
十二館 新館
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長野県佐久エリアの山深い高原に、ひっそりと佇む隠れ宿がある。春日温泉の豊かな湯と信州の山の幸、そして名物の鯉料理——知る人ぞ知る「十二館 新館」は、わずか5室だけの小さな宿でありながら、訪れた人々から高い評価を集め続ける上質な滞在空間だ。
信州の秘境・春日温泉とは
長野県佐久市から山側へ分け入ったところに広がる春日温泉エリアは、地元でも「知る人ぞ知る」と評される隠れ湯の里だ。標高の高い高原に位置し、澄んだ空気と豊かな緑に囲まれた静寂な環境は、日常の喧騒から完全に切り離された別世界のような趣がある。信州を代表する名湯のように大きく取り上げられることは少ないが、その落ち着いた雰囲気と素朴な温泉情緒を愛するリピーターが多く、「こんな宿をずっと探していた」という声が後を絶たない。十二館 新館は、そんな春日温泉の高原に佇む温泉宿であり、信州の自然と一体になった静かな滞在を提案している。
わずか5室の静かな宿——贅沢な「小ささ」
十二館 新館の最大の特徴は、全5室という限定的な客室数だ。大型リゾートとは一線を画した小さな宿ならではの、手の届く温もりあるサービスが自慢となっている。大浴場に人が溢れることも、廊下でのすれ違いを気にする必要もなく、宿全体が自分たちのプライベート空間のように感じられる。館内はこぢんまりとしているが、その分スタッフの目が行き届き、細やかなもてなしを受けられるのが大きな魅力だ。
客室は高原の静けさを最大限に引き出すシンプルな設えで、窓の外には信州らしい自然の風景が広がる。長期連休やシーズンのピーク時にはすぐに予約が埋まることもあるため、訪れたい日程が決まったら早めの予約が賢明だ。少人数で静かにゆっくりと過ごしたい旅行者、喧騒を離れて英気を養いたい方にとって、5室限定という「小ささ」そのものが、ここでは最高の贅沢となる。
名物の鯉料理と山の幸——信州の食を堪能する夕餉
十二館 新館の夕食で真っ先に話題に上るのが、自慢の鯉料理だ。信州は内陸の山国ゆえ、古くから海の魚に代わる淡水魚として鯉が食文化に根付いている。特に佐久市を含む長野県東信エリアは「佐久鯉」の産地として全国的に知られており、その佐久鯉を使った料理はこの地域ならではの味覚として受け継がれてきた。
十二館 新館では、この佐久鯉を丁寧に仕上げた料理を食膳に並べている。鯉こくや甘露煮など伝統的な調理法で、臭みなく上品に仕上げられた鯉料理は、「生まれて初めて鯉を美味しいと思った」という感想を持つ宿泊客も少なくない。鯉料理に加え、季節の山菜や地元の野菜、信州特産の食材を使った山の幸の数々が食卓を彩り、信州の大地の恵みをたっぷりと味わえる献立となっている。
料金は最安11,000円〜とリーズナブルなプライスから設定されており、質の高い食事と温泉を含めた費用対効果の高さも、この宿の根強い人気を支えている要素のひとつだ。
温泉と高原の空気——心身をほぐす滞在体験
春日温泉の湯は、山間の自然豊かな環境の中で湧き出る。高原にある宿という立地を活かし、四季を通じて移り変わる自然の表情を感じながら温泉を楽しめるのが醍醐味だ。春には新緑の清々しい風景、夏には高原ならではの涼やかな空気、秋には山を染める紅葉、冬には雪に包まれた静寂の景色——どの季節に訪れても、窓の外の移ろいと温かな湯が相まって、深いリラクゼーションへと誘ってくれる。
小さな宿だからこそ、温泉もゆったりと使えるのが嬉しいところだ。人混みを気にせず、ひっそりと湯に浸かりながら日頃の疲れを癒す時間は、この宿ならではの贅沢と言えるだろう。仕事や日常のストレスを湯の中に溶かし、翌朝には高原の澄んだ朝の空気で心をリセットする——そんな丁寧な滞在体験が、ここでは静かに待っている。
周辺観光——佐久・軽井沢エリアの見どころ
十二館 新館が位置する佐久エリアは、周辺に多彩な観光スポットを抱えている。北に目を向ければ、浅間山の麓に広がる軽井沢まで車でアクセスできる距離にあり、高原リゾートとしての軽井沢の観光施設やアウトレット、旧軽銀座の散策なども組み合わせやすい。また、佐久市内には佐久鯉の名産地としての食文化を体感できるスポットや、広大な高原風景を楽しめる自然公園も点在している。
佐久平駅周辺は北陸新幹線の停車駅でもあり、東京からのアクセスも良好。宿泊を軸に、佐久・小諸・上田・軽井沢といった長野県東信地方をじっくり巡る旅の拠点としても、十二館 新館はぴったりの宿だ。大自然に囲まれた温泉宿でリフレッシュしながら、翌日は信州の歴史や風土を旅するというプランも、この地ならではの旅の楽しみ方と言えるだろう。
アクセスと駐車場——車でのアクセスが便利
最寄り駅はJR(北陸新幹線・小海線)佐久平駅。駅から宿へはお車でのアクセスが便利で、山間の高原へと向かう道中も信州の自然を楽しめるドライブコースとなっている。
駐車場は10台分が無料で完備されており(先着順)、マイカーでの訪問も安心だ。さらに、バイク用の屋根付き駐輪場が2〜3台分用意されているのも、ツーリングライダーには嬉しいポイントだろう。信州の峠道をバイクで駆け巡り、温泉宿でゆっくりと一泊するという旅のスタイルにも、十二館 新館は柔軟に対応している。都市部の喧騒を忘れ、信州の山に抱かれた小さな温泉宿でゆったりと過ごす——そんな静かで豊かな旅を、十二館 新館は訪れる人を限定しながら、丁寧にもてなし続けている。
アクセス
JR 佐久平駅よりお車
料金目安
¥11,000 〜
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