
小國神社
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静岡県周智郡森町、本宮山の山麓から湧き出る清流・宮川のほとりに鎮座する小國神社は、遠江国一宮として創建から1470年余りの歴史を刻む古社です。境内を包む深い緑と水音は、訪れる人に「神さまの懐に抱かれた」ような感覚をもたらし、日々多くの参拝者が心の平安を求めて足を運びます。
大己貴命と、徳川家康が篤く崇めた御神縁
御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、別名・大国様とも呼ばれる神さまです。古事記に伝わる「因幡の白兎」の故事でよく知られるように、傷ついた兎に惜しみない助けを与えた心やさしい神であり、縁結びや諸業繁栄の守り神として古代から信仰を集めてきました。戦国時代末期から江戸初期にかけては徳川家康公をはじめ、多くの武将・朝野の人々が崇敬を寄せ、「遠江国の守護神」として国土開発・商売繁昌・家内安全などの信仰対象となってきた経緯があります。そのご神威は現代にとどまらず、令和6年にはタイ王国シラチャに「シラチャ小国神社」が鎮座。神社の歴史上はじめての海外神社として、国境を超えた御縁を結んでいます。
人生のあらゆる節目を支える多彩なご祈祷
小國神社では厄除祈願・交通安全・初宮詣・七五三詣・安産成就・良縁成就・身体健全・病気平癒・商売繁昌・家内安全・職場安全・渡航安全・方除など、生涯のさまざまな局面に応じたご祈祷を行っています。遠方にお住まいの方や病気・入院などで参拝が叶わない方のために「郵送によるご祈祷」も受け付けており、願意を記した用紙をもとに神前にて丁寧に読み上げが行われます。参拝が難しい状況でも、変わらずご神前に心を届けられる仕組みが整っています。
平安時代から続く月次祭と、先祖を祀る一宮祖霊社
毎月1日と18日に営まれる月次祭は、平安中期に編纂された延喜式にもその記述が見られる歴史的な祭典です。神職がご皇室のご安泰・地域の平安・世界の安泰を祈り申し上げるこの祭典は、事前申込み不要でどなたでも参列することができます。また、境内に鎮座する一宮祖霊社では、奉斎会に入会した各家の御霊(ご先祖さまのみたま)を神道の作法でお祀りしており、家族の根っこと向き合う場としても機能しています。
80種類・約8万本の花菖蒲と、青もみじが輝く夏の夜
境内の四季の見どころのなかでも特に名高いのが、6月に開園する「一宮花しょうぶ園」です。80種類・約8万本の花菖蒲が一斉に咲き揃う光景は圧巻で、毎年多くの参拝者の目を楽しませています。夏には青もみじのライトアップが8月末まで毎日実施され、午後6時から9時頃まで境内が幻想的な緑の光に包まれます。新緑の季節には「癒やしの斎庭」と呼ばれる空間が青々と茂り、宮川の清流と相まって心落ち着く景観を生み出しています。
古事記の故事に宿るお守りと、古寺社をつなぐ御朱印帳
境内で授与される「災難除守(帯守り)」は、古事記に伝わる比禮(ひれ)の故事をもとに奉製されたお守りです。結婚式や成人式などハレの日に用いられる「立て矢結び」をイメージし、災難除けと招福の願いが込められており、初穂料は2,000円。また、遠州・三河地域の古寺社を巡礼する旅のお供として「もみじめぐり御朱印帳」も用意されており、古くから国境を超えた交流が盛んだったこの地域の文化的なつながりを体感しながら御朱印集めを楽しめます。境内を舞台にした「古代の森 小國神社写真コンテスト」は第24回を数えており、四季折々の神域の美しさを写真という形で記録・継承する文化も根づいています。
アクセス
遠州鉄道遠州森町駅から徒歩約15分
料金目安
災難除守(帯守り)2,000円
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
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