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京懐石 美濃吉

京懐石 美濃吉

※写真はイメージです。

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創業享保元年(1716年)、三百十年以上にわたって京の食文化を担い続ける「京懐石 美濃吉」。歴史ある東山の地に店を構え、旬の素材がもつ本来の味わいを最大限に引き出すことを料理の根幹に置く、京懐石の代表的な名店です。

一皿に宿る、京の四季

美濃吉の懐石が際立つのは、食材の選び方と季節の切り替えの鮮やかさにあります。夏は祇園祭の時季に旬を迎える鱧(はも)が主役です。鱧の落とし・鱧しゃぶ・鱧鍋・鱧寿司と、多彩な調理法で供されるその奥深さは、江戸後期に『海鰻百珍』という百二十種もの調理法を記した書物が刊行されたほど。川魚の女王・鮎とともに、京の夏を象徴する食材として献立に組み込まれます。

秋の看板料理「松茸と和牛のすき焼き」

九月から十月にかけて最盛期を迎える松茸の季節には、看板料理「松茸と和牛のすき焼き」が登場します。走りの松茸と牛肉の出合いもので、家伝の割下でさっと火を通し、黄身と白身をとろりと仕上げた温度玉子をからめて楽しむのが美濃吉流。九条ねぎとともに玉ねぎを加えることで、ほんのり甘い風味がアクセントになります。名残りの鱧と松茸を合わせた土瓶蒸しも、秋ならではの一品です。

京料理を彩る高級食材

夏の献立には、あこう(キジハタ)も欠かせません。雉の羽に似た模様からキジハタとも呼ばれるこの高級魚は、独特の淡味とほどよい脂身が特徴で、お造り・煮物・椀ものなど様々な形で供されます。京野菜も季節ごとに存在感を放ちます。八月の丹波黒大豆枝豆の夏ずきんはこくのある甘味ともちもちした食感が魅力で、豆ご飯やかき揚げにも用いられます。田楽でおなじみの賀茂茄子、辛みのない万願寺唐辛子、だしのうま味を染み込ませた冬瓜の煮物など、京懐石に不可欠な野菜が四季を通じて彩りを添えます。

食と文化を結ぶ場として

美濃吉は食事の場にとどまらず、文化的な体験の場としても機能しています。天満橋店での「中秋の名月 津軽三味線と京懐石を楽しむ会」など、季節の節目に合わせた特別賞味会や音楽イベントを定期的に開催。また、伝統の京懐石を家庭でも再現できるよう調理長が直接指導するお料理教室も好評です。

10代目当主・佐竹力総が読売新聞「時代の証言者」に取り上げられるなど、その存在は単なる老舗料亭を超え、京料理の文化的継承者として位置づけられています。結婚披露宴や祝いの席、法事といった特別な場にも対応しており、人生の節目に寄り添う空間として親しまれています。

アクセス

京都市東山区柚木町353-18

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店舗詳細

対応言語
日本語

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