
岩と檜の貸切露天 詩季の宿 白樺の庄
GALLERY
長野県松本市から国道158号を西へ進み、乗鞍方面へと向かうと、白樺の木立が静かに風を受ける高原の集落が見えてくる。「詩季の宿 白樺の庄」は、岩と檜それぞれの趣が異なる2種類の貸切露天風呂を備える、小さくとも個性豊かな宿だ。にごり湯に身を沈め、四季折々の山の空気を感じながら過ごすひとときは、日常の喧騒を忘れさせてくれる。
2種類の濁り湯貸切露天風呂
白樺の庄最大の特徴は、「岩の露天」と「檜の露天」という2種類の異なる素材で造られた貸切露天風呂だ。それぞれ独立した浴室として利用でき、チェックイン後に予約制や空き状況に応じて自由に入浴できる仕組みになっている。
岩の露天は、自然石を組み合わせた無骨な佇まいが特徴で、山の中の秘湯に足を踏み入れたような感覚を味わえる。一方、檜の露天は国産ヒノキの清々しい香りが浴室いっぱいに広がり、木の柔らかな肌触りが全身を包む。どちらの浴槽にも注がれるのは、白くにごった乳白色の温泉。このにごり湯は肌に優しいとされ、冷えや疲労回復に働きかける成分を含んでいる。
貸切での利用はカップルや夫婦、親子連れにとって特に魅力的で、他の宿泊客を気にせず好きな時間に湯を楽しめる。プライベート感の高い温泉体験は、旅の質を大きく高めてくれる。
高原の宿ならではの客室と館内
「詩季」という名は四季それぞれの詩情を意味し、宿名の通り、訪れる季節によって景色や空気感が大きく変わるのが白樺の庄の醍醐味だ。館内は過剰な装飾を排した落ち着いた和の雰囲気で整えられており、宿泊客がゆっくりと寛げる空間づくりが意識されている。
客室は、乗鞍高原の自然環境に合わせた和室を基本としており、窓の外に広がる山や木々の緑、あるいは雪景色を楽しみながら過ごせる。小規模な宿だからこそ実現できる、きめ細やかなもてなしも評判だ。大型リゾートホテルとは異なる、家庭的で温かみのあるサービスが、リピーターを引きつける理由のひとつになっている。
信州の山の幸を活かした食事
長野県の山間部に位置するこのエリアでは、地元で採れる食材が豊富だ。白樺の庄では、信州の恵みを活かした食事を提供しており、山菜や地野菜、信州産の食材を取り入れた料理が卓を彩る。
乗鞍や松本周辺は、蕎麦の産地としても名高い。地元で打たれた信州そばは、旅の食卓に欠かせない一品だ。また、高原エリアならではの清涼な空気と水が育てた野菜はみずみずしく、素材の味をしっかりと感じられる調理法で供される。山の冷気の中で食べる温かな夕食は格別で、露天風呂上がりの一杯とともに、旅の一日を締めくくる贅沢なひとときとなる。
乗鞍・上高地へのアクセス拠点として
白樺の庄が位置するのは、長野道・松本インターチェンジから国道158号を経て約50分の場所。バスを利用する場合は、松本電鉄上高地線の終点・新島々駅から乗鞍方面行きのバスに乗り約50分で到着できる。ナラノ木バス停のすぐ前という立地は、公共交通機関を利用する旅人にとっても便利だ。
宿の周辺には、日本有数の山岳観光地が集まっている。乗鞍高原は、日本アルプスを代表する乗鞍岳(標高3,026m)の裾野に広がる高原で、夏はトレッキングやサイクリング、冬はスキーが楽しめる。乗鞍スカイラインや畳平への観光ルートへのアクセスも良好で、白山連峰や槍ヶ岳を望む雄大な眺望は訪れる人々を魅了する。
また、世界的に知られる山岳景勝地・上高地も近く、梓川沿いの散策や大正池、河童橋といった名所を日帰りで楽しむことができる。自然探索の拠点宿として白樺の庄を選ぶ旅人も多い。
こんな旅に向いている宿
白樺の庄は、貸切温泉で非日常のリラックスを求めるカップルや夫婦に特に人気が高い。大型ホテルのような賑やかさはないが、その分、静けさと落ち着きが宿全体に漂っており、仕事の疲れを癒したい人や、都会の喧騒から離れてゆっくりと過ごしたい旅行者にとって理想的な環境だ。
駐車場は30台分を無料で用意しており、マイカーでの旅行にも対応している。松本市街観光と組み合わせたり、乗鞍・上高地の自然をめぐる旅の拠点として、1泊2泊の滞在を計画するのがおすすめだ。四季を通じて異なる表情を見せる乗鞍高原の自然の中で、岩と檜の濁り湯に浸かりながら過ごす時間は、きっと心に深く残る旅の記憶となるだろう。
アクセス
長野道松本インターより158号で50分県道乗鞍岳線沿い、ナラノ木バス停前。新島々駅より乗鞍方面行きバスにて約50分。
外部予約・検索サイトで探す
下記の外部サイトで本店舗・施設の予約・在庫状況をご確認いただけます。
※ 外部サイトへのリンクには広告 (アフィリエイト) を含みます。
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)










