
碧き島の宿 熊野別邸 中の島
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那智勝浦の沖合に浮かぶ孤島に立つ「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」は、四方を紺碧の海に囲まれた島全体が一つの宿という、他に類を見ない環境が最大の個性だ。「中の島旅館」として約80年前に産声を上げたこの地に、伝統を引き継ぐ「潮聞亭」と新館「凪の抄」の2棟が共存し、「静寂という贅沢」をコンセプトに日常から切り離された滞在を提供している。
島の全域から湧き出す豊富な源泉
温泉好きが真っ先に注目するのが、その湯量の圧倒的なスケールだ。島内だけで6本の源泉を保有し、毎分486リットル・1日700トンという湧出量は国内有数の規模を誇る。すべて源泉掛け流しで提供され、代表的な露天風呂「紀州潮聞之湯」では波音を耳に感じながら海と空に溶け込む入浴体験が叶う。複数の浴場を備えることで朝日が水面を染める早朝、夕焼けが空を橙に変える黄昏時など、時間帯ごとに異なる表情の景色の中で湯に浸かれるのも島宿ならではの醍醐味だ。
「熊野の森」と「黒潮の海」が彩る会席料理
食の面では、熊野の深い山々が育んだ山の幸と黒潮が運ぶ海の幸を掛け合わせた季節の会席料理がテーブルを飾る。那智勝浦は日本有数のマグロの水揚げ港として知られており、「鮪の町」の名にふさわしい海の幸が存分に楽しめる土地柄だ。リニューアルされたダイニング「熊野の恵」で、料理人が四季の素材に向き合って組み上げた一皿一皿を味わうことができる。
世界遺産の玄関口としての立地
那智勝浦は世界遺産「熊野古道」や熊野三山巡りの起点として機能しており、宿からはそれらの観光スポットへのツアー案内も行っている。南紀・熊野の豊かな自然と歴史文化を日中に満喫し、宿に戻れば島の静寂と温泉が待つという、旅の密度が高い過ごし方が可能だ。
和モダンが息づく館内空間
館内は和モダンな意匠で統一されており、細部へのこだわりが随所に宿る。新館「凪の抄」と旧来の趣を残す「潮聞亭」では雰囲気が異なり、求める滞在スタイルに合わせた棟選びができる。波音と潮風に包まれた孤島の空間は、喧騒から完全に距離を置いた「静寂の贅沢」を体感させてくれる宿だ。
アクセス
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1179-9。島への渡船利用。駅送迎あり。
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店舗詳細
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