
心臓病センター榊原病院
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1932年に岡山市で開設された心臓病センター榊原病院は、90年以上にわたって心臓疾患の専門医療に特化してきた病院です。開院以来の心臓血管手術実績は約21,000例(2026年1月現在。ペースメーカ・腹部大動脈瘤等を除く現行基準)に上り、中国地方のみならず全国から患者が訪れる高度専門病院として知られています。
1936年、世界初の心臓外傷手術を成功させた歴史
同院の歴史において特筆すべきは、1936年に世界初の心臓外傷手術を成功させたという記録です。以来、「全国でもトップクラス」と称される心臓・大血管疾患の専門施設として発展を続け、常に最先端の治療技術を取り入れてきました。現在も手術希望者の約25%が岡山県外からの患者であり、その実績と信頼が広く知られていることを示しています。
幅広い心臓疾患と最先端の治療法
対応する疾患は、心臓弁膜症・大動脈瘤・虚血性心疾患・不整脈・重症心不全・先天性心疾患と多岐にわたります。治療法も多彩で、開胸手術より身体への負担が少ないMICS(低侵襲心臓手術)をはじめ、カテーテルを用いたTAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)、M-TEER(経皮的僧帽弁接合不全修復術)、T-TEER(経皮的三尖弁接合不全修復術)など、近年普及が進む低侵襲手術を積極的に導入しています。また、CABG(冠動脈バイパス手術)、PCI(冠動脈ステント治療)、エキシマレーザ、ロータブレータ、カテーテルアブレーション、心臓ペースメーカ・ICD、補助人工心臓植込み手術、そして遠隔モニタリングシステムも備えており、病態に応じた幅広い選択肢が用意されています。
2026年5月には、片頭痛治療を目的とした卵円孔開存カテーテル閉鎖術を自由診療として新たに開始するなど、新しい治療領域への取り組みも続いています。
院内完結できる診断・検査体制
心臓専門病院としての強みの一つが、診断から再発予防まで一貫して院内で完結できる体制です。320列冠動脈CT検査やカテーテル検査など、心臓疾患の診断に必要な検査を院内で実施できるため、複数施設をまたぐ負担が軽減されます。診療科は循環器内科・心臓血管外科に加え、脳卒中科・糖尿病内科も設置されており、心臓疾患と関連の深い合併症へもワンストップで対応できます。
多職種チームによるトータルサポート
治療の質を支えるのは、多職種が連携した医療チームの存在です。栄養サポートチーム・感染制御チーム・心不全チーム・重症心不全および補助人工心臓管理チーム・糖尿病センターなどが編成されており、患者の治療から回復・再発予防まで継続的に関わる体制が整えられています。
予防医療・フィットネスと遠方患者へのサポート
病気の治療にとどまらず、プレミアム心臓・脳ドックによる早期発見や、メディカル・フィットネスクラブを活用した予防・維持期のサポートにも力を入れています。また、遠方から受診を検討する方に向けては手術相談窓口が設けられており、ドクターカーも保有するなど、緊急時の対応体制も整備されています。地域包括ケア病棟も設置されており、急性期を過ぎた後の回復期まで継続的に支援できる環境が整っています。
アクセス
岡山県岡山市北区中井町2丁目5-1
営業時間
月〜金 8:00〜11:00受付(診察8:30〜12:00)、13:00〜15:00受付(診察13:30〜15:30)。土曜日の外科は予約診療のみ。初診の方は予約不要で直接来院可能。
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