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花園教会水族館

花園教会水族館

※写真はイメージです。

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京都・右京区の花園キリスト教会が運営する、ひと味違う小さな水族館です。淡水魚・爬虫類・両生類を210種類以上展示しながら、入場無料という姿勢を14年にわたって守り続けてきた施設で、その独自の理念と運営スタイルが評価され、京都新聞福祉賞(60周年記念)や国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)主催の生物多様性アクション大賞に2年連続で入賞しています。

外来種問題に真正面から向き合う展示

花園教会水族館の最大の特徴は、他の水族館では通常展示されていない「特定外来生物を含む外来種」を多数展示し、外来種問題の啓発を展示の柱に据えていることです。生態系への影響を「見て・知って・考える」機会を提供するこのアプローチは、日本の水族館のなかでもきわめて稀有な取り組みです。

個性豊かな展示生物たち

展示生物には、見応えのある個体が揃っています。アフリカ原産のクリイロハコヨコクビガメはオスとメスのペアで展示され、甲長25cmほどに成長する水亀で、その愛嬌ある顔が来館者に人気です。オーストラリアにのみ生息するネオケラトゥドゥス(オーストラリア肺魚)は、100年前までは「バーネットサーモン」の名で食用とされていたが現在は絶滅危惧種という数奇な背景を持ちます。また、全長80cm・胸囲60cmと日本一の大きさを誇ったデンキナマズの展示も行われていました。さらに「危険な香りがする生物たち」をテーマにした企画展も随時開催されており、解説と実物を同時に観覧できる構成になっています。

子どもたちが届ける「生きた学び」のガイド

この水族館のもうひとつの核心は、子どもたちによるガイドです。案内を担う子どもたちの言葉は、インターネットの知識をそのまま読み上げるものではなく、実際の体験・経験・探求心から得た知恵に根ざしています。その熱量ある語りを聞いた来館者が自然と寄付へ繋がり、それが子どもたちの励みとやりがいになるという好循環が生まれています。こうして育った子どもたちのなかには、のちに全国の水族館スタッフや環境保全の活動に従事する人材へと成長した例もあるといいます。

運営の仕組みと活動の広がり

水族館は花園ジョイフル子ども会の管轄のもと、来館者の寄付によって支えられています。SDGsへの賛同も表明しており、京エコロジーセンター「えこせん」での特集掲載やYouTuberのやまるさんによる解説動画の公開など、発信の場も広がっています。ボランティア募集や里親募集も行っており、来館にとどまらない形で関わる手段も用意されています。

訪問の流れと注意点

開館は土・日の午後2時〜5時のみ(祝日休館)。1時間完全入替制のため、午後1時半から配布される整理券で希望の時間枠を確保し、その時間の3分前に水族館前に集合する必要があります。土・日は予約不要ですが、平日来館を希望する場合は事前予約が必要です。なお、駐車場はありません。

アクセス

住所: 京都府京都市右京区。サイトに記載なし。最寄り駅は要確認

営業時間

土日 14:00~17:00(1時間完全入替制、整理券配布13:30~)、祝日休館、平日は予約制

料金目安

入場無料(寄付募集)

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