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竜串観光汽船(グラスボート)

竜串観光汽船(グラスボート)

※写真はイメージです。

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高知県土佐清水市、四国最南端に近い竜串の海に40年以上通い続けてきた「グラスボートの元祖」が竜串観光汽船だ。スキューバダイビングの装備も泳ぎの技術も要らず、船に乗り込むだけで竜串海域公園の豊かな海中世界へ誘ってくれる。

元祖グラスボートが見せる海底の世界

竜串観光汽船が"元祖"を名乗るのは伊達ではない。船底に設けられたガラス窓を通じて、濁りのない土佐の海を真下に見下ろしながら進む体験は、この船が長年培ってきた運航ノウハウがあってこそ成立する。透明度の高い水域を選んだ航路と、熟練した操船が組み合わさることで、海底のサンゴ礁を間近に眺められる。お子様連れでも座ったまま楽しめるのが、ダイビングとは異なる最大の強みだ。

竜串の海で出会える生きもの

航路上では、マザーサンゴと呼ばれる大型のサンゴをはじめ、四季を通じてさまざまな海中生物が姿を見せる。近年のブログ記事には、サンゴの陰に潜むオニヒトデや、青い光を帯びたヒレナガカンパチ(ネイリ)の群れが記録されており、季節ごとに主役が移り変わるのも見どころの一つ。船長は海の保護活動の一環としてオニヒトデやマンジュウヒトデの特別採捕許可を取得しており、単なる観光事業にとどまらず、竜串海域公園の生態系を守る立場でもある。

名物船長のブログで「今日の海」を予習する

40年以上グラスボートを出航させてきた名物船長は、現役でブログを更新し続けている。サンゴの開花状況、珍しい来訪魚、海開きの様子など、訪問前にチェックすれば「どんな生きものが見られそうか」をある程度把握できる。当日の運航状況もウェブサイトで発信されており、天候による運休判断も随時告知されるため、遠方からの旅行者でも計画が立てやすい。

ガイドと歩く「見残し奇岩ツアー」

竜串観光汽船が運航するのはグラスボートだけではない。竜串〜見残し海岸間の航路を進んだ先では、ガイド付きの見残し奇岩ツアーが開催されている。長い年月が海水と潮風によって刻んだ奇怪な岩々を、専門的な解説を聞きながら巡ることができ、海の中と陸の上、両方から土佐の自然を体感できる構成になっている。グラスボートと組み合わせることで、竜串エリアの見どころをより深く味わえる。

アクセス

高知県土佐清水市竜串19-10。詳細なアクセス情報は公式サイトの確認が必要です。

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