
埼玉ピースミュージアム
GALLERY
埼玉県東松山市に位置する埼玉ピースミュージアム(埼玉県平和資料館)は、1993年(平成5年)8月に開館した平和学習の拠点です。第二次世界大戦の終結から80年が過ぎ、戦争の記憶が急速に風化しつつある今、実際に戦争を体験した人々の声や記録を次世代へ確実に引き継ぐことを使命として活動を続けています。
展示と普及事業──記録を生きた言葉で伝える
館内では常設展示・企画展示に加え、実際の戦争体験者による証言ビデオの上映や、戦争・平和を題材としたアニメの上映など、映像を通じた学習プログラムを実施しています。また、戦時中の体験を聞く会や講演会、映画会といった対話型・参加型のイベントも定期的に開催。文字や写真のパネルにとどまらず、声と映像を組み合わせた多角的なアプローチで、当時の記憶を来館者に届けます。
企画展「カメラが見つめた戦中戦後の深谷」
2026年5月26日から7月26日まで、地下2階ギャラリーにて令和8年度ギャラリー展Ⅰ「カメラが見つめた戦中戦後の深谷」が開催中です。本展の核となるのは、当時深谷在住・東京勤務だった飯野三郎氏が日々の様子を撮り続けた記録写真群。御子息の昭氏から寄贈されたこれらのスナップ写真は、戦時中から戦後にかけての地方の暮らしを鮮明かつ生き生きと捉えており、「深谷の暮らしと戦争」「戦中の子供と深谷」「戦後の深谷」の3テーマで構成されています。一市民の視点で切り取られた何気ない日常の風景と、そこに重なる戦争という現実の対比が印象的な展示です。
音楽と朗読が届ける平和のメッセージ
2026年7月5日には、館内の講堂でチャリティーピースコンサートが開催されます(開場13:30、開演14:00、終演15:30予定)。フルート・バイオリン・チェロの3種の楽器によるアンサンブルで親しみやすい音楽を届けるもので、参加費は無料(チャリティーへのご協力をお願いしています)、定員は160名です。予約は電話(0493-35-4111)または来館にて受け付けています。
また2026年6月14日には、下北沢 土筆の会による朗読会が同じく講堂で開かれました。戦争・平和にまつわる物語を心を込めて読み上げる朗読は、展示パネルとは異なる形で来館者に平和の意味を問いかけるプログラムです。いずれも参加費は無料で、定員は160名。
折り鳩アート「はとに願いを」
戦後80年を記念した企画として制作された折り鳩アート「はとに願いを」は、好評につき展示期間を2026年8月30日まで延長して公開中です。来館者自身も折り鳩アート制作に参加できる仕掛けが用意されており、平和への願いを自らの手で込める体験型の展示となっています。
訪問前に:長期休館のお知らせ
2026年8月31日以降、大規模修繕工事のためしばらくの間休館する予定です。再開時期は公式ウェブサイトおよびSNSで随時告知されます。休館中も資料の館外利用(一部)とピースキャラバンは継続して利用できますが、展示や各種イベントへの参加を検討している場合は、休館前にスケジュールを確認してから訪問することをおすすめします。
アクセス
東松山市岩殿241-113。最寄駅の情報は記載されていません。
営業時間
開館時間:9:00~16:30(最終入館16:00)。休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日または県民の日の場合は開館、その翌平日が休館)、年末年始(12月29日~1月3日)。※2026年8月31日以降大規模修繕工事のため長期休館予定。
料金目安
企画展、朗読会、コンサートなどは無料。常設展示料金については記載されていません。
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店舗詳細
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