
Hi-COLOR handworks
GALLERY
徳島県最南端の海陽町、清流・海部川のほとりに佇む「Hi-COLOR handworks」は、藍染・泥染・草木染を実際に体験しながら泊まれる、一風変わった工房型ゲストハウスです。染めることが目的の旅、という選択肢をここは本気で実現しています。
全国屈指の清流が支える染色
全国で最も水質の美しい36本の川に選ばれる海部川の水を、生活用水と染色の両方に使用しているのがHi-COLOR handworksの土台にある思想です。藍染の原料となる藍は施設が自ら無農薬栽培し、染料のもととなるスクモ(発酵藍)の製造も一貫して自社で行います。染色には日本古来の「灰汁醗酵建て」と呼ばれる伝統技法を採用しており、化学薬品は一切使いません。川の水・土地の植物・伝統の技法という三つが揃って、はじめて成り立つ染色です。
国内でも希少な「泥染め」
特筆すべきは、国内でも数少ない泥染め体験を提供している点です。使用するのは近隣の神社から湧き出る鉱泉の泥。ミネラルを含んだ天然の泥を染料に用いるこの技法は、同じ日本国内でも奄美大島の泥染などごく限られた地域にしか存在せず、徳島・海陽町でそれが体験できること自体が稀有な価値です。藍染・泥染・草木染と三種類の技法が一箇所で学べる施設は、全国的にも多くはありません。
「着る薬」という哲学
Hi-COLOR handworksが掲げるのは、単なる体験観光を超えた「天然染料を纏う」という思想です。古代中国では衣服を「外服薬」と呼び、草木染めは植物の薬用効果を肌から吸収する目的で始まったとされます。化学薬品不使用にこだわるのは環境への配慮だけでなく、敏感肌やアレルギーに悩む人に寄り添う姿勢から。「肌が喜ぶ生きてる服」というコンセプトは、看板商品の受注販売や企業・個人からの染リメイク依頼にも一貫しています。眠っていた服や汚れが気になって着られなくなった服を染め直して蘇らせるサービスも手がけています。
真菰茶・ホーリーバジル茶という副産物
藍畑と並行して、真菰とホーリーバジルも無農薬栽培しています。真菰茶は体内デトックス・浄化作用、ホーリーバジル茶は免疫機能や新陳代謝の向上が期待されるとされ、どちらもノンカフェインのため赤ちゃんや妊婦さんでも飲める点が支持されています。工房に隣接する古民家ゲストハウスに滞在すると、こうした産品を含めた暮らしそのものに触れることができます。
異色の経歴を持つ代表と、旅メディアの注目
代表の庄司拓也氏は神奈川県出身で、30歳まで東京・原宿の古着屋に勤めながらサーファーとミュージシャンとして活動していた異色の経歴の持ち主。生まれた息子のアトピーとの向き合い方が、天然素材・農的暮らしへの転換点となりました。その実直なものづくりの姿勢は旅行誌『ことりっぷ』やトラベルサービス「NEWT」にも取り上げられ、海外からの関心も高まっています。工房と宿が隣接しているため、日帰りでは味わえない「染色に没頭する滞在」を選ぶ旅行者が国内外から訪れています。
アクセス
徳島市内より車で約1時間程度(海部川沿いに15分、その後山道5分程度)。最寄駅の記載なし。
営業時間
受付時間: 8:00~17:00(不定休)
外部予約・検索サイトで探す
下記の外部サイトで本店舗・施設の予約・在庫状況をご確認いただけます。
※ 外部サイトへのリンクには広告 (アフィリエイト) を含みます。
店舗詳細
- 対応言語
- 日本語 / 英語
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)







