
白駒荘
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日本最大の高地湖畔に佇む山小屋、白駒荘。標高約2,115メートルの八ヶ岳の懐に広がる白駒の池のほとりに立ち、喧騒から切り離された非日常の時間を静かに体験できる、唯一無二の宿です。
日本最大の高地湖、白駒の池と共に過ごす
白駒の池は、標高2,100メートル以上の湖としては日本最大の天然湖です。周囲約1キロメートルのこの美しい湖は、国道299号線(メルヘン街道)が通る麦草峠のすぐそばに位置し、八ヶ岳連峰の中でも特に訪れやすい高山エリアのひとつ。白駒荘は、その湖畔に建つ唯一の山小屋として、登山者だけでなく山の自然を肌で感じたいすべての旅人を迎え入れています。
春から秋にかけては鏡のように静かな湖面に空と木々が映り込み、息をのむような光景が広がります。宿に到着したその瞬間から、都市部では決して味わえない澄んだ空気と深い静寂に包まれることでしょう。
苔むす原生林の中で過ごす特別な滞在
白駒荘の周囲に広がるのは、国内屈指の規模を誇る苔の森です。白駒の池周辺一帯は「日本の貴重なコケの森」として知られており、何十種類もの苔が岩や倒木、登山道沿いの地面を緑色に染め上げています。雨上がりや霧の立ち込める朝は特に神秘的で、まるでジブリ映画の世界に迷い込んだかのような感覚を覚えます。
苔の森を歩く遊歩道は整備されており、登山経験がなくても気軽に自然散策が楽しめます。白駒の池を一周する遊歩道(約40分)は木道が敷かれたルートで、宿泊者であれば朝夕の静かな時間帯に独り占めできる贅沢なひとときです。
山小屋ならではの食事と宿泊スタイル
白駒荘の宿泊は1泊2食付きが基本スタイルで、最安料金は14,000円から。高山帯という立地ながら、あたたかな食事を提供しており、標高2,000メートルを超える場所で食べる夕食は格別の美味しさです。山小屋の食事は質素に思われがちですが、その土地の食材を活かした手作りの料理で体を温めながら、翌日への活力を養うことができます。
宿泊施設は山小屋スタイルのため、プライベートルームよりも相部屋(大部屋)が中心です。登山者同士が自然と会話を交わす場となることも多く、旅の思い出として残る出会いが生まれることもあります。口コミ評価は4.67点(46件)と非常に高く、スタッフの対応や環境の良さが多くの宿泊者に支持されています。
満天の星空と高山植物の季節
白駒荘に宿泊する醍醐味のひとつが、夜の星空観察です。電灯の少ない八ヶ岳の山中は光害がほとんどなく、晴れた夜には天の川が肉眼でくっきりと見えるほどの満天の星が広がります。夕食後に外に出て空を見上げるだけで、都市部では一生見られないような星空と向き合えるのは、山小屋宿泊ならではの特権です。
季節ごとに異なる自然の顔も白駒荘の魅力です。初夏にはシラビソやコメツガの原生林に囲まれた緑が鮮やかになり、秋には白駒の池周辺がカラマツやダケカンバの黄金色に染まる紅葉シーズンを迎えます。例年10月上旬〜中旬が見頃で、この時期は多くの写真愛好家や登山者が訪れる人気期間です。
八ヶ岳ハイキングの拠点として
白駒荘は、北八ヶ岳エリアのハイキング・登山の拠点としても最適です。周辺には高見石(たかみいし)や麦草峠、縞枯山、茶臼山など、比較的気軽に歩けるルートが複数あります。高見石からの展望台からは白駒の池全体を見渡すことができ、その絶景は登山者に広く知られています。
本格的な登山をしない方でも、白駒の池周辺の遊歩道や苔の森散策だけでも半日から1日たっぷり楽しめます。宿泊者は翌朝早い時間帯に出発することで、日帰り客の少ない静かな山道を独占して歩けるのも大きなメリットです。
アクセスと駐車場について
白駒荘へのアクセスは、JR茅野駅または北陸新幹線の佐久平駅から車で約1時間。国道299号線(メルヘン街道)を走り、白駒池有料駐車場に車を駐めます。駐車料金は1泊1台1,200円。そこから苔むす森の中の山道・木道を約15分歩くと白駒荘に到着します。この15分の道のりも、すでに苔の森の中を歩く散策路として楽しめます。
なお、駐車場は冬季閉鎖されます。営業期間や積雪状況については事前に確認が必要です。自家用車がない場合は、茅野駅や佐久平駅からのタクシー利用が現実的な選択肢となります。電車でのアクセスを検討している方は、最寄駅の茅野駅を起点にスケジュールを組むとよいでしょう。
アクセス
茅野駅または佐久平駅より白駒池有料駐車場まで車にて約1時間、そこから山道木道徒歩約15分
料金目安
¥14,000 〜
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