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工房まさき

工房まさき

※写真はイメージです。

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播州山崎藍染織は、兵庫県西播磨地域に古くから伝わる伝統工芸です。藍染はもともとこの地で行われていましたが、明治以降衰退してしまいました。一方、同じく藍染の文化を持つ徳島県では、阿波蜂須賀藩が藍栽培と藍染を推奨したこともあり、「すくも」と呼ばれる藍染用の染料作りが現在も続けられています。このように地域によって異なる発展の歴史を持つ藍染文化ですが、工房まさきはこの播州の伝統を現代に蘇らせた稀有な存在です。

工房まさきの創設者・正木国枝氏は、本場徳島の研究家の指導を受けながら、ほぼ独学の形で播州山崎藍染織を復活させました。この取り組みが高く評価され、現在では兵庫県の伝統的工芸品に指定されています。正木氏は「伝統ある播州の藍染織を復活させ、子孫に伝えたい」という強い思いから工房を開きました。1978年から川戸島布の復興に本格的に取り組み、2007年には兵庫県の伝統工芸品としての認定を受けるまでに至っています。この数十年にわたる実績と専門性が、現在の工房の信頼の礎となっています。

工房まさきでは、藍染め、草木染め、手機織の体験教室を開講しており、より多くの人に伝統工芸に親しんでもらうことを目的としています。実際に自分で染め、織りを行うことにより、昔ながらの手仕事を体験し、古くからある物の良さを身をもって知ることができます。単なる見学ではなく、参加者自身が職人として作業に携わることで、伝統工芸への理解がより深まり、ものづくりの本質を学ぶことができるのです。体験教室だけでなく、工房の見学も受け付けており、体験参加が難しい方でも伝統工芸の製作過程を間近で見ることができます。訪れる人々が直接職人の手さばきを見学することで、深い敬意と感動が生まれるのです。

本場徳島から取り寄せたgeniune Ai(藍)と草木で染めた糸を使い、すべての作品は手織りで丁寧に仕上げられています。一つ一つの製品には職人の技と思いが込められており、工業製品には決して出すことのできない温かみと風合いがあります。播州山崎藍染織の製品やイベント情報はブログで随時お知らせされており、展示会などの最新情報を確認することができます。工房まさきを通じて、失われかけていた地域の伝統工芸が、新しい世代へと受け継がれていくのです。

アクセス

兵庫県宍粟市山崎町段132 TEL:0790-62-1664

営業時間

10:00~17:00

料金目安

3,000円~5,000円

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