
耶馬溪サイクリングターミナル
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耶馬溪の雄大な渓谷美と、全国屈指のサイクリングコースを肌で感じながら過ごせる拠点として、耶馬溪サイクリングターミナルは多くの旅人に親しまれています。自転車旅を存分に楽しみたい人にも、深い山々と清流に囲まれた大自然のなかでゆったりと過ごしたいという人にも、ここならではの滞在体験が待っています。
メイプル耶馬サイクリングロードの中心地
耶馬溪サイクリングターミナルが位置するのは、全長約36kmにわたる「メイプル耶馬サイクリングロード」のほぼ中心。このサイクリングロードは、かつての旧国鉄耶馬渓鉄道の廃線跡を活用して整備されたもので、起伏が少なく平坦なコースが続くため、自転車初心者や家族連れでも安心して走れるのが大きな魅力です。
ターミナルは、コース全体を分けて走る際の起点・中継地・折り返し地点としても利用しやすく、周辺ルートへのアクセス拠点としての役割も果たしています。春は山桜と新緑、夏は木陰が続く深緑の風景、秋は全山が錦に染まる圧巻の紅葉、冬は凛とした渓谷の静けさ——耶馬溪の四季それぞれの顔を、自分のペースでじっくりと楽しめるのが、サイクリングロードならではの醍醐味です。ロードの随所に設けられたビュースポットで立ち止まりながら走れば、写真映えする絶景との出会いも期待できます。
大自然に囲まれた宿泊施設
施設は耶馬溪の緑豊かな山間に立地しており、窓を開けると渓谷の清涼な空気と山の風景が広がります。サイクリストをはじめ、自然探訪を目的とした旅行者のベースキャンプとして広く活用されている施設で、宿泊者は翌朝から迷わず走り出せるロケーションの良さが支持されています。
駐車場は40台分を完備(先着順)しており、マイカーで自転車を積み込んで訪れる旅行者も安心して滞在できます。山間の施設ながら基本的な設備が整えられており、一日たっぷり自然のなかを走った後の疲れをしっかり癒せる環境です。紅葉シーズンや連休は特に賑わうため、早めの予約・到着がおすすめです。
耶馬溪の名所を巡る観光拠点として
耶馬溪サイクリングターミナルを起点に、周辺の見どころをめぐる観光プランを組みやすいのも、この施設の大きな魅力です。
まず外せないのが、国指定の名勝「耶馬溪」そのものです。奇岩・怪石が連なる渓谷の景色は、江戸時代の儒学者・頼山陽が「耶馬溪」と命名したほどの絶景で、とりわけ秋の紅葉シーズンには全国から多くの観光客が訪れます。競秀峰(きょうしゅうほう)の断崖美や、深耶馬溪の「一目八景」と呼ばれる展望台からのパノラマは、何度訪れても飽きることがありません。
近くには「青の洞門」という歴史的な名所もあります。江戸時代の僧・禅海が30年以上かけてノミと槌だけで掘り抜いたとされる隧道(トンネル)で、菊池寛の小説『恩讐の彼方に』の舞台としても知られています。現在も遊歩道として一部が公開されており、その壮大な手掘りの痕跡を間近に見学することができます。清流・山国川のほとりに立つと、険しい岩肌と水面が織りなす光景に思わず息をのむはずです。
中津・国東エリアとの周遊に
耶馬溪は大分県中津市に属しており、歴史と文化の豊かな周辺エリアとの組み合わせ観光にも適しています。
中津市街地には、江戸時代に細川氏・小笠原氏・奥平氏が治めた中津城があり、城郭の一部は現在も天守閣を含む形で残っています。また、近代日本の礎を築いた思想家・福沢諭吉の出身地としても名高く、旧居や記念館が整備されており、学びのある観光を楽しめます。城下町の風情が残る街並みを歩きながら、地元のからあげ(中津からあげ)を味わうのも旅の楽しみのひとつです。
宇佐市には、日本全国に約44,000社ある八幡宮の総本社「宇佐神宮」があり、荘厳な社殿と広大な境内は一見の価値があります。国宝にも指定された本殿が立ち並ぶ参道は、訪れる人の心を厳かな気持ちにさせます。
さらに足を延ばせば、山岳仏教の文化を今に伝える国東半島(くにさきはんとう)エリアへも日帰りで訪れることが可能です。両子寺(ふたごじ)など深山に佇む古刹が点在し、大分ならではの歴史と自然が一体となった独特の景観を体感できます。
アクセス
耶馬溪サイクリングターミナルへのアクセスは、最寄り駅であるJR日豊本線「中津駅」から車で約30分です。山間部に位置するため、マイカーまたはレンタカーの利用が便利です。
福岡市内からは東九州自動車道を経由し、中津インターチェンジで降りると耶馬溪エリアまでおよそ1時間前後でアクセス可能です。大分市内からも同じく東九州自動車道を利用するルートが一般的で、九州各地から訪れやすい立地にあります。駐車場は40台分が先着順で利用でき、週末や紅葉シーズンは混雑が見込まれるため早めの到着が安心です。
こんな旅に最適
耶馬溪サイクリングターミナルは、さまざまな旅のスタイルに対応できる施設です。サイクリングロードを1日かけて走破したいロードバイク愛好家の前泊・後泊地として、渓谷美や紅葉を深く楽しみたい自然派旅行者のベースキャンプとして、また大分県北部の歴史・文化スポットを複数日にわたって巡る周遊旅行の拠点として、幅広く活用できます。
都市の喧騒から離れ、耶馬溪の清らかな空気と豊かな緑のなかで過ごす時間は、日常のリフレッシュに最適。家族連れのアウトドア旅行にも、カップルのゆったりした週末旅行にも、またひとり旅のサイクリストにとっても、自分らしいペースで耶馬溪の魅力を堪能できる心強い拠点となってくれます。
アクセス
中津駅よりお車にて約30分
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