
みすゞ飴本舗 飯島商店 上田本店
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信州・上田の地に根ざして一世紀以上。「みすゞ飴本舗 飯島商店 上田本店」は、国産果実へのこだわりと無香料・無着色という一貫した姿勢で、本物の味を届け続けてきた老舗菓子店です。上田駅から徒歩圏内に位置し、地元の人々にも観光客にも愛され続けています。
百年を超える歴史と、変わらぬ菓子づくりの哲学
飯島商店の歴史は江戸時代にまでさかのぼります。明治時代に菓子製造へと本格的に乗り出し、明治末期にはこの店を代表する看板商品「みすゞ飴」が誕生しました。その後、大正・昭和・平成・令和と時代を越えて、百年以上にわたって信州の銘菓を作り続けています。
「みすゞ」という名前は、古来より信濃の国(現在の長野県)を表す枕詞「みすゞ」に由来します。スズタケの清らかなイメージとともに、信州の自然の恵みを閉じ込めた菓子として命名されたこの名前は、今も変わらず商品に刻まれています。
現在の上田本店は登録有形文化財にも指定されており、建物そのものが歴史の証人です。重厚な外観は、この店が歩んできた長い歴史を静かに物語っており、訪れる人に「本物の老舗」という感慨を抱かせます。
看板商品「みすゞ飴」の魅力
飯島商店の顔ともいえる「みすゞ飴」は、国産果実を使用し、人工香料・着色料を一切使わずに手作りされた寒天菓子です。果実本来の色と風味をそのまま生かした、素朴でありながら奥深い味わいが特徴で、長年にわたって信州土産の定番として親しまれてきました。
使用する果実は厳選された国産品のみ。信州という果実の王国に位置するこの地ならではの豊かな素材を活かし、季節ごとに異なるフルーツを使った商品が展開されています。たとえば春には上田城の千本桜にちなんだ商品や弓削瓢柑を使ったみすゞ飴が販売され、季節の移ろいを味覚でも楽しめる仕掛けが施されています。
包装にも細やかな配慮が見られ、伝統的な和紙包装タイプは贈答品としても格調があります。見た目の美しさと味の確かさが両立したみすゞ飴は、信州を代表するお土産品として、全国からの注文も絶えません。
「四季のジャム」と冷蔵商品——果実の王国が生んだ逸品たち
みすゞ飴と並んで飯島商店を代表するのが「四季のジャム」です。その歴史は80年以上前の戦前、昭和初期にまでさかのぼり、長野県下に現存するジャムメーカーの中でも屈指の老舗として知られています。
四季のジャムは、四季折々の国産果実を完熟のタイミングで収穫し、鮮度を最大限に保った状態で瓶詰めされます。余計なものを加えず、果実そのものの風味と香りを大切にするという製造姿勢は、みすゞ飴と一貫しています。なつ柑マーマレード、弓削瓢柑、はちみつきんかん三宝柑など、信州や国内各地で育まれた個性豊かな柑橘類やフルーツが素材として選ばれています。
また、使用するシナモン(肉桂)はなんと自家製粉。「香りが命」というこだわりのもと、挽きたての芳香を生かすために店内で粉砕するという徹底ぶりです。こうした見えないところへの手間こそが、飯島商店の菓子に宿る深みの源といえるでしょう。
さらに近年注目を集めているのが冷蔵商品の生ゼリーです。新鮮な旬のフルーツをその日のうちに絞って仕立てたこのゼリーは、まさに果実の瑞々しさがそのままカップに詰まったような一品。季節限定品が多く、入荷次第すぐに売り切れることも珍しくありません。訪れた際にはぜひ冷蔵ショーケースも確認してみてください。
「アラカルト」と呼ばれるカテゴリには、和洋生菓子や信州の四季を彩るフルーツを独自の方法で調製した新しいかたちのお菓子が並んでいます。伝統を守りながらも新しい提案を続けるこの姿勢が、幅広い世代から支持される理由の一つです。
店内の雰囲気と価格帯
上田本店の建物は登録有形文化財という格式を持ちながらも、入り口を一歩くぐれば温かみのある菓子店の空気が広がります。木の質感を活かした落ち着いた内装の中に、色とりどりの果実菓子やジャムが整然と並ぶ様子は、まるで信州の豊かな自然をそのまま切り取ったかのよう。
価格帯はみすゞ飴の小箱が数百円から、ギフト用の詰め合わせは数千円台まで幅広く揃っています。四季のジャムは一瓶あたりおおむね600〜1,200円前後のものが中心で、日常使いから贈答用まで対応できるラインナップです。老舗菓子店でありながら気軽に立ち寄れる価格設定は、地元のリピーターが多い理由の一つでもあります。
なお、上田本店のほかに上田分店もあり、店舗ごとに営業時間が異なる場合があります。訪問前に公式サイトや電話(0268-23-2150)で最新の営業情報を確認することをおすすめします。オンラインショップも充実しており、全国どこからでも購入が可能です。
こんな方におすすめ——利用シーンと贈答品として
飯島商店の商品は、さまざまなシーンで活躍します。信州旅行のお土産としてはもちろん、結婚式の引き出物や季節の贈り物としても定評があります。年配の方へのギフトには、長い歴史を持つみすゞ飴の詰め合わせが喜ばれることが多く、和風の包装と上品な味わいが「信州らしさ」を伝えます。
小さなお子さんのいるご家庭には、果実の自然な甘みを生かした無着色・無香料のみすゞ飴が安心して渡せる一品として重宝されます。また、食に敏感な方や素材へのこだわりを大切にする方にも、国産原料のみで作られたこの店の菓子は信頼できる選択肢となるでしょう。
さらに、上田本店の名物サービスとして「四季のジャムで作ったジュース」があります(現在は公式サイトでレシピも公開中)。訪問時にこうしたサービスを体験することで、店の魅力をより深く知ることができます。
アクセスと周辺観光情報
上田本店の住所は長野県上田市中央1丁目1-21。JR上田駅から徒歩数分という好立地にあり、公共交通機関でのアクセスも容易です。お客様用の地下駐車場も備えているため、車での訪問にも対応しています。
上田といえば、真田氏ゆかりの城下町として知られ、上田城跡公園は春の桜の名所としても有名です。飯島商店では毎年「みすゞ飴 上田城千本桜まつり」限定版も販売されるなど、地域の風物詩とも深く結びついています。城下町散策のついでに立ち寄り、季節限定の商品を手に入れるというのが、上田観光の定番コースの一つです。
また、北陸新幹線(現:上越・北陸新幹線)の停車駅である上田駅は長野市や軽井沢方面からもアクセスしやすく、近隣の観光スポットとして別所温泉や塩田平なども人気です。信州旅行の拠点として上田を訪れた際には、ぜひ飯島商店で一世紀の味を体感してみてください。
アクセス
上田駅から徒歩圏内
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