
吹上温泉 鬼首かんけつ泉 足湯
GALLERY
鳴子温泉郷の最奥、宮城県大崎市の鬼首(おにこうべ)エリアに佇む「鬼首かんけつ泉」は、園内で2つの自然間欠泉を間近に観察できる稀有な施設です。地球の鼓動ともいえる湯柱の噴出と、温泉を使った体験が一体となった、東北随一の温泉テーマパークといえる場所です。
2つの間欠泉、それぞれの表情
園内で最も迫力を放つのが間欠泉「弁天」です。約10分ごとに高さ15メートルほどの湯柱を勢いよく噴き上げ、その力強さは見る者を圧倒します。一方、「雲竜」は15〜20分間隔で5〜6メートルほどの噴出が続き、弁天とは対照的な穏やかさを持ちます。条件が整うと噴き上がる湯霧に虹がかかる光景が現れることがあり、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。同じ敷地内でこれほど性格の異なる2つの間欠泉を同時に観られる場所は、国内でも非常に珍しい存在です。
鉄鋼研究の権威が解き明かした噴騰のメカニズム
この2つの間欠泉は、鉄鋼研究の分野で知られる故・本多光太郎博士と故・野邑雄吉博士によって学術的に研究された場所でもあります。その成果として、間欠泉が噴き出す仕組みに2つの異なるパターンがあることが認められました。地下の空洞に蓄えられた地下水が火山の熱によって過熱されて噴騰する仕組みが「弁天」、垂直の穴へ流れ込んだ地下水が下部の火山熱で噴騰する仕組みが「雲竜」に該当します。観光スポットでありながら、地質学的にも意義深い現象を目の当たりにできる点が、この場所の大きな特徴です。
温泉の熱で楽しむ体験と味
入園チケットを持つすべての来園者は、温泉卵作り体験に参加できます。自然の地熱を利用してじっくり時間をかけて仕上げる温泉卵は、ここでしか味わえない体験型の醍醐味です。また、園内の食堂では温泉の蒸気で蒸した笹巻おこわが提供されており、地熱を料理にも活かした郷土の味として楽しめます。さらに、手湯と足湯も備えており、間欠泉の観賞の合間に体を温めながらゆったりと過ごすことができます。
訪問のポイント
開園時間は10時から15時まで、火・水・木曜日が定休日(GW・お盆・紅葉シーズンは除く)です。入園料は大人500円・小中学生200円(税込)で、未就学児は無料。このチケット1枚で温泉卵作り・手湯・足湯のすべてが楽しめるため、内容に対してコストパフォーマンスの高い施設といえます。週末のドライブや温泉旅行の立ち寄りスポットとして、家族連れにも観光客にも幅広く対応できる場所です。
アクセス
宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字吹上12
営業時間
10:00~15:00、定休日: 火・水・木曜日(GW、お盆、紅葉時期除く)
料金目安
入園料:大人500円、小中学生200円、未就学児無料
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店舗詳細
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