
PHAETON(フェートン)
GALLERY
石川県加賀市という地方都市にありながら、国内外の一線級ブランドを独自の眼で厳選し続けるセレクトショップ「PHAETON(フェートン)」。インポートを中心とした洋服にとどまらず、ヴィンテージ、眼鏡、アート、ライフスタイル用品まで、「良いものとはいつもこんな感じ」という確固たる審美眼のもとに集められた品々が並ぶ。
国内外の厳選ブランドが集結
取り扱いラインナップはメンズ・レディース双方をカバーし、幅の広さとレベルの高さが同居している。Toogood、Bergfabel、calmlence、Geoffrey B. Small、Isabella Stefanelli といったヨーロッパのインディペンデントブランドから、Nigel Cabourn、Nigel Cabourn woman、C.P. Company、Porter Classic、Oldjoe、quitan といった日英の実力派まで、都市の大型セレクトショップと並んでも見劣りしない顔ぶれだ。フットウェアはF.LLI Giacometti、FEIT、HOKA ONE ONE、inov-8、New Balanceなど機能性と審美性を兼ね備えたラインを揃え、衣類・靴・アクセサリーをトータルでコーディネートできる。
16年越しのヴィンテージ眼鏡哲学
PHAETONを語るうえで欠かせないのが、ヴィンテージ眼鏡フレームへの深いこだわりだ。オーナーは「安っぽい眼鏡は安い顔になりうる」という信念のもと、16年以上にわたってヴィンテージフレームを買い付けてきた。かつてはマニアしか注目しなかったミッドセンチュリーの黒セルフレームを、白い手袋をはめながら並べてきた積み重ねが、今や「ブラックダイヤモンド」と呼ばれる評価を生んでいる。眼鏡を「顔のパーツ」ととらえる視点は、単なる雑貨販売を超えた、スタイル提案としての深度を感じさせる。
アートと独自出版物「大勉強」
洋服や小物の枠を超え、PHAETONはアイテムとともにカルチャーそのものを発信している。店が独自に制作・発行する冊子「大勉強」は、Issue 8「境目。」、Issue 9「グレーゾーン」と続くテーマ型の読み物で、セレクトショップが出版物を媒体として思想を語るという稀な形態を実践している。また、2010年から2024年の歩みを記録した映像作品「A DAY OF PHAETON」も公開されており、ショップの時間軸と背景を知るドキュメントとなっている。
イベントとコミュニティ
店舗はプロダクト販売にとどまらず、体験型のイベント会場としても機能する。GLOBE TROTTERのビスポークオーダーイベントや、音楽と空間を組み合わせた「PHAETON SOUND TRIP」といった催しが開かれており、地域を超えた感度の高い客層が集まる場所となっている。加賀市という立地でこれだけの密度のカルチャーが育まれていること自体が、PHAETONという存在の特異性を物語っている。
アクセス
石川県加賀市伊切町い239
営業時間
11:00 - 19:00(火曜日定休)
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