
金津創作の森美術館
GALLERY
福井県あわら市に位置する金津創作の森美術館は、「人と自然、アートが交差する」というコンセプトを掲げるアート施設だ。屋内の展示室で作品を眺めるだけでなく、敷地に広がる森の中に野外作品が点在し、自然の文脈のなかでアートと向き合う体験が待っている。
20年以上続く「アートドキュメント」シリーズ
この施設の核を成すのが、企画展シリーズ「アートドキュメント」だ。2000年の「樹霊三人展」では遠藤利克が《Trieb - 水体Ⅰ》を、2002年の「森の精三人展」では青木野枝が《玉鋼-Ⅲ》を発表。2015年の企画では眞壁陸ニが《森のアンリの小屋》を制作し、2024年には北陸新幹線福井開業記念として淺井裕介の展覧会「星屑の子どもたち」が開かれた。2026年現在は、久保寛子による「青の太陽 緑の月」と題した個展《Polaris》が開催されている。「ドキュメント」の名が示すとおり、それぞれの展覧会が場所そのものの文脈と深く結びついているのがこのシリーズの一貫した姿勢だ。
常駐する作家たちとの距離感
施設には複数の入居作家が常駐し、日常的に創作活動を続けている。そのなかには、アメリカ民族音楽学会(Society for Ethnomusicology)の最優秀作曲賞を受賞した山口紀子氏も在籍する。制作の現場が同じ敷地内にあることで、完成した作品だけでなく、アートが生まれる過程に触れる機会が自然に生まれる。
野外作品と体験プログラム
敷地内に設置された野外作品を辿りながら、施設全体を歩いて巡ることができる。体験プログラムとして1日体験・講座や教育プログラムが用意されており、夏休み期間にはものづくり体験も実施される。鑑賞にとどまらず、手を動かして参加できる選択肢が揃っている点がこの施設の強みのひとつだ。
施設利用とアクセス
敷地内にはカフェ・レストラン&ショップが設けられており、鑑賞や体験の前後に食事や買い物を楽しめる。あわら市内を巡る「あわらぐるっとタクシー」が公式で案内されており、公共交通でのアクセスに活用できる。開館時間は9:00〜17:00(企画展は10:00〜)で、夜間は貸館対応として22:00まで開いている。休館日は月曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始。施設を継続的に支えたい場合は友の会「メセナ会」への入会、ボランティアとして関わりたい場合も随時募集窓口が設けられている。
アクセス
芦原温泉駅からタクシー利用(公式サイトでは「あわらぐるっとタクシー」を推奨)
営業時間
9:00~17:00(企画展は10:00~、夜間は貸館で22:00まで)、月曜休館(祝日開館時は翌平日休館)、年末年始
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店舗詳細
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