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宮城県美術館

宮城県美術館

※写真はイメージです。

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リニューアルオープンを果たした宮城県美術館は、「全館 コレクションで魅せます 美術の時代」というテーマを掲げ、日本近現代美術を核とする所蔵作品の力で館全体を体験する場として生まれ変わった。仙台市青葉区に根ざす公立美術館として、単なる作品展示にとどまらず、学び・参加・創造を一体として提供する施設へと進化している。

日本近現代美術を軸にしたコレクション展示

館の柱となるのは、日本近現代美術を中心とした所蔵品展だ。リニューアルを機に、特別展と所蔵品展を常時並行して開催する体制を整え、来館のたびに異なる作品と出会える構成になっている。コレクション検索機能はオンラインでも公開されており、来館前に作品を予習することができる。また「ポケット学芸員」と呼ばれるデジタル音声・映像ガイドを活用すれば、展示室でより深い解説とともに作品を鑑賞できる。高精細デジタル画像の公開も進めており、美術館が手がけるデジタルアーカイブの充実ぶりも見逃せない。

「見える収蔵庫体験」という唯一の機会

宮城県美術館が独自に展開する「見える収蔵庫体験」は、通常は立ち入りできない収蔵庫の様子を実際に見学できるプログラムで、作品がどのように保存・管理されているかを知ることができる貴重な機会だ。美術館の舞台裏を垣間見るこの体験は、展示室とは異なる視点から美術館と作品の関係を考えさせてくれる。

子どもから大人まで楽しめる創作施設とキッズプログラム

館内には「創作室」と「キッズスタジオ(絵本の部屋含む)」が設けられており、鑑賞だけでなく自ら手を動かす体験ができる。「チャレンジ・キッズ・プログラム」はぬりえやまちがいさがし、ダンボール箱でお家をつくるといった多彩なワークショップを複数回制に分けて実施している。「ミュージアム探検:キッズ・アワード」では、子どもたちが自分のお気に入り作品に"賞"を付けるという参加型の鑑賞体験が用意されており、美術への入り口として工夫されている。「わいわい鑑賞日」のように、にぎやかに楽しみながら作品を見る日も定期的に設けられている。

地域・学校・ボランティアと結びつく美術館

教育・普及活動の幅広さも宮城県美術館の大きな特徴だ。スクールプログラムでは学校との連携を図るほか、宮城県高等学校文化連盟との共同企画「モデルは"美術館"」のように高校生が美術館そのものを対象に取り組む企画も展開している。講座・講演会、博物館実習、そして「ミュージアムサポーター」と呼ばれるボランティアプログラムと、市民が美術館の活動に継続的にかかわれる仕組みが整っている。大学生向けの「キャンパスメンバーズ」制度もあり、学生が日常的に通える美術館として機能している。また「県民ギャラリー」を備え、地域の人々が自ら展覧会を開催できるスペースとして開放されている点も、地域密着の姿勢を示している。バリアフリー対応も整備されており、子ども連れや障害のある来館者へのサポートも充実している。

アクセス

仙台市青葉区川内元支倉34-1

営業時間

9:30〜17:00(発券は16:30まで)、定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

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