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京都市動物園

京都市動物園

※写真はイメージです。

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京都市左京区に位置する京都市動物園は、単に動物を見せる場所ではなく、「生き物・学び・研究センター」というコンセプトを掲げる教育型動物園です。キリン、ゾウ、ゴリラ、チンパンジー、レッサーパンダ、オオヤマネコなど多様な動物たちが暮らす園内では、命と自然に向き合う体験が随所に散りばめられています。

学びを軸に据えたプログラムの充実

この動物園が他と一線を画すのは、「見る」だけに終わらないプログラムの多彩さです。「動物園DEサイエンストーク」は飼育員や研究者が動物の行動・習性を科学的な視点から解説するイベントで、大人も子どもも知的好奇心を刺激されます。「ごはんですよ~!」では給餌の瞬間を間近で観察でき、野生の食性について理解を深める機会になっています。また「大人の!ほねぶ!」シリーズでは骨格レプリカを実際に制作しながら動物の体のしくみを学ぶというユニークなプログラムも展開。対象をレッサーパンダに絞るなど、毎回テーマを変えながら継続的に開催されています。

季節限定の特別企画

夏季には「ゾウプール」が開催され、泳いだり水遊びをするアジアゾウの姿が楽しめます。あわせて「夏の夜間開園」も実施されており、日中とは異なる動物たちの表情を発見できる人気プログラムです。園内のレクチャールームは夏場にクールスポットとして開放されるなど、来園者が快適に過ごすための工夫も凝らされています。企画展は「タンチョウ」のように特定の生き物に焦点を当てた内容で、飼育下での保全活動との接点も持たせています。ユニークなところでは「セミの抜け殻を集めてクレーンの重さを体感する」という夏の企画もあり、生態観察を遊びと結びつける発想が光ります。

野生動物の保全と救護

園内には「野生鳥獣救護センター」が設置されており、傷ついた野生動物の保護・治療・リハビリを行っています。一般的な動物園ではあまり見られない機能で、保全活動を身近に感じられる点がこの園の特色のひとつです。「守れ!イチモンジタナゴプロジェクト2026」は絶滅危惧種の淡水魚を守るための活動で、月に一度のペースで継続的に実施されています。来園者が保全の現場を目の当たりにできる機会として機能しており、生物多様性への関心を育む入口になっています。

市民と共につくる動物園の文化

「京都市動物園テーマソングプロジェクト~いのちと笑顔かがやく歌をあなたと~」では、テーマソングの歌詞を一般公募するという取り組みが行われており、動物園を市民の参加でつくり上げようとする姿勢が表れています。「どうぶつえん米を作ろう!」は動物園の敷地や関連農地で米づくりを体験するプログラムで、食と命のつながりを伝える場としても機能しています。障害のある子どものための夜間開園「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」も開催されており、誰もが動物と向き合える場であることを大切にしている動物園です。訪問前後には公式サイトの「どうぶつ図鑑」や飼育員ブログ、標本棚の解説コンテンツなども充実しており、知識を深めるための入口が多く用意されています。

アクセス

蹴上駅(京都市営地下鉄東西線)から徒歩約5分

営業時間

3~11月:9:00~17:00、12~2月:9:00~16:30(入園は閉園の30分前まで)。休園日:月曜日(祝日の場合はその翌平日)、年末年始(12月28日~1月1日)

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