
スイミーこざかなくんプール
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広島県尾道市の緑豊かな丘陵地に広がる「こざかなくんスポーツパークびんご(びんご運動公園)」。87.6ヘクタールもの広大な公園の健康運動ゾーン内に整備された「スイミーこざかなくんプール」は、子どもから大人まで気軽に利用できる屋内プール施設として、地域のスポーツ文化を長年にわたって支えてきた存在です。
びんご運動公園が育む、スポーツと自然の拠点
「こざかなくんスポーツパークびんご」は、広島県を事業主体として1983年(昭和58年度)から整備が進められてきた総合公園です。尾道市栗原町から美ノ郷町にかけての丘陵地に広がり、公園面積は87.6ヘクタール、総事業費216億円という規模を誇ります。現在はびんごスポーツパークマネジメントが管理・運営を担い、「笑顔・元気・健康」をコンセプトに県民ひとりひとりが活き活きと過ごせる空間として親しまれています。
公園はスポーツゾーン(28.0ヘクタール)・健康運動ゾーン(10.4ヘクタール)・野外活動ゾーン(36.4ヘクタール)の3エリアに分かれており、第2種公認の400メートルトラックを備えた陸上競技場、18面のテニスコート、甲子園球場と同形状の野球場など、県内屈指のスポーツ施設が集積しています。その健康運動ゾーンの中心に位置するのが「スイミーこざかなくんプール」です。
プール施設の全体像――本格規格と幼児プールの両立
スイミーこざかなくんプールは屋内型の水泳施設で、大きく2種類のプールで構成されています。
メインとなる一般プールは全長25メートル・全幅13メートル・6コースという本格的な規格を持ちます。水深は最浅部1.15メートルから最深部1.35メートル(通常時)に設定されており、さらに1.35メートルから1.55メートルへの切り替えも可能です。6コースのレーンはターン練習にも対応できる長さで、競技志向の水泳愛好家から健康維持のためにコツコツ泳ぎ続けたい方まで、幅広いニーズに応える環境が整っています。屋内施設のため天候や季節を問わず利用でき、夏の猛暑日も冬の寒い時期も快適に泳ぎを楽しめるのが大きな利点です。
もうひとつのプールが幼児用プールです。全長20メートル・幅3〜4メートルというコンパクトなサイズで、水深は0.55メートルと浅く設定されています。水慣れしていない小さな子どもでも保護者とそばで一緒に水遊びができる深さで、「初めてのプール」として安心の環境が確保されています。
施設2階には固定席44席の観客スペースが設けられており、水面を見下ろしながら子どもの様子を見守ることができます。また、附属設備として洗面所・シャワー・ロッカー(100円硬貨使用・リターン式)なども完備されており、利用後のケアもスムーズに行えます。
年齢・泳力別の利用ルール――安全な水泳環境を守る仕組み
スイミーこざかなくんプールでは、利用者の安全を守るために年齢や泳力に応じた利用ルールが定められています。
幼児用プールは3歳以上の幼児から利用可能ですが、保護者の同伴が必要です。保護者1人につき幼児2人まで同伴できます。子どもの初めての水体験を安全にサポートするための取り組みです。
一般プールは小学生以上から利用できますが、小学生については条件があります。保護者の同伴(保護者1人につき小学生2人まで)か、50メートル以上の泳力証明書の提出(用紙は受付で入手可能)のいずれかが必要です。この制度は子どもが段階的に水泳技術を身につけながら安全に成長できるよう配慮されたものです。なお、幼児または小学生に同伴する保護者の方の利用条件については、受付窓口にてご確認ください。
中学生・高校生・大人はいずれも個人利用が可能で、泳力の条件はありません。利用者が自由に水泳を楽しめる環境と、必要な場面での安全管理が両立された体制です。
料金体系――家族も個人も嬉しいリーズナブルな設定
利用料金は非常に手頃な水準に設定されており、継続的に通いやすい体系となっています。
3歳以上の幼児は無料で利用できます。小学生・中学生・高校生は1回券210円、11回券2,100円。大人(上記以外の方)は1回券370円、11回券3,700円です。
幼児が無料というのは家族にとって大きなメリットです。子ども料金も1回210円と非常にリーズナブルで、週に数回通うフィットネス習慣にも対応しやすい価格帯です。大人の370円という料金も、民間のフィットネスクラブと比較すると格段に手頃です。
11回券は10回分の料金で11回利用できるお得な仕組みで、定期的に通う方にはぜひ活用していただきたい選択肢です。月に4〜5回ほどプールを利用する方であれば、回数券を使った方が経済的に継続しやすくなります。
利用時間と休館日――朝から夜まで使いやすい開館スケジュール
一般プール・幼児用プールともに、利用時間は午前9時から午後9時までとなっています。ただし、入館および受付の締め切りは午後8時まで、遊泳は午後8時45分までです。仕事終わりや夕方以降に訪れる方は、この時間に注意して余裕をもってお越しください。
朝9時から開館しているため、早朝に近いタイミングで泳ぎ始めることもでき、一日の始まりに水泳でリフレッシュするルーティンにも対応できます。日中は主婦・シニア層、放課後は学生、夕方以降は社会人と、幅広い層がそれぞれの生活スタイルに合わせて利用できる開館時間が設定されています。
定休日は毎週水曜日です。また、施設の点検や整備のため、水曜日以外にも臨時休館となる場合があります。遠方から訪れる際や特定の日に利用したい場合は、事前に電話(0848-48-5446)で確認しておくと安心です。
公園内の周辺環境と立地・アクセス
スイミーこざかなくんプールはJR山陽新幹線「新尾道駅」周辺エリアに位置しており、公共交通機関を使ったアクセスも便利です。施設の所在地は広島県尾道市栗原町997番地です。
プールが位置する健康運動ゾーンには、隣接して「チャレンジこざかなくんアリーナ」という大型体育館も整備されています。メインアリーナ(1,919平方メートル)・サブアリーナ(713平方メートル)に加え、トレーニング室(288平方メートル)やエアロビクス・ダンスなどに利用できるスタジオ(165平方メートル)なども備えており、プールと組み合わせた多彩なスポーツ体験が一か所で完結します。自由広場には1周470メートルのジョギングコースと健康器具13種類が設置されており、プールでの水泳と組み合わせた全身運動ルーティンの構築にも最適です。
野外活動ゾーン(36.4ヘクタール)には大型遊具が揃う「冒険の森」や、21種類・約1,700本のサクラが植えられた「サクラの森」、AC電源・炊事場付きの30サイトを持つ「ザリガニくんオートキャンプ場」なども展開しており、スポーツ目的だけでなく家族のレジャー・アウトドア拠点としても充実しています。尾道市の豊かな自然に包まれながら、プールで体を動かし、公園内を散策し、春にはサクラを楽しむ――そんな充実した一日を過ごせる場所として、スイミーこざかなくんプールはこれからも地域の人々の健康と笑顔を支え続けます。
アクセス
JR尾道駅から徒歩約30分、または車で約5分。公園内位置:びんご運動公園内(住所:尾道市栗原町997番地)
営業時間
9:00~21:00(受付は20:00まで、遊泳は20:45まで)定休日:毎週水曜日
料金目安
幼児:無料、小学生・中学生・高校生:210円、大人:370円(1回券)。11回券もあり
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