
はわい温泉 民宿鯉の湯
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鳥取県中部、東郷湖畔に広がるはわい温泉。そのほとりに静かに佇む「民宿鯉の湯」は、漁師が営む素朴な宿として、地元の食と天然温泉の両方を心ゆくまで楽しめる宿泊施設です。
はわい温泉と民宿鯉の湯
「はわい温泉」という名前に驚く人は少なくありません。南国リゾートを連想させるその響きは、もともとこの地の旧地名「羽合(はわい)」に由来しており、アメリカのハワイとは無関係ながら、どこかのどかで明るいイメージを持つ温泉地です。東郷湖の北岸に位置するはわい温泉は、湖と山に囲まれた自然豊かな環境の中にあり、日本海の恵みも近い好立地。そんな土地柄をそのまま体現しているのが、民宿鯉の湯です。
オーナーは漁師を本業とする家族経営の宿で、宿の名の通り、地元の漁業と深く結びついた暮らしの中から生まれた宿泊施設です。派手な設備や大型温泉ホテルとは一線を画す、こじんまりとしたアットホームな雰囲気が、リピーターを呼び続ける最大の魅力。口コミ評価は180件を超えても4.27という高評価を維持しており、実際に泊まった旅人からの支持の厚さが伝わってきます。
漁師の宿ならではの食事
民宿鯉の湯を語るうえで欠かせないのが、料理の充実ぶりです。「料理自慢の漁師の宿」という看板に偽りなく、東郷湖や日本海で獲れた新鮮な魚介類が食卓を彩ります。
東郷湖は汽水湖であり、淡水魚と海水魚が混在する珍しい漁場。宿の名に冠された「鯉」もそのひとつで、地元ならではの湖産魚介が食卓に並びます。さらに日本海の幸も加わり、地の魚をふんだんに使った夕食は、宿に来ることそのものが楽しみになるほどの充実ぶりです。刺身、焼き物、煮物と、素材の鮮度を活かしたシンプルかつ丁寧な調理が評判で、「魚料理がとにかくおいしかった」という口コミが多数寄せられています。
朝食もまた丁寧な和食が提供されます。前夜の豪勢な夕食の余韻に浸りながら、湖畔の朝の空気とともに迎える朝ごはんは、旅のリズムをゆっくり整えてくれます。地元の食材を使った素朴な味わいは、観光地の華やかさとは異なる、日常の延長にある豊かさを感じさせます。
かけ流し天然温泉
民宿鯉の湯の温泉は、加水・加温なしのかけ流し方式。はわい温泉の源泉は東郷湖の底から湧き出る珍しい湖底温泉で、その湯を引いた浴槽に浸かることができます。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、肌をなめらかにするとともに体の芯からじっくりと温まる効果があるとされています。
大型ホテルのような大浴場ではありませんが、民宿ならではのこじんまりとした湯船で、ゆったりと湯に浸かれる環境が整っています。かけ流しの湯は常に新鮮な状態で注がれており、鮮度の高い温泉を独り占めするような贅沢感があります。旅の疲れを洗い流し、翌朝の目覚めには体の軽さを感じる人も多いようです。
はわい温泉全体が「東郷湖温泉郷」として知られており、周辺には他の旅館や温泉施設も点在しています。宿の温泉に加えて、温泉街を散歩しながら外湯を楽しむのも、この地ならではの過ごし方のひとつです。
客室と館内の特徴
2019年10月には一部の客室が改装されており、清潔感と居心地のよさがさらに向上しています。和室を中心とした構成で、畳の上でくつろぐ時間は、現代の慌ただしい日常から距離を置くのにちょうどよい環境です。窓の外に広がる湖や山の景色を眺めながら過ごす時間は、旅の醍醐味そのものといえるでしょう。
民宿という規模感ゆえに、スタッフとの距離が近く、気軽に話しかけやすいのも特徴です。観光のアドバイスや地元の食にまつわる話など、ガイドブックには載っていないローカルな情報を宿の人から直接聞けるのは、大型ホテルではなかなか得られない体験です。駐車場は15台分が無料で利用可能で、マイカーやレンタカーでの旅行者にも安心です。
料金は最安で1名6,050円からという設定は、温泉宿としてコストパフォーマンスに優れており、家族旅行や友人との旅、カップルのプチ旅行など幅広い利用シーンに対応できます。
周辺観光とおすすめの過ごし方
はわい温泉を拠点にすると、鳥取県中部の見どころに効率よくアクセスできます。
宿からほど近い「東郷湖」は、湖畔の遊歩道を散歩したり、サイクリングを楽しんだりするのに適した穏やかなロケーション。湖上を渡る風が気持ちよく、季節ごとに変わる水辺の風景は飽きることがありません。
内陸に向かえば、「三朝温泉(みささおんせん)」も日帰りで立ち寄れる距離にあります。ラジウム泉で有名なこの温泉地は、世界屈指のラドン濃度を誇り、健康増進を目的に訪れる人も多い場所です。
さらに足を延ばすと、「鳥取砂丘」や「砂の美術館」など鳥取を代表する観光地も圏内に収まります。また、国宝・三徳山三佛寺の投入堂(なげいれどう)は、断崖絶壁に建てられた建造物として全国的に知られており、冒険心をくすぐる体験型の観光スポットとして人気があります。
倉吉市街には白壁土蔵群が残る歴史的な町並みがあり、散策を楽しみながらカフェや土産物店に立ち寄るのも充実した半日コースになります。
アクセスと利用シーン
中国自動車道・院庄インターチェンジから国道179号線を経由して約70分、米子自動車道・蒜山インターチェンジから国道313号線を経由して約45分というアクセスは、関西・中国地方からのドライブ旅行にちょうどよい距離感です。山陰本線の松崎駅または倉吉駅からは車で15分ほどで、鉄道利用の場合も送迎の相談が可能かどうか事前に確認しておくとよいでしょう。
家族でのんびりと温泉と海の幸を楽しむ旅、カップルで静かな湖畔の宿に泊まる小旅行、友人同士で鳥取の自然と食を満喫するトリップなど、さまざまな旅のスタイルに対応できる民宿です。大人数の団体よりも、少人数でゆったりと過ごしたい人に特に向いています。素朴でありながら本物の味と湯を持つ宿として、鳥取の旅の記憶に深く刻まれる一泊になるはずです。
アクセス
中国自動車道院庄ICよりR179で70分/米子自動車道蒜山ICよりR313で45分/山陰本線松崎駅・倉吉駅より車15分
料金目安
¥6,050 〜
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