
和風レストラン 松竹
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一ノ関駅前に100年以上の歴史を刻む「和風レストラン 松竹」。東北の食文化が息づく岩手県一関市で、地元の人々に長く愛され続けてきた老舗和食レストランです。懐かしい味と温かな雰囲気が旅人の疲れを癒してくれる、一ノ関を訪れたなら一度は足を運びたい名店です。
大正から続く、駅前食堂の誇り
「和風レストラン 松竹」が産声を上げたのは、大正9年(1920年)のこと。今から100年以上前、JR一ノ関駅前にこの食堂が誕生しました。以来、戦争や高度経済成長、バブルの興隆と崩壊、そして令和の時代へと至るさまざまな時代の波を越えながら、松竹はこの地で営業を続けてきました。2024年に創業104周年を迎えた同店は、いまや一関市を代表する食の文化財ともいえる存在です。
駅前という立地が示す通り、松竹はかつて旅人や地元の働き手たちが気軽に立ち寄れる「庶民の食堂」として出発しました。その精神は今も変わらず、飾らない接客と正直な料理で、地元のお客さまから観光客まで幅広い世代に愛されています。Googleマップでの評価も4点以上(434件)と高く、口コミでその評判が広く知れ渡っています。
看板メニュー「ソース味かつ丼」の個性と魅力
松竹を語るうえで外せないのが、創業当初から続く伝統の「ソース味かつ丼」です。一般的なかつ丼といえば、甘辛い出汁で煮た玉子とじをご飯にのせたスタイルが全国的に広まっていますが、松竹のかつ丼はそれとは一線を画す存在です。
ソース味のかつ丼は、東北や関西の一部地域に残る「洋食文化との融合」から生まれた独自スタイルで、ウスターソースやとんかつソースの香ばしい風味がご飯との相性を生み出します。サクッと揚がった衣に、コクのあるソースが絡む一皿は、食べた瞬間に「これが松竹の味だ」と直感させる個性があります。
100年以上にわたって変わらぬレシピを守り続けてきたこの丼は、かつて一ノ関で育ち、今は遠方に暮らす人々が帰省のたびに「あの味に会いに行く」と語る、まさにソウルフードです。ぜひ初訪問の方にも、まずこの一品を試していただきたいと思います。
うなぎ料理も見逃せない、もう一つの柱
かつ丼と並び、松竹のもうひとつの看板が「うなぎ料理」です。うな丼をはじめとするうなぎメニューは創業以来の定番で、季節を問わず根強い人気を誇ります。夏の土用丑の日には毎年予約受付を行うほど、地元でのうなぎ需要は高く、「松竹のうな丼を食べないと夏が来ない」という常連客も少なくないといいます。
うなぎは国産食材の入手が難しくなっている昨今、松竹はその質にこだわりを持ちながら提供を続けています。ふっくらと蒸し上げられたうなぎに、甘みのあるタレが絡むうな丼は、訪れるたびに食べたくなる滋味深い一皿です。また、かつ丼やうな丼以外にも「昔懐かしいメニュー」が揃っており、親子連れや年配の方にも喜ばれるラインナップとなっています。
ゆったりとした和室空間で宴会・集いの場にも
松竹の魅力は料理だけに止まりません。2階には広々とした和個室が複数用意されており、少人数のグループから大人数の宴会まで柔軟に対応できます。最大60畳の大広間のほか、18畳・8畳の個室があり、数名から最大60名規模までのご宴会を承っています。
座敷スタイルはもちろん、椅子とテーブルを使った洋式の膳料理にも対応しているため、足腰に不安のある方や年配のお客さまも安心して利用できます。昔ながらのお膳料理スタイルを希望する場合も、事前に相談することで柔軟に対応してもらえるのは、老舗ならではのきめ細やかなサービスです。
ご利用の際は事前予約が確実です。宴会の予約はもちろん、レストランの貸し切りにも対応しており、同窓会・歓送迎会・法事の後の会食など、さまざまなシーンで活用されています。なお、お座敷の予約やレストランの貸し切り利用では、1人あたり200円程度のお席料がかかる場合があります。
料金・アクセス・利便性
気になる予算ですが、平均的な利用額は870円〜3,000円程度と、ランチならリーズナブルに、夜は少し贅沢に楽しめる幅広い設定です。かつ丼やうな丼を昼食に楽しむなら1,000円前後が目安となるでしょう。
営業時間は昼が11:00〜14:00(ラストオーダー14:00)、夜が17:00〜19:00(ラストオーダー19:00)と、観光客の方には少々短めに感じるかもしれません。特に夜の営業は早めに終わるため、旅程を組む際は注意が必要です。また、営業時間は予告なく変更される場合があるため(土日昼は予約優先のため12時過ぎに開店するケースなど)、事前に電話(0191-23-3318)で確認しておくと安心です。定休日も不定休のため、同様にカレンダーまたは電話で確認してください。
アクセスはJR一ノ関駅西口を出て右斜め前、徒歩わずか1分という抜群の立地です。新幹線停車駅でもある一ノ関駅から歩いてすぐのため、電車移動の合間に立ち寄るにも最適。駐車場も完備しているので、車での来店も問題ありません。
支払い方法はVISA・MasterCard・JCB・AmericanExpressなど主要クレジットカードのほか、Suica・PasmoなどのICカード、楽天ペイ・LINEpay・d払いなどのアプリ決済にも対応しており、キャッシュレス派の方も安心です。また、車いすでの入店も可能ですが(介助犬同伴も歓迎)、入口に段差があるため、介助者なしで来店される場合は事前連絡をおすすめします。
周辺観光と組み合わせた一関の旅
一ノ関駅周辺は観光の起点としても優れた位置にあります。松竹でお昼を済ませた後は、世界遺産・平泉(中尊寺・毛越寺)へのアクセスも便利で、電車で約10分の距離です。黄金文化の歴史を体感したあとに松竹の伝統の味で締めくくる、というプランも旅の定番となっています。
また、一関市は「もち食文化」でも知られており、周辺にはさまざまな餅料理を提供する店が点在しています。松竹のかつ丼やうな丼と合わせて、地域の食文化をじっくり探訪するのも旅の醍醐味です。春には一関市内各所で桜が咲き誇り、夏には地域の祭りが開催されるなど、季節ごとの魅力も豊富。旅のタイミングを合わせることで、さらに充実した一関体験が楽しめるでしょう。
アクセス
JR一ノ関駅西口を出て右斜め前。徒歩1分。
営業時間
昼 11:00〜14:00、夜 17:00〜19:00、定休日 不定休
料金目安
¥870 〜 ¥3,000
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