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えとぴりか村

えとぴりか村

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霧多布岬の広大な原野にひっそりと佇む「えとぴりか村」は、北海道東部・浜中町に根を下ろした木造の小さなゲストハウスです。手垢のついた観光地から遠く離れ、アイヌの言葉で「美しい海岸」を意味するこの地で、ただひたすら自然と向き合う静かな旅を求める人に、口コミ評価4.17点(142件)という高評価が示す確かな居心地が待っています。

霧多布岬の原野に佇む、唯一無二の立地

えとぴりか村が立つのは、北海道東部・浜中町の霧多布岬周辺。釧路から東へ車で約1時間、根室との中間あたりに位置するこの地は、北海道のなかでも特に訪れる人が少ない「手つかずのエリア」として知られています。周囲に広がるのは、人の手がほとんど入っていない湿原と草地、そして海岸線の景色。コンビニや大型観光施設とは無縁の、本当の意味での「原野」に宿があります。

「えとぴりか」とはアイヌ語で「美しい海岸」を意味する言葉。この宿の名前は、霧多布の海岸が古来より美しい場所として人々に愛されてきた歴史を静かに伝えています。ここには、温泉地や繁華街にある宿では決して味わえない、大地のスケール感と静けさがあります。

個室で過ごす、プライベートな旅時間

えとぴりか村はゲストハウスという形式をとりながらも、すべての部屋が個室として利用できるのが大きな特徴です。ドミトリーベッドで見知らぬ旅人と同室になるスタイルではなく、自分だけの空間でゆっくりと旅の疲れを癒すことができます。一人旅の旅人はもちろん、カップルや気心の知れた友人同士での利用にも適しています。

木造の建物は、余計な装飾を排した素朴なつくり。北海道らしい木の温もりを感じる空間で、シンプルながらも必要な設備が揃っています。宿泊料金は1泊4,900円〜と、北海道の観光地の宿泊施設としては手の届きやすい価格帯です。長期滞在を希望する旅人や、自転車やバイクで北海道を旅するバックパッカーにとっても、ベースキャンプとして使いやすい宿といえるでしょう。

霧多布湿原と岬の大自然を満喫する

えとぴりか村に泊まる最大の理由のひとつが、霧多布岬とその周辺に広がる圧倒的な自然です。宿の近くにある霧多布岬は、太平洋に向かって鋭く突き出た岬で、晴れた日には水平線まで広がる海の眺めが迫力満点。霧が多い地域特有の幻想的な風景が広がることもあり、訪れるたびに違う表情を見せます。

周辺の霧多布湿原は、ラムサール条約に登録された重要な湿地のひとつ。野生のエゾカンゾウやワタスゲなどの植物が群生し、季節ごとに色とりどりの花が湿原を彩ります。ラッコやゼニガタアザラシなどの海洋生物が沿岸部に生息していることでも知られており、運がよければ海岸から野生のラッコをその目で確認できることもあります。野鳥の種類も豊富で、バードウォッチングを目的に訪れる旅人も少なくありません。

浜中・釧路エリアの観光拠点として

えとぴりか村は、浜中町および釧路エリアを旅するための絶好の拠点となります。釧路市街へは車で約1時間。釧路湿原国立公園や和商市場、釧路フィッシャーマンズワーフなど、釧路の定番スポットへのアクセスも無理のない距離です。

宿から東へ向かえば、根室・納沙布岬方面へとつながります。日本最東端に近いこのエリアまで足を延ばせば、条件次第では北方領土を望むこともできます。また、厚岸(あっけし)では新鮮な牡蠣を堪能できる食の観光も楽しめます。厚岸の牡蠣は年間を通じて食べられる北海道屈指のブランド牡蠣として知られており、道の駅「コンキリエ」での新鮮なシーフードは旅の楽しみのひとつになるでしょう。

アクセスと旅のスタイル

えとぴりか村へのアクセスは、自動車または公共交通機関のいずれかとなります。JR根室本線・浜中駅が最寄りの鉄道駅ですが、列車の本数が非常に少なく、駅から宿まで距離があるため、レンタカーやバイク、自転車での来訪が現実的です。北海道東部を自転車でツーリングする旅人にとっては、その孤立した立地こそが「辿り着いた」という達成感をもたらし、旅の記憶に深く刻まれる宿になることでしょう。

最寄りの都市・釧路からレンタカーを借りて霧多布岬を目指すルートがもっとも一般的です。道中には北海道東部らしいのどかな農村風景が広がり、ドライブそのものも旅の醍醐味になります。なお、周辺にはコンビニや飲食店が非常に少ないため、事前に食料や飲み物を準備しておくことをおすすめします。

こんな旅人におすすめ

えとぴりか村は、「ただ泊まるだけでなく、その場所に浸りたい」という旅人に特に向いています。SNS映えを狙った観光スポットを次々と巡るスタイルではなく、一か所に腰を据えて霧多布の空気をゆっくりと吸い込むような旅が、この宿の真骨頂です。

一人旅で自分と向き合う時間が欲しい人、北海道の「本物の原野」を体感したい人、混雑した観光地や都市のホテルに疲れた人、野生動物や湿原植物を間近に観察したい自然愛好家——そのような旅人にとって、えとぴりか村は忘れられない一夜を提供してくれる宿です。口コミ評価4.17点(142件)という高い評価は、ここを訪れた旅人たちが一様に感じた「来てよかった」という充足感の積み重ねにほかなりません。

アクセス

釧路バスが廃止になり、花咲線茶内駅から町営バス霧多布温泉行終点下車となりました。土日祭日は前日までの予約が必要です。

料金目安

¥4,900 〜

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