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三重県総合博物館 審査・資料情報課

三重県総合博物館 審査・資料情報課

三重県津市
※写真はイメージです。

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三重県の自然・歴史・文化を一堂に学べる拠点として、津市の中心部に位置する三重県総合博物館(愛称:MieMu〈みえむ〉)は、2014年の開館以来、県内外から多くの来館者を迎えてきました。豊かな自然環境と古代から続く歴史を誇る三重の魅力を、体系的かつ体験的に発信する県立の総合博物館です。

三重県総合博物館(MieMu)とは

三重県総合博物館は、2014年4月に津市一身田上津部田に開館した県立の総合博物館です。愛称の「MieMu(みえむ)」は「三重」と「ミュージアム(Museum)」を組み合わせた親しみやすい呼び名として広く定着しています。

それ以前、三重県には自然史・歴史・民俗・美術を横断的にカバーする総合博物館が存在せず、県民の長年の悲願として整備が待たれていました。開館にあたっては、三重の地域特性——リアス式海岸や熊野古道、古代ヤマト王権との深いつながり、伊勢神宮を中心とする御師文化——を軸に、展示コンセプトが設計されました。建物自体も周囲の緑地と一体となった開放的な設計が特徴で、館の前には芝生広場が広がり、家族連れが気軽に立ち寄れる空間となっています。

常設展示の見どころ

常設展示室は「自然」「歴史」「民俗・文化」の三つの柱で構成されており、三重の成り立ちを地球規模の視点から現代まで時系列で追うことができます。

自然部門では、三重の地形・地質・生態系に焦点を当て、紀伊山地の原生林から志摩の入り江、熊野の巨岩地帯まで、多様な自然環境を模型や標本、映像で紹介しています。実物大の動植物標本が豊富に展示されており、子どもから大人まで直感的に三重の自然の多様性を実感できます。

歴史部門では、旧石器時代から近現代にわたる三重の歩みを展示。特に伊勢・志摩を中心とした神宮文化や、江戸時代に全国規模で広まった「お伊勢参り」の実態を示す資料は見ごたえがあります。伊勢商人の活躍や熊野街道沿いの暮らしを示す出土品・古文書類も多数収蔵・公開されており、研究者から一般来館者まで幅広いニーズに応えています。

民俗・文化部門では、三重各地の伝統工芸や祭礼、漁業・農業にまつわる生活用具が並びます。海女文化を紹介するコーナーは、ユネスコ無形文化遺産への登録機運が高まった時期から特に注目を集め、実際の潜水道具や証言映像を通じて海女の仕事の実態を体感できます。

企画展・特別展と審査・資料情報課の役割

常設展示のほかに、年数回の企画展・特別展が開催されます。テーマは三重の自然災害の歴史、近代美術、考古学的新発見など多岐にわたり、それぞれ専門学芸員による調査研究の成果が反映されています。

館内に設置されている「審査・資料情報課」は、博物館が収蔵する資料・文献の管理と調査支援を担う部門です。県内の歴史資料や自然標本の受け入れ審査、収蔵品データベースの整備、外部研究者への資料閲覧対応などを行っており、いわば博物館の知的インフラを支える縁の下の力持ちです。資料の利活用を希望する研究者や教育機関は、この課を通じて問い合わせることができます。

季節ごとの楽しみ方

春(3〜5月)は館前の芝生広場で家族連れのピクニックが楽しめる季節です。新緑の中、屋外展示や子ども向けワークショップが開催されることが多く、入学・入園記念の遠足先としても人気があります。

夏(6〜8月)は夏休み期間中に合わせた子ども向け体験プログラムが充実します。化石のレプリカ作り、昆虫標本の観察会、地元の伝統工芸体験など、学校の自由研究に直結するコンテンツが揃っており、県内各地から家族連れが訪れます。

秋(9〜11月)は収穫や祭礼をテーマにした企画展が組まれやすく、三重の民俗文化を深く掘り下げる展示が楽しめます。空気が澄む秋は屋外芝生でのんびり過ごすにも最適で、紀伊山地方面への日帰り旅行の立ち寄り拠点としても重宝します。

冬(12〜2月)は比較的混雑が落ち着き、ゆっくり展示を見て回るのに向いた季節です。館内は暖かく、年末年始の特別開館や新春企画展が行われることもあります。

アクセスと周辺情報

博物館の住所は三重県津市一身田上津部田3060。最寄り駅はJR紀勢本線・名松線の一身田駅(徒歩約10分)またはJR・近鉄津駅(バス・タクシー利用が便利)です。近鉄津駅からは路線バスで「博物館前」停留所が利用でき、乗車時間は約20分ほどです。自動車利用の場合は伊勢自動車道・津ICから数分でアクセスできます。駐車場は無料で、普通車・バス用スペースともに整備されています。

周辺には、真宗高田派の本山として知られる専修寺(国宝建造物を有する)や、城跡が残る津城址公園があり、博物館と組み合わせた歴史散策コースとして観光客に好評です。津市内には伊勢うどんや松阪牛を扱うグルメスポットも多く、博物館見学の後に三重の食文化を楽しむプランも組みやすい立地です。

訪れる前に知っておきたいこと

開館時間は9時〜17時(入館は16時30分まで)、休館日は月曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始です。観覧料は常設展のみの場合は一般520円、大学生・高校生260円、中学生以下無料(三重県内在住・在学の場合は減免措置あり)。企画展・特別展は別途料金が必要な場合があります。

館内には授乳室・多目的トイレ・ベビーカー貸し出しが完備されており、小さな子ども連れでも安心して利用できます。ミュージアムショップでは三重県の歴史・自然に関する書籍や地域の民工芸品が販売されており、お土産選びにも立ち寄る価値があります。事前に公式サイトで企画展スケジュールを確認してから訪問すると、より充実した見学ができるでしょう。

アクセス

津駅から徒歩圏内

営業時間

9:00~17:00

料金目安

500円~1,000円

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