
おしょうしな 総本店
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山形の食文化を存分に堪能できる居酒屋として、地元客から観光客まで幅広く愛されている「おしょうしな 総本店」。山形駅から徒歩圏内の十日町に店を構え、516件を超える口コミで平均4点を獲得するこの店は、山形が誇る食の豊かさを一夜にして体験できる、まさに地域の食の拠点だ。
「ありがとう」の心が宿る、山形の郷土居酒屋
「おしょうしな」という店名を聞いて、ピンとくる方も多いだろう。これは山形の方言で「ありがとう」を意味する言葉だ。食べに来てくれたお客さんへの感謝、そして食材を育む山形の大地と生産者への感謝——そんな想いがこの店名には込められている。
運営するのは「ゆめりあ株式会社」。山形市を中心に複数の個性的な飲食店を展開する地域密着型の飲食グループで、各店舗がそれぞれ異なるコンセプトを持ちながらも、共通して「山形の美味しいものを提供する」という信念を貫いている。その旗艦店ともいえるのが、この総本店だ。
山形の郷土料理と炭火串焼き・もつ焼きを柱に、県産の新鮮な魚介や山形牛、そして豊富な山形地酒と組み合わせる構成は、一度訪れれば「また来たい」と思わずにはいられない完成度を誇る。
県産食材へのこだわりが生む、本物の山形の味
おしょうしな 総本店が大切にしているのは、何よりも「県産食材へのこだわり」だ。山形県は日本でも有数の食の宝庫。日本海に面した庄内浜で水揚げされる新鮮な魚介類、全国ブランドとして確固たる地位を築いた山形牛、そして全国でも高い評価を受ける山形の野菜や米——これらを惜しみなく使った料理が、この店の真骨頂である。
特に注目したいのが、炭火で丁寧に焼き上げる串焼きともつ焼きだ。炭火ならではの遠赤外線効果が食材の旨味を内側に閉じ込め、表面は香ばしく、中はジューシーな仕上がりを実現する。一本一本を職人が丁寧に手作業で仕込む串は、素材の良さを最大限に引き出す調理法と相まって、ビールや日本酒との相性は抜群だ。
山形牛を使った料理も見逃せない。きめ細かな霜降りと深い旨味を持つ山形牛は、焼いても煮ても蒸しても、その上質さが際立つ。定番の焼き物はもちろん、季節によって変わる特別メニューにも山形牛が登場することがある。事前に問い合わせてから訪問すると、より充実した体験ができるだろう。
庄内浜の魚介を使った料理も季節ごとに変化し、山形の四季を舌で感じることができる。春の山菜、夏の岩牡蠣、秋のきのこ、冬の寒鱈——山形の自然が育む食材が、旬の時期にテーブルへと届けられる。
山形の地酒と食材が奏でるハーモニー
酒好きにとって、おしょうしな 総本店は文字通り天国のような場所だ。山形県は実は日本酒の名産地として知られており、全国新酒鑑評会での受賞数も常に上位を争う「酒どころ」でもある。出羽桜、十四代、山形正宗、東光——全国的にも名が通った銘柄が数多く生まれた土地であり、その地酒をここでは存分に楽しむことができる。
地元の食材で作られた料理と、同じ土地の水と米から生まれた日本酒のペアリングは、まさに理想的な組み合わせ。魚介の淡麗な旨味には辛口の純米酒を、山形牛の濃厚な脂には甘口の大吟醸を——といった楽しみ方ができるのも、地酒が豊富に揃う総本店ならではだ。
日本酒だけでなく、山形産の果実を使ったサワーや、地ビールなどクラフトドリンクも取り揃えており、日本酒が苦手な方でも山形の風味を感じながら飲める選択肢が用意されている。仕事帰りの一杯から、がっつり宴会まで、シチュエーションに合わせた飲み方が楽しめる。
にぎやかで温かい、東北の居酒屋らしい雰囲気
店内に足を踏み入れると、炭火の香りとにぎやかな笑い声が出迎えてくれる。山形の居酒屋文化に根ざした、親しみやすく温かい雰囲気が店の魅力のひとつ。カウンター席からテーブル席、さらには各種宴会に対応できる座敷スペースまで、さまざまな用途に対応した座席が用意されている。
地元の常連客がいれば、出張で訪れたビジネスパーソンも、山形観光を満喫中の旅行者もいる——そんな多様な顔ぶれが集うのが、この総本店の日常風景だ。観光客にとっては「本物の山形の食」を体験できる場として、地元客にとっては「いつ行っても裏切らない安心感」として、それぞれの立場で愛されている。
接客スタッフの気さくな山形弁も、旅行者にとっては旅の思い出のひとつになるかもしれない。「おしょうしな(ありがとう)」という言葉が自然に交わされる店内の空気は、山形ならではのぬくもりに満ちている。
利用シーンと予算の目安
おしょうしな 総本店は、様々な利用シーンに対応できる柔軟さを持っている。仕事終わりのちょっと一杯から、友人・同僚との飲み会、家族での食事、さらには大人数の宴会・歓送迎会まで、幅広いニーズに応えてくれる。
価格帯は山形の居酒屋として標準的な設定で、串焼き・もつ焼きは1本単位から気軽に注文でき、コース料理も各種宴会に対応したプランが用意されている。ただし、メニューや価格は予告なく変更される場合があるため、最新情報は直接店舗に確認することをおすすめする。
観光客にとっては「山形の食材を一度にいろいろ試したい」という希望を叶えやすい店でもある。単品でつまみながら飲むのもよし、コース料理でまとめて山形の味を堪能するのもよし。スタッフに「山形らしいものを食べたい」と伝えれば、その日のおすすめを教えてもらえるだろう。
宴会利用の場合は事前予約が安心だ。電話(023-674-8383)での予約が確実で、人数や希望の料理・予算などを伝えておくとよりスムーズに対応してもらえる。
アクセスと周辺情報
おしょうしな 総本店の住所は山形県山形市十日町4丁目2-2 公園前ビル。山形駅東口から徒歩10〜15分ほどの距離にあり、山形市の中心市街地に位置している。「十日町」という地名が示す通り、江戸時代から続く山形の旧市街エリアに近く、周辺には歴史的な建物や商店街が点在している。
車でのアクセスも可能だが、飲酒を伴う場合はタクシーや公共交通機関の利用をおすすめする。山形駅からタクシーを使えばわずか数分で到着できる距離だ。
周辺には観光スポットも多く、訪問前後に立ち寄ることができる場所が充実している。山形城址(霞城公園)は徒歩圏内にあり、春には桜の名所としても賑わう。また、山形市内には山形県立博物館や山形美術館なども点在しており、文化・観光を楽しんだ後の夕食先として総本店を選ぶのもおすすめのコースだ。
山形を訪れた際には、ぜひ一度「おしょうしな 総本店」の扉を開けてみてほしい。県産食材への真摯なこだわりと、山形の食文化に対する深い愛情が詰まったこの店で過ごす時間は、きっと山形旅行の大切な思い出のひとつになるはずだ。
アクセス
山形駅から徒歩約10分
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