
BookTeaBed IZUOSHIMA(伊豆大島)<大島>
GALLERY
東京からフェリーで約2時間、太平洋に浮かぶ伊豆大島に、本好きとコーヒー好きのための特別な宿がある。約5,000冊の書籍に囲まれながら、こだわりの一杯を片手にゆったり過ごせる「BookTeaBed IZUOSHIMA」は、島の非日常と読書の喜びを同時に味わえる、唯一無二の宿泊体験を提供している。
本・お茶・ベッドが融合するコンセプトステイ
「BookTeaBed」という名前は、「本(Book)」「お茶(Tea)」「ベッド(Bed)」の三要素を組み合わせたコンセプトから生まれている。館内には約5,000冊もの蔵書がジャンルを問わず並んでおり、旅の間じゅう好きな一冊を手に取って読める環境が整っている。ラインナップは小説、エッセイ、旅行記、写真集、アートブック、漫画など多岐にわたり、普段はなかなか手が届かなかった一冊との偶然の出会いも、この宿ならではの旅の醍醐味だ。
コーヒーもまた、この宿の重要な柱のひとつ。丁寧に淹れられた一杯を傍らに、ページをめくりながら時間を忘れる体験は、スマートフォンの存在すら忘れさせるほどの豊かさがある。本との相性が抜群なカフェ空間は、チェックイン後にそのまま滞在し続けたくなる居心地のよさで、読書好きはもちろん「普段あまり本は読まないけれど、雰囲気が好き」というカフェ派の人にも自然と本の世界へ引き込まれる空気感がある。
本に囲まれた館内と客室
書籍がぎっしりと並んだ空間は、大切な書店や図書館に泊まるような感覚を呼び起こす。棚いっぱいに並んだ背表紙は視覚的にも豊かで、インテリアとしての役割も兼ねている。照明は落ち着いた温かみのある雰囲気で統一されており、読書に最適な環境が整えられている。
客室はシンプルで機能的なデザインが基本で、余計なものを削ぎ落とした空間が「本と向き合う時間」を最大化している。宿泊客は好きな本を選んで客室に持ち込み、就寝前の読書タイムを楽しめる。ゲストハウス的なリラックスした雰囲気の中で、旅先での「本の時間」を存分に満喫できる宿だ。
伊豆大島の大自然と島内観光
「BookTeaBed IZUOSHIMA」の魅力は、宿そのものだけではない。宿泊先として選んだ伊豆大島は、東京都に属しながら豊かな自然環境と独自の島文化を持つ、特別な存在感を放つ離島だ。
島のシンボルは標高758メートルの三原山。現在も活動を続ける活火山で、黒々とした溶岩原が広がるダイナミックな景観は、他の観光地ではなかなか見られないものだ。火口付近まで歩けるトレッキングコースもあり、活火山の息吹を間近に感じる体験は訪れた人に強烈な印象を残す。
また、伊豆大島は「椿の島」とも呼ばれ、1月から3月にかけて島全体が椿の花に彩られる。都立大島公園の椿園では250種・6,000本以上の椿を鑑賞できるほか、「椿まつり」の期間中は島全体が温かな春の気配に包まれる。海岸線の地層切断面として知られる「地層大切断面」も見どころのひとつで、長い年月が生み出した縞模様の壁は圧巻のスケールだ。
海もまた見逃せない。透明度の高い海に囲まれた大島は、シュノーケリングやダイビングのスポットとしても知られており、季節によってはイルカと泳ぐ体験ツアーも開催されている。波浮港の歴史的な港町の風景や、泉津の切り通しの緑のトンネルなど、島内を散策するだけでも旅の密度は高まる。
島の食と温泉
伊豆大島の食の代名詞といえば新鮮な島魚だ。近海で獲れる魚介類は、刺身や煮付けなどシンプルな調理法でその旨みが際立つ。なかでも「べっこう寿司」は大島名物として知られ、唐辛子入りの醤油ダレに漬け込んだ魚を使ったユニークな郷土寿司だ。島内の食堂や民宿で提供されており、ぜひ一度試してみたい一品だ。
温泉も伊豆大島の楽しみのひとつ。島内には複数の入浴施設があり、海を眺めながら入れる露天風呂では旅の疲れを存分に癒せる。昼間は三原山や海岸線を歩き、夕方は温泉でゆっくりと体をほぐす。そして夜は「BookTeaBed IZUOSHIMA」に戻り、コーヒーを片手に読書——そんな島のリズムに身を委ねるひとときは、日常では味わえない充足感をもたらしてくれる。
アクセス
伊豆大島へのアクセスは大きく2つ。東京・竹芝桟橋からの船便は、高速ジェット船を利用すれば約1時間45分で到着できる。夜行の大型フェリーを使えば就寝中に移動が完了し、翌朝には島に降り立てる旅程も組める。また羽田空港から航空機を利用するルートもあり、フライト時間は約25分と短く、週末の短い休暇でも気軽に訪れやすい。
島に到着したら、レンタルバイクや自転車、レンタカーを活用して自由に周遊できる。島内は一周約50キロほどで、のんびり移動しながら名所を巡るドライブも快適だ。
こんな旅にぴったり
「BookTeaBed IZUOSHIMA」は、忙しい日常からしっかりと距離を置きたいときに特におすすめの宿だ。積読になっている本を片付けたい人、SNSを離れてデジタルデトックスをしたい人、本好きの友人やパートナーとそれぞれのペースで読書を楽しむ旅を計画している人——そのすべてにこたえてくれる場所がここにある。
離島という非日常の環境と、本に囲まれたコンセプト宿のかけ合わせは、一般的なリゾートホテルでは得られない深い充足感をもたらしてくれる。伊豆大島の雄大な自然を昼間に満喫し、夜は宿に帰ってコーヒーを飲みながら好きな本を読む。そんな贅沢でシンプルな島旅の拠点として、「BookTeaBed IZUOSHIMA」はきっと忘れられない一泊になるはずだ。
アクセス
東京浜松町よりジェット船で1時間45分、飛行機で30分。
料金目安
¥5,000 〜
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