八丈島は、東京都心から南へ約290km、伊豆諸島の南部に位置する火山島で、東山(三原山)と西山(八丈富士)という二つの成層火山がひょうたん型に連なる独特の地形を持ちます。面積約69平方キロメートル、人口約7,000人、伊豆諸島では大島に次ぐ規模を誇る島です。亜熱帯気候に属し、年間を通じて温暖、東京都内とは思えない南国情緒あふれる風景が広がります。
島のシンボル「八丈富士」は標高854m、富士山に似た優美な裾野を持つ円錐形の火山で、山頂のお鉢巡りからは太平洋と島全体を一望する絶景が広がります。一方、南側の三原山は古い火山で、深い亜熱帯の森に包まれ、登山道沿いではヘゴ(木性シダ)やオオタニワタリといった南国植物が群生し、原始の森の雰囲気を味わえます。
海岸線は黒い溶岩と白い砂のコントラストが美しく、底土海水浴場や乙千代ヶ浜は遊泳・シュノーケリングの名所。透明度の高い海ではウミガメやハンマーヘッドシャーク、回遊魚と出会えるスポットが多数あり、ダイバーの聖地としても世界的に知られています。島の周囲には黒潮が流れ込み、豊かな海の生態系を支えています。
また、温泉も豊富で、太平洋を望む露天風呂「裏見ヶ滝温泉」「足湯きらめき」「みはらしの湯」など、絶景温泉を無料または格安で楽しめるのが嬉しいポイント。江戸時代には流人の島として知られ、独自の文化が育まれ、伝統工芸「黄八丈」(黄色を基調とした絹織物)は国の伝統的工芸品に指定されています。島寿司やくさや、明日葉料理、島焼酎など食文化も独特。
アクセスは羽田空港から飛行機で約55分、東京・竹芝桟橋から大型客船「橘丸」で約10時間半。日帰り圏でありながら、本土とはまったく異なる時間が流れる楽園です。ダイビング、温泉、登山、ホエールウォッチングと多彩な楽しみ方ができ、伊豆諸島観光の決定版とも言える人気の島です。
アクセス
羽田空港から飛行機で約55分「八丈島空港」、または竹芝桟橋から橘丸で約10時間半
営業時間
島内自由
料金目安
航空券往復 約¥30,000〜(時期による)