
風の 倉吉
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神話の舞台として知られる山陰の地、鳥取県倉吉市。その山懐に2026年7月、全11室のスモールラグジュアリーホテル「風の 倉吉」が誕生する。都市の喧騒を離れ、自然の風と静寂の中に身を委ねる、新しいかたちのリトリートがここにある。
神話のふるさとに息づく、山間のリトリート
鳥取県中部に位置する倉吉市は、古くから「神話のふるさと」と称される山陰地方の中核を担ってきた地。周辺には出雲神話ゆかりの伝承が数多く残り、その土地の記憶は山や川、里の景色の中に今も静かに息づいている。
「風の 倉吉」は、そうした豊かな風土と歴史を背景に生まれたリトリートホテルだ。全11室という小規模ながら上質な空間構成は、大型リゾートでは得られない「自分だけの静かな時間」を旅人に約束する。ここに宿泊することは、ただ眠るのではなく、自然の中で心をほどく体験そのものだ。
全11室が紡ぐ、上質なプライベート空間
「スモールラグジュアリー」というコンセプトを体現するのが、全11室という厳選された客室数だ。部屋数を絞ることで実現する行き届いたサービスと、静寂に満ちたプライベート感は、このホテルの最大の特徴と言えるだろう。
山間に位置する立地を活かした客室は、窓の外に広がる緑の景色と自然光を最大限に取り込む設計が基本となっている。日本の四季の移ろいをそのまま部屋の中から感じられるよう、自然素材を取り入れた落ち着きのある空間づくりが施されている。少人数のゲストが互いの気配を感じながらも、それぞれのペースで過ごせる環境が整う。
山陰の恵みを食卓で味わう
倉吉市を含む鳥取県中部は、豊かな食材の産地でもある。日本海からもたらされる新鮮な海の幸、中国山地の山の恵み、そして清らかな水が育む農産物が揃う土地柄だ。
「風の 倉吉」では、地元の旬の食材を中心に据えた食体験が宿泊の大きな魅力のひとつ。山陰の風土と職人の技が交わる食卓を通じて、この土地の豊かさをじっくりと味わうことができる。リトリートを主題に置くこの宿だからこそ、食事の時間もまた、心を整えるための大切な一場面として設えられている。
周辺の観光・自然スポット
宿を拠点に、倉吉周辺の豊かな観光資源へのアクセスも魅力のひとつだ。
倉吉市の中心部には、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれた「白壁土蔵群」がある。江戸時代から明治にかけての商家建築が今も軒を連ねる玉川沿いの景観は、ゆったりと歩くほどに趣が増す。レトロな街並みに並ぶ個性的な店や工房を巡る散策は、半日では足りないほどの充実感をもたらしてくれる。
また、宿泊地の近隣には名湯・三朝温泉(みささおんせん)が位置する。世界有数のラドン含有量を誇るこの温泉は、古くから「三日逗留すれば病が癒える」と言われてきた名湯で、川沿いに広がる温泉街の風情も格別だ。リトリート滞在中に足を延ばしてみれば、心身の回復をさらに深めることができるだろう。
大山(だいせん)を中心とする大山隠岐国立公園へのアクセスも比較的良好で、雄大な自然の中でのハイキングや登山も選択肢に入る。日本百名山のひとつにも数えられる大山の威容は、山陰を代表する絶景のひとつだ。
アクセスと旅のスタイル
JR倉吉駅から車で約15分という立地は、公共交通機関との組み合わせもしやすく、遠方からの旅人にも利用しやすい。鳥取駅や米子駅からのアクセスも現実的で、山陰山陽を横断する旅の途中に立ち寄ることも可能だ。
駐車場は無料で完備されており、マイカーやレンタカーでのアクセスにも対応している。来館の際はフロントへ立ち寄ることで、スムーズなチェックインが案内される。
こんな旅人におすすめ
「風の 倉吉」は、日常の疲れを根本から癒したい人、自然の中で思考をリセットしたい人、そして静かな贅沢の中でパートナーや大切な人と過ごしたい人に向けて設えられた宿だ。
全11室という規模感は、団体旅行よりも少人数のカップルや友人同士、あるいは一人旅の旅人にこそ響く。スマートフォンを置いて、風の音と山の匂いと季節の味だけを感じる数日間。倉吉という土地が持つ神話の奥行きが、旅人の想像力をやさしく解き放ってくれるだろう。
2026年7月の開業とともに、山陰の旅の新たな選択肢として、「風の 倉吉」はその扉を開く。
アクセス
JR倉吉駅より車で約15分
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