
龍神温泉 上御殿
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和歌山県田辺市の山深い渓谷に佇む「龍神温泉 上御殿」は、370年近い歴史を持つ有形文化財の温泉旅館です。日本三美人の湯として名高い龍神温泉の中でも、紀州藩主ゆかりの格式と、渓流の恵みをいかした料理が息づく宿として、訪れる人を静かな非日常へと誘います。
江戸初期から続く、藩主ゆかりの宿
上御殿が建てられたのは1657年(明暦3年)。紀州藩初代藩主・徳川頼宣公の入浴・休息の場として造営されたのがその始まりです。以来、藩主の命を受けた龍神家が代々守り続け、江戸初期の面影を今に伝えます。1999年には日本政府により有形文化財として登録され、宿泊できる文化遺産として全国でも稀有な存在となっています。
弘法大師開湯伝説と「日本三美人の湯」
龍神温泉の起源は、弘法大師が夢に現れた龍王のお告げによって湯を発見したという伝説に遡ります。その湯は「日本三美人の湯」の一つに数えられ、なめらかで肌当たりの良い泉質が特徴。入浴すると肌の老廃物が落ち、珠のようなツヤのある肌へと導くといわれ、体の芯からじっくりと温まります。文豪にも愛されたというこの名湯は、江戸時代から変わらず上御殿の真髄として受け継がれています。
渓流と大地の恵みを盛り込んだ料理
上御殿の料理は、龍神の豊かな自然が育んだ食材を中心に構成されています。美しい渓流を泳ぐ新鮮な川魚と、自然の中で育った地元野菜が食卓を彩り、山里ならではの滋味深い味わいが楽しめます。観光地的な演出よりも、この土地の風土そのものを皿の上で表現することにこだわった料理は、温泉と並ぶ上御殿の大きな魅力です。
訪問前に知っておきたいこと
支払いはクレジットカード非対応のため、現金のみの取り扱いとなります。冬季(12月〜翌2月)は道路の積雪・凍結が想定されるため、お車でのお越しの場合はスタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンの準備が必要です。特に十津川方面からのR425と、高野山方面からの高野龍神スカイライン(R371)は積雪時の走行に注意が求められます。17時以降の到着予定の場合は事前連絡が必要で、小学生以下のお子様の入館はお断りしています。海外からの宿泊はKUMANO TRAVELの予約サイトを案内しています。
宿のそばに佇む温泉寺
上御殿から徒歩3分の距離に「温泉寺」があります。弘法大師が龍神温泉を開いた際に薬師如来像を祀った草庵が起源とされ、後に明算という僧が湯で皮膚病を治したことを機に再建・改名されたと伝わる古刹です。温泉の歴史とともに歩んできた社寺として、散策がてら立ち寄る価値があります。
アクセス
和歌山県田辺市龍神村龍神42。最寄駅の具体的な情報は公式サイトをご確認ください。
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店舗詳細
- 決済方法
- 現金
- 対応言語
- 日本語 / 英語
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