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井波別院瑞泉寺

井波別院瑞泉寺

※写真はイメージです。

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富山県南砺市に鎮座する井波別院瑞泉寺は、真宗大谷派の別院として1475年に蓮如上人によって創建された歴史的な寺院である。500年以上にわたって地域の信仰を支えてきたこの寺は、宗教的な聖地としてだけでなく、周辺に根付いた木彫刻文化の象徴としても広く知られている。

蓮如上人が開いた真宗の拠点

15世紀、浄土真宗の中興の祖と称される蓮如上人が越中の地にこの別院を開いて以来、瑞泉寺は北陸における真宗信仰の中心地として機能してきた。宗祖・親鸞聖人の教えを受け継ぐ場として、多くの門徒が代々この寺と深い縁を結んできた歴史がある。

木彫刻のまち・井波と日本遺産

2018年5月、「木彫刻のまち・井波」として文化庁から日本遺産に認定された。瑞泉寺の建立と再建を繰り返す過程で大工や彫刻師が井波に集まり、その技術が地域に定着したとされる。寺院の建築と木彫の伝統は切り離せない関係にあり、寺そのものがこの文化圏の核をなしている。

写仏・写経体験

南砺市観光協会との共同で、写仏と写経の体験が実施されている。写仏は仏画を手本に描き写す修行であり、写経は経典の文字を書き写す実践で、どちらも静かに仏の教えに向き合う時間を提供する。参拝者が寺院空間のなかで落ち着いて取り組める体験として、観光と信仰の両面から訪れる人を受け入れている。

年間を通じた宗教行事

瑞泉寺では一年を通じてさまざまな行事が行われる。毎年10月に開かれる「宗祖親鸞聖人報恩講」は、真宗の門徒にとってもっとも重要な年中行事とされ、法話や「御伝鈔」の拝読、帰敬式などが執行される。また「太子伝会」は立秋から二百十日目に開催され、絵解き説教と太子二歳像のご開扉が行われる。日常を見つめ直す機会として、地域の人々に古くから親しまれてきた行事だ。

アクセス

富山県南砺市井波3050

営業時間

9時~16時30分

料金目安

参拝志:一般(高校生以上)500円、団体(20名以上)大人450円

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