
一膳飯屋 八起
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小田原駅から徒歩わずか4分。おだわら市民交流センターUMECOの1階に佇む「一膳飯屋 八起」は、地元の人々が日々足を運ぶ、親しみやすい定食屋兼居酒屋です。評価サイトでも高い評価を誇るこの店には、小田原ならではの食材と、温かみのある空間が待っています。
昭和の路地裏を感じる、懐かしい佇まい
一膳飯屋 八起の原点は、先代が「サラリーマンの方が自宅に帰る前に気軽に通え、ほっと一息つけるようなお店を開きたい」という思いで開いた一軒の定食屋です。その精神は今も店の隅々に息づいており、昭和初期の昔ながらの路地をイメージした内装が、訪れる人を懐かしい雰囲気で迎え入れます。
カウンター席10席、テーブル席50席の合計60席という広さは、一人でふらりと立ち寄るにも、仲間と連れ立って訪れるにも申し分ない規模感です。お一人様でも気兼ねなく座れるカウンター席は、仕事帰りの一杯にも最適。混み合う時間帯でも比較的ゆったりと過ごせる空間が整っており、日常づかいの食堂として地域に根付いてきた理由がよくわかります。
チェーン店にはない、手作り感とアットホームな接客も八起の大切な魅力のひとつです。常連客が多く、スタッフと常連の軽口を聞きながら食事をするうちに、気づけば自分も馴染みの客になっていた——そんな体験が積み重なって、長く愛される店になっています。
地産地消へのこだわり——相模湾の恵みを食卓へ
八起が最も力を入れているのが、地産地消への真摯な取り組みです。地元・神奈川の大地が育てた野菜と、相模湾に水揚げされたばかりの地魚を使い、素材本来の旨みを活かした料理を提供しています。
なかでも看板食材として名高いのが「アジ」です。相模湾は良質なアジの産地として知られており、八起ではその新鮮なアジを仕入れて提供しています。小田原の漁師町文化が育んだアジは、脂の乗りと身の弾力が格別で、刺身や干物、フライなど様々な調理法でその旨さを引き出します。東京から来た観光客が「こんなにアジが美味しいとは知らなかった」と驚くのも無理はありません。
地場野菜についても同様に、旬の食材をできるかぎり地元から調達することを大切にしています。季節ごとにメニューが変わる小鉢や副菜に、その時期ならではの神奈川の恵みが詰まっています。素材を活かしたシンプルな味付けの料理は、毎日食べても飽きない「家庭の延長にある食卓」という印象を与えてくれます。
定食から一杯まで——幅広いメニュー構成
八起は昼は定食屋、夜は居酒屋としての顔を持つ二刀流の店です。ランチタイムには、ご飯・味噌汁・副菜が揃った定食メニューが揃い、仕事の合間にしっかりと食事を取りたいビジネスパーソンや地域住民に重宝されています。
夜の時間帯は居酒屋モードに切り替わり、地魚を使った一品料理やおつまみ類が豊富に並びます。ビールや日本酒と合わせて、新鮮な魚介をつまみながらゆっくり過ごす夜は格別です。小田原は神奈川の地酒産地とも縁が深く、地元の酒蔵の酒と小田原の魚を合わせるという楽しみ方も、この店ならではの醍醐味といえます。
価格帯は地域の定食屋・居酒屋として良心的な設定であり、財布に優しく毎日通えるのが地元民に支持される理由のひとつです。観光地価格ではなく、地元の人々と同じ日常の値段で小田原の味を楽しめるのは、旅行者にとってもうれしいポイントでしょう。
こんなシーンに最適
八起が輝くシーンは実に多彩です。まず、平日のランチに地元で働く人々がごはんを食べに立ち寄るという日常づかい。次に、観光で小田原を訪れた人が「せっかくなら地元の人が通う店で食べたい」と選ぶ、穴場グルメスポットとしての使われ方。さらに、仕事帰りに同僚と軽く一杯飲みながら夕食を済ませるという、居酒屋としての活用。
家族連れでの利用も歓迎される雰囲気で、テーブル席が充実しているため親子でゆったり食事を楽しめます。また、カウンター席でひとり静かに食事をしたい一人客にも居心地のよい空間です。どんな目的や人数でも受け入れてくれる懐の深さが、八起を「地域のみんなの食堂」たらしめています。
小田原観光とあわせて——周辺の見どころ
八起が位置する小田原駅周辺は、観光の拠点としても非常に恵まれたエリアです。徒歩圏内には、戦国時代の北条氏の居城として知られる小田原城があり、復元された天守閣からは相模湾や伊豆半島を見渡す絶景を楽しめます。桜の季節には城址公園が花見スポットとして大勢の人で賑わいます。
小田原はまた、蒲鉾(かまぼこ)の産地としても全国的に有名です。駅周辺には老舗蒲鉾店が軒を連ね、工場見学や手作り体験を提供する店もあります。新鮮な魚介を使った小田原かまぼこのお土産は、帰宅後の食卓を彩る一品です。
さらに、小田原は箱根観光の玄関口でもあります。小田急ロマンスカーや東海道新幹線の停車駅として交通の便がよく、箱根の温泉や芦ノ湖、美術館巡りと組み合わせた旅程を組むのに最適な立地です。八起で腹ごしらえをしてから箱根へ向かうという旅の流れは、多くの旅行者にとって理想的なプランになるでしょう。
アクセスと営業情報
一膳飯屋 八起へのアクセスは非常に便利です。JR・小田急小田原駅の東口から徒歩約4分。おだわら市民交流センターUMECO(小田原市栄町1-1-27)の1階に入居しており、駅からわかりやすい道のりでたどり着けます。
営業時間は平日・土曜日が11:00〜22:00(ラストオーダー21:00)、日曜日が11:00〜21:00(ラストオーダー20:00)です。定休日は月曜日で、祝日にあたる場合は翌平日が休みとなります。訪問前には念のため確認しておくと安心です。
駐車場は店舗に併設されておらず、建物の上階が有料駐車場となっています。電車利用が基本ですが、車の場合は近隣のコインパーキングを利用することになります。電話番号は0465-24-5775で、混雑時や団体での利用を検討している場合は事前に問い合わせてみるとよいでしょう。
昭和の温もりを受け継ぎながら、相模湾の新鮮な食材を毎日の食卓に届ける「一膳飯屋 八起」。地元の人々が信頼を寄せる理由が、ひとくち食べれば自ずとわかる、そんな誠実な一軒です。
アクセス
小田原駅より徒歩4分
営業時間
平日/土曜日 11:00~22:00(21:00LO)、日曜日 11:00~21:00(20:00LO)、定休日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)
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