
黒島研究所
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黒島の海に守られた、小さくも本格的なウミガメ研究の拠点。沖縄県竹富町・黒島に位置する黒島研究所は、1975年の設立以来、半世紀にわたって日本のウミガメ研究を牽引してきた施設です。特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会の付属機関として、学術研究と地域観光の両軸を担うユニークな存在として知られています。
研究所でありながら、博物館でもある
「研究所」という名称から敷居の高さを想像するかもしれませんが、黒島研究所は一般来場者を広く受け入れる展示施設でもあります。常設の展示室には、サンゴの標本や島の民具、そして黒島に生息するさまざまな動物たちが飼育展示されています。特にウミガメの飼育展示は施設の核であり、生きたウミガメを間近で観察できる貴重な機会を提供しています。小さな博物館と水族館を兼ね備えたような空間は、子どもから大人まで楽しめる構成になっています。
半世紀が積み上げてきたアオウミガメの記録
設立当初からウミガメの生態と保全を中心テーマに据え、沖縄でもっとも歴史ある海洋生物研究所として研究成果を重ねてきました。特にアオウミガメについては継続的な調査・研究が行われており、その成果は書籍「日本のアオウミガメ」としてまとめられています。全5章・122ページの和英併記で刊行されたこの一冊は、ダイバーやウミガメに関心を持つ方を対象としており、研究所への問い合わせで入手できるほか、目次と第一章はウェブからダウンロードすることも可能です。
黒島をめぐる、学びの一拠点として
石垣港離島ターミナルから高速船で約30分、黒島港に到着後は徒歩30分または自転車で約15分の距離に位置します。港でレンタサイクルを借りて島内をのんびり走りながら向かうのもよい過ごし方です。年中無休で午前9時から午後5時まで開館しており、入館料は大人800円、小中学生500円、未就学児は無料。離島観光に「研究と自然」の視点をひとつ加えたい方にとって、黒島研究所は得がたい寄り道になるはずです。
アクセス
石垣港離島ターミナルから高速船で約30分、黒島港下船後、徒歩30分またはレンタサイクル15分
営業時間
9:00〜17:00、年中無休
料金目安
入館料:大人800円、小中学生500円、未就学児無料
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