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能勢妙見山ハイキングコース

能勢妙見山ハイキングコース

※写真はイメージです。

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北極星信仰の世界的聖地として知られる能勢妙見山は、大阪府豊能町の山中に位置するハイキングの名所です。初級から上級まで対応した5つの定番コースが整備されており、歴史的な旧参道から野鳥の宝庫となる渓谷、健脚者向けの長大な山道まで、訪れる人それぞれの体力・経験に合わせた選択肢が揃っています。能勢電鉄が主催する「のせでんハイキング」ではスタッフ同行のイベントも定期開催されており、初めての山歩きにも安心です。

初心者にやさしい旧参道「新滝道コース」

5コースのなかで最も入門向けとされるのが、距離約3.6km・所要約1時間20分の新滝道コース。明治・大正期に参詣者で賑わった旧参道を歩くルートで、国道477号線を渡る手前から当時の丁石や石碑が続きます。急勾配の石段をジグザグに上りきると、大きな紅葉の大木が立つ広場に到着。夏は木陰として涼を提供し、秋は鮮やかな色づきが楽しめます。夏季にはキツネノカミソリの群生も見どころのひとつです。

炭焼き文化が息づく道「大堂越コース」

中級者向けの大堂越コース(約4.2km・約1時間30分)は、台場クヌギが林立する独特の景観が最大の特徴です。台場クヌギとは炭を作るために周期的に伐採されたクヌギの木で、幹が独特の形に発達した姿がコース沿いに連なります。コース上には炭窯跡も残り、里山の生業の歴史を体感しながら歩けます。渓谷の岩の上を遡る箇所や、大堂越の分岐からのジグザグ急坂など、変化に富んだ地形が続くため足元には注意が必要です。

大阪湾を望む稜線歩き「上杉尾根コース」

同じく中級向けの上杉尾根コース(約4.3km・約1時間45分)は、尾根沿いに展望が開ける爽快なルートです。あちこちに残る古い献灯が旧参道の面影を伝え、台場クヌギのエリアを抜けると往年の茶屋があった広場が現れます。緩やかな稜線からは右手に大阪湾、左手に落葉広葉樹が茂る里山の情景が広がり、スタートから約1時間ほどで到達する八丁茶屋跡には展望の良いベンチが設置されており、ちょうどコースの中間地点で一息つけます。

大阪みどりの百選「初谷渓谷コース」

初谷渓谷コース(約5.9km・約2時間)は5コースのなかで最も距離が長い中級ルートで、「大阪みどりの百選」に選定された美しい渓谷を歩きます。渓谷沿いには桜の野生種であるエドヒガンが自生しており、秋には落葉樹が渓谷一面を染め上げます。多様な草花と珍しい野鳥の観察ポイントとしても知られ、後半は初谷川を何度も渡渉します。飛び石や流木を使った天然の橋を渡る場面もあり、雨の翌日や増水時には特に注意が必要です。

健脚者のための長大コース「天台山コース」

5コース中唯一の上級コースが天台山コース(約8.0km・約3時間10分)。青貝山の麓から山中の長い上りが続く本格的な登山道で、分岐が多い割には道標が少なく、知力と体力の両方が試されます。鬱蒼とした木立の中を歩くため夏でも日差しが穏やかですが、展望の開ける山頂はなく、途中から高代寺山や妙見山が望めるにとどまります。光明山から北へ進んだ高圧線鉄塔の先には「豊能富士」と呼ばれる鴻応山(こうのやま)の稜線が広がり、歩き応えのある終盤の景色として迎えてくれます。

アクセス

妙見口駅から妙見の森ケーブルカー利用、または黒川駅からハイキング開始

営業時間

24時間営業

料金目安

無料

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