
御所野縄文博物館
GALLERY
岩手県一戸町に広がる御所野縄文公園の中心に位置する御所野縄文博物館は、2021年にユネスコ世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産である御所野遺跡を核に、展示・体験・研究・カフェ・ショップが一体となった複合施設です。約4000年前の縄文時代の文化を今に伝えながら、最先端の学術研究と参加型プログラムが融合したユニークな場所として知られています。
世界遺産の遺跡と博物館展示
御所野遺跡は「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産として2021年に世界遺産登録されました。博物館展示室では、遺跡の調査・発掘で出土した土器・狩猟道具・装飾品など多数の遺物が公開されており、縄文人の食文化・工芸技術・社会構造を系統的にたどることができます。
最新研究が明かす縄文の技術
この施設の際立つ点のひとつが、現役の学術研究拠点でもあることです。X線CT解析により、山井遺跡から出土した籃胎漆器(編みかご)を縄文人が修理した痕跡が初めて発見されるなど、先端技術が縄文文化の新事実を次々と掘り起こしています。こうした研究成果はトピックスとして随時公開されており、再訪のたびに新しい発見と出会える可能性があります。
体験プログラムで縄文を肌で感じる
「ごしょの縄文プログラム」では、縄文文化を見るだけでなく手を動かして体感できます。全2回の講座形式で本格的な土器づくりに挑む『超本格!「ごしょの」の土器をつくろう』はその代表例で、実際に縄文の製作技術を再現する充実した内容です。「いちのへ縄文里山クラブ わくわく文化財セミナー」など地域連携の継続プログラムも年間を通じて開催されています。
家族連れへの配慮と新設施設
2025年にはベビーケアルームが設置され、2026年からはミュージアムスタート事業「ベビーとドキドキミュージアム」が始動。乳幼児期から本物の文化財に触れる機会が整っています。また2026年4月10日には「御所野ミュージアムカフェ」がオープンし、見学後のひとときをゆっくり過ごせるようになりました。ミュージアムショップも併設されており、縄文にちなんだお土産選びも楽しめます。
アクセスと開館情報
東北自動車道八戸線・一戸ICから国道4号線を南下して車で約5分と好立地です。新幹線利用ならJR「二戸駅」から車で約15分。公共交通機関ではIGRいわて銀河鉄道「一戸駅」から岩手県北バス御所野縄文公園線で約10分、またはタクシーで約5分でアクセスできます。開園は午前9時から午後5時(博物館展示室への入場は午後4時30分まで)。休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(土日除く)、年末年始です。訪問前に公式サイトで臨時休館情報を確認することをお勧めします。なお、世界遺産登録5周年を記念した「ごしょの縄文感謝祭」が2026年7月25・26日に開催予定で、節目の年ならではの特別なプログラムが期待されます。
アクセス
JR東北新幹線「二戸駅」から車で約15分 IGRいわて銀河鉄道「一戸駅」から岩手県北バス御所野縄文公園線で約10分、タクシーで約5分 東北自動車道八戸線【一戸IC】から国道4号線を南下し車で約5分
営業時間
9:00〜17:00(展示室入場は16:30まで)、定休日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(土日除く)、年末年始
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