍に対するルタテラ治療、乳腺の良性疾患に適用される乳腺ラジオ波治療、脳動脈瘤に対するフローダイバーター治療、MRI超音波融合による前立腺生検、心臓の弁膜症に対するマイトラクリップ、卵円孔開存に対する経皮的閉鎖術、腰椎椎間板ヘルニアへの椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)と、幅広い診療領域で最新の技術が取り入れられています。いずれも身体への負担を抑えながら高い治療効果を目指す、現代の専門医療の最前線を反映した治療法です。
グループ連携による「救急から在宅まで」の切れ目ない医療
佐久総合病院グループは現在、3つの病院(本院・佐久医療センター・小海分院)と1つの診療所(小海診療所)、2つの老人保健施設、複数の訪問看護ステーション、1つの宅老所を擁しています。1次から3次までの救急医療、高度急性期医療、慢性期医療、在宅医療と、医療ステージごとに役割を分担しながら、それぞれが密に連携することで患者が施設間をシームレスに移行できる体制を整えています。
高齢化が進む地域において、病院での急性期治療を終えた後の生活復帰まで視野に入れた「地域包括ケア」の実践は、グループ全体で長年培ってきた強みです。地域の行政・医療機関・福祉施設とも連携し、東信地域の保健・医療・福祉を包括的に支える体制が構築されています。
教育・研究機能と地域への開かれた姿勢
佐久総合病院グループは医療提供にとどまらず、次世代の医療人育成にも積極的に取り組んでいます。初期臨床研修医の受け入れ、夏期医学実習生の募集、高校生を対象とした看護師体験プログラム、そして農村医学夏季大学講座(2026年で第65回を迎える歴史ある講座)など、教育・研究機能も地域医療の重要な柱として位置づけられています。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進にも取り組み、現場の知恵を活かした医療の進化を続けています。
アクセス
長野県佐久市中込3400番地28
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