
具志川火力発電所・電気科学館
GALLERY
うるま市の海岸沿いに立地する具志川火力発電所は、沖縄電力初の石炭専焼発電所として稼働する現役の発電施設だ。その敷地内に設けられた電気科学館は、実際に動く発電設備を間近で見ながらエネルギーと環境を学べる体験型の施設で、「見て・触れて・楽しむ」をコンセプトに、子どもから大人まで幅広い層が来館している。
5ステップで構成される約90分の見学コース
見学は完全予約制で、約90分のコースは5つのステップに分かれている。
最初の「発電所概要説明」(約20分)では、動画視聴(約15分)とパネル解説で発電所全体の役割と機能を把握する。次の「電気科学館見学」(約20分)が体験の核心で、自転車をこいで自分の力で発電を試す「人力発電」や、360度3DのVRシアターが楽しめる。VRコンテンツは随時追加されており、迫力ある映像体験が好評だ。
3番目の「本館3階タービンフロア見学」(約15分)では、発電所全体を24時間監視する中央制御室と、ボイラーで生み出した蒸気でタービンを回す蒸気タービン・発電機を実際に間近で見学できる。ただし主機器の定期点検工事中はこのエリアが見学コースから外れる場合があるため、事前に確認しておくとよい。
4番目は「構内バス一周」(約15分)。敷地内をバスで巡りながら、環境保全設備・灰処理場・揚炭バースなどを解説付きで見学する。自然エネルギーを活用した風車も敷地内で確認できる。最後の「貯炭場見学」(約10分)では、実際の石炭を見ながらその特性や石炭のクリーンエネルギーとしての活用方法について説明を受ける。
現役設備が教材になる環境教育の場
具志川火力発電所が特に力を入れているのが、青少年向けの環境教育だ。毎年多くの学校が社会見学の一環として訪れており、「電気をつくる設備とそこで働く人々を身近な視点で捉え、地域社会を考える機会の提供」というコンセプトのもと運営されている。沖縄の豊かな自然と電力供給の両立を図るため、環境マネジメントシステムを活用した環境保全にも取り組んでおり、その実態を見学を通じて直接感じ取れる点が他の科学館との大きな違いだ。
多目的グラウンドの一般開放
発電所敷地内には多目的グラウンドもあり、予約制で一般に開放されている。ただし同社の行事等で使用できない場合もあるため、利用希望の際は事前問い合わせが必要だ。
見学前に押さえておきたいこと
見学は完全予約制(見学時間:9:00〜12:00、13:00〜17:00)で、休館日は土・日曜・祝日のほか、沖縄慰霊の日(6月23日)・旧盆(旧暦7月15日)・年末年始(12月28日〜1月4日)となっている。また都合により見学できない場合もあるため、訪問前に電話で確認してから向かうことを強くすすめる。
アクセス
公式サイトにアクセス方法記載なし。住所: 沖縄県うるま市字宇堅657番地
営業時間
9:00~12:00、13:00~17:00(完全予約制。土日祝、沖縄慰霊の日(6月23日)、旧盆、年末年始は休館)
料金目安
無料
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