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さいたま市立大宮図書館

さいたま市立大宮図書館

Photo: Ebiebi2 / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons
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大宮駅のすぐそばに位置するさいたま市立大宮図書館は、2019年に新大宮区役所内に移転・開館した市立図書館です。単に本を借りる場所にとどまらず、多彩なイベントや地域連携プログラムを通じて、あらゆる年齢の市民が「学び・出会い・楽しむ」ことのできる文化拠点として親しまれています。

大宮の知の拠点――移転開館から7年の歩み

さいたま市立大宮図書館は、2019年に新大宮区役所の建物内へ移転し、新たなスタートを切りました。2026年には移転開館から7周年を迎え、記念コンサートを開催するなど、地域に根ざした活動を着実に積み重ねています。

旧施設と比べて利便性が大幅に向上し、区役所との複合施設という立地のおかげで、手続きのついでに立ち寄れる気軽さも魅力のひとつ。Googleの口コミ評価は4.1(349件)と高水準を維持しており、地域住民から幅広い支持を集めています。さいたま市内の他の図書館が年末年始に休館する中、大宮図書館は12月29日から1月4日も開館するという独自のサービスを提供しており、年末年始も学びの場として活用できる数少ない施設です。

本と出会うための仕掛け――テーマ展示と俳句ポスト

図書館の醍醐味のひとつが、毎月テーマを変えて行われる「本の展示」です。季節の話題や社会的な関心事に合わせた選書が丁寧に展示されており、普段は手に取らないジャンルの本との思わぬ出会いが生まれます。

また、ユニークな文化企画として「図書館俳句ポスト」が毎月実施されています。月ごとにお題となる季語が発表され、利用者が俳句を投函する参加型の企画です。「燕」「春塵」「蕗の薹」「夜長」「案山子」など、季節の移り変わりを感じさせる繊細なお題が並び、俳句に親しむきっかけとして好評を博しています。文学に興味を持つ大人から、言葉遊びを楽しみたい子どもまで、幅広い層が気軽に参加できる取り組みです。

さらに「大宮文学散歩」と題した講座では、韓国現代文学の魅力と選び方をテーマにした回が開かれるなど、国内外の文学を深く掘り下げる機会も定期的に設けられています。歌人・大西民子や宮澤章二の作品展示といった企画展も定評があり、地域の文学文化を支える場として機能しています。

子どもから大人まで楽しめる多彩なイベント

大宮図書館のイベントの幅広さは、この図書館の大きな特徴です。乳幼児向けの「あかちゃんおはなし会」は毎月定期的に開催されており、絵本の読み聞かせを通じて言葉や物語への興味を育てます。親子で参加できる「読書郵便を出そう!」といった企画も実施されており、家族ぐるみで読書文化に親しめる環境が整っています。

子ども向けには理科実験イベントも充実しています。「酸化還元のフシギを体験しよう」「虹をつくってみよう」「橋のひみつをさぐれ」など、科学の不思議を体感できる実験講座が季節ごとに開催されており、図書館が学校外の理科教育の場としても機能しています。「3Dプリンターつかってみない?」のような最新技術に触れるプログラムも登場しており、テクノロジーへの好奇心を刺激する取り組みも見逃せません。

大人向けには、大人の塗り絵教室、折り紙講座、筆ペンで百人一首をたどる書道講座、囲碁体験など、手を動かして学ぶ文化・芸術系のイベントが豊富です。健康づくりの観点からも、ウォーキング講座や首・肩のセルフケア講座なども開催されており、図書館が生涯学習の総合的な拠点となっていることがわかります。

地域・学校との連携が生む新しい学びの場

大宮図書館が他の図書館と一線を画すのが、地域の学校や団体との積極的な連携です。大宮国際中等教育学校との協働プログラムでは、生徒が東北訪問で感じた人々のつながりを絵本の読み聞かせとして図書館で発表するイベントが実施されました。クラーク記念国際高等学校とは謎解きイベントを共同企画するなど、学校教育と図書館機能を結びつけた創造的な取り組みが継続的に行われています。

また、「図書館を使った調べる学習コンクール」への参加支援として、調べ学習の方法を学ぶ「調べる学習おたすけ講座」も開催。図書館資料を活用して自分で課題を設定し、調べ、まとめる力を育てるこの取り組みは、探究学習が重視される現代の教育ニーズに応えるものです。さいたま子ども短歌賞の作品展示も行われており、子どもたちが創作した言葉を社会に発信する場としての役割も担っています。

ビジネス・キャリア支援まで広がる学びのフィールド

図書館のイベント対象は子どもや文化愛好者にとどまりません。「創業計画書作成セミナー」や「資産形成講座」など、ビジネスや経済的自立を目指す大人向けのプログラムも充実しています。起業を考えている人や将来の資産形成に不安を感じる人に向けて、専門家から直接学べる機会を提供しており、公共図書館としての社会的役割の幅広さを示しています。

元マラソン選手・川内優輝氏による講演会「現状打破」など、スポーツを題材にしながらも人生や挑戦について深く考えるイベントも開催されており、図書館を訪れることで思いがけないインスピレーションを得られることも少なくありません。

アクセスと利用案内

大宮図書館は、JR大宮駅から徒歩圏内の大宮区吉敷町に位置しており、電車でのアクセスが非常に便利です。大宮区役所との複合施設に入居しているため、施設内は整備が行き届いており、バリアフリー環境も充実しています。

利用に際しては、電話(048-643-3701)や公式ウェブサイトから各種イベントの申し込みや情報確認が可能です。年末年始も開館しているという特性を活かして、長期休暇中に腰を据えて読書や学習に取り組む場として利用するのもおすすめです。赤ちゃん連れのご家族から、学びを深めたいシニアの方、起業や自己成長を目指す社会人まで、あらゆる世代が歓迎される開かれた知の空間です。

アクセス

大宮駅から徒歩圏内

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