
築150年の飛騨民家 おやど 甚九郎
GALLERY
飛騨山脈の懐深く、新平湯温泉に佇む「おやど甚九郎」は、築150年を超える飛騨民家をそのまま宿として蘇らせた希少な一軒です。歴史の重みを感じさせる総檜造りの空間と、奥飛騨の名湯、地元の郷土料理が織りなす滞在は、現代人が忘れかけた日本の原風景へと誘ってくれます。
築150年の飛騨民家が紡ぐ、懐かしい時間
岐阜県飛騨地方の上宝村、新平湯温泉エリアに位置するおやど甚九郎は、江戸時代末期から明治初期にかけて建てられたと伝わる飛騨の古民家を改修した宿泊施設です。「飛騨民家」と呼ばれる伝統的な建築様式は、豪雪地帯に対応するための急勾配の屋根と、太い梁や柱が特徴的。このおやどもその面影を色濃く残しており、玄関をくぐった瞬間から、どこか懐かしくも凛とした空気が漂います。
外観はもちろん、内装にも随所に飛騨の職人技が息づいています。総檜造りの構造は年月を経てもなお堅牢で、木の香りが漂う廊下や柱は訪れる人の感覚を穏やかに包み込みます。古民家ならではの重厚な梁と土間の名残を感じさせる空間は、現代のホテルや旅館にはない独特の風情を醸し出しており、"日本の原風景"を求める旅人にとって理想的な宿となっています。
総檜造りの客室と充実した館内設備
客室は飛騨の伝統様式を活かした和室を基本としており、木の温もりに包まれた落ち着いた空間が広がります。総檜造りの室内は清潔感があり、旅の疲れを癒すのに最適な環境が整っています。布団に横たわって見上げる天井の梁には、150年以上の歴史が刻まれており、それだけで旅の特別な記憶となるでしょう。
館内ではWi-Fiが利用可能なため、リモートワーカーや情報収集が欠かせない旅行者にとっても便利です。山奥の秘境に佇む宿でありながら、現代の利便性がしっかり確保されているのは嬉しいポイントです。また、無料駐車場が15台分完備されており、マイカーでのアクセスにも対応しています。予約不要で利用できるため、直前の計画変更にも柔軟に対応できます。
自慢の露天風呂で、飛騨の大自然に溶け込む
おやど甚九郎が誇る最大の魅力のひとつが、新平湯温泉の湯を引いた露天風呂です。新平湯温泉は奥飛騨温泉郷を構成する五つの温泉地(平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高)のひとつで、豊富な湯量と高い泉質が古くから評価されてきました。
露天風呂からは、飛騨山脈の雄大な自然を望むことができます。四季折々に表情を変える山々の景色を眺めながらゆっくりと湯に浸かる時間は格別です。春には新緑、夏には深い緑、秋には鮮やかな紅葉、冬には一面の雪景色と、訪れるたびに異なる美しさを体験できます。特に雪見風呂は、この宿ならではの贅沢なひとときとして多くの旅行者から高い評価を受けています。
温泉の泉質は肌に優しく、長湯をしても体への負担が少ないといわれています。旅の疲れを癒すだけでなく、美肌効果や筋肉疲労の回復など、さまざまな効能が期待できるのも温泉旅の醍醐味です。
飛騨の郷土料理で地域の恵みを味わう
おやど甚九郎では、飛騨地方ならではの郷土料理を中心とした食事が楽しめます。朴葉味噌や山菜料理など、この地域でしか味わえない食材と調理法を使った料理は、宿泊者から特に高い評価を受けています。地元の食材にこだわった素朴な料理は、都会の洗練された食事とは異なる温かみと滋味があり、古民家の雰囲気と相まって格別のひとときを演出します。
朝食には地元産の食材を活かした和定食が提供されることが多く、山里の清澄な朝の空気の中で食べる食事は、旅の記憶に深く刻まれることでしょう。飛騨の食文化に触れながら、地域の恵みをじっくりと味わってください。
周辺観光:奥飛騨の自然と文化を堪能
おやど甚九郎が位置する上宝村周辺は、奥飛騨温泉郷として知られる観光エリアの中心部に近く、多彩な観光スポットへのアクセスが良好です。
まず外せないのが、日本有数の山岳観光地として名高い新穂高温泉・新穂高ロープウェイです。標高2,156mの西穂高口駅まで一気に登ることができ、北アルプスの3,000m級の峰々を間近に望む絶景は圧巻です。晴れた日には笠ヶ岳や槍ヶ岳など名峰のパノラマが広がり、本格的な登山をしなくても雄大な山岳景観を楽しめます。
奥飛騨温泉郷には複数の立ち寄り湯施設も点在しており、宿の外湯巡りを楽しむことも可能です。湯量豊富な地域ならではの体験として、奥飛騨温泉郷全体を巡る温泉はしごも訪れた旅人に人気です。
歴史と文化に興味がある方には、バスで高山方面へ向かうと、世界的にも有名な観光地・飛騨高山が待っています。江戸時代の面影を残す「古い町並み」や飛騨国分寺、高山陣屋など、日本の伝統文化を深く学べるスポットが集まっており、一日かけてゆっくり散策する価値があります。
アクセスと利用シーン
おやど甚九郎へのアクセスは、公共交通機関・マイカーともに対応しています。
電車・バスをご利用の場合、JR高山本線「高山駅」から濃飛バスの新穂高温泉行きに乗車し、「禅通寺前」バス停で下車後、徒歩約2分です。高山駅は名古屋や富山、松本など各方面からの特急列車が乗り入れており、各主要都市からのアクセスも良好です。
お車でのアクセスの場合、中部縦貫自動車道「高山IC」から約60分、長野県方面からは「松本IC」より約70分の距離です。無料駐車場が15台分完備されており予約も不要なため、マイカー旅行にも最適な宿といえます。
利用シーンは多彩で、カップルや夫婦での特別な記念旅行、親子・家族での思い出づくり、友人グループでのゆったりとした湯治旅など、さまざまな目的に対応できます。歴史的な古民家の空間はシニア層にも人気が高く、昭和以前の日本の原風景に触れたいという方々から特に支持されています。一人旅での静かな滞在にも適した雰囲気があり、日常の喧騒を離れて自分と向き合う時間を求める方にもおすすめです。
口コミ評価は95件で4.46点という高評価を誇り、「温泉が最高だった」「食事がとても美味しかった」「古民家の雰囲気が想像以上で感動した」といった声が多く寄せられています。最安料金11,770円〜という料金設定も、コストパフォーマンスの高さとして多くの利用者から評価されています。飛騨の山里に息づく150年の歴史と温泉の恵みを、ぜひ一度ご体験ください。
アクセス
JR高山駅―新穂高温泉行バス「禅通寺前」下車―徒歩2分。高山ICより車で60分。松本ICより70分。
料金目安
¥11,770 〜
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