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熱海の山の上に広がる「緑の芸術品」。昭和14年の開場以来、数多くのゴルファーを魅了し続けてきた熱海ゴルフ倶楽部は、歴史的なコース設計と圧倒的な眺望、そして100%源泉掛け流しの温泉を兼ね備えた、静岡を代表するゴルフリゾートです。
昭和14年開場、80余年の歴史と伝統
熱海ゴルフ倶楽部が産声を上げたのは1939年(昭和14年)のこと。静岡県内では川奈ホテルゴルフコースに次ぐ2番目の開業であり、全国でも30番目という、日本のゴルフ黎明期を担った名門中の名門です。
戦前から戦後の復興期、高度経済成長の時代を経て現在に至るまで、熱海の風景とともに歩み続けてきたこのコースは、単なるスポーツ施設の枠を超え、地域の文化的財産とも言える存在感を放っています。「熱海の宝石」「緑の芸術品」という称号は、長年にわたりこのコースを愛してきた人々から自然と生まれた言葉であり、その価値の高さを物語っています。
名設計家・赤星四郎が生み出したコースの美学
熱海ゴルフ倶楽部の最大の特徴のひとつが、日本を代表するコース設計家・赤星四郎の手によるコース設計です。赤星四郎は戦前の日本ゴルフ界において最も影響力のある設計家のひとりであり、彼が手がけたコースは全国各地に残っていますが、現存するものはわずかとなっています。
なかでも熱海ゴルフ倶楽部は、当時の施工技術の粋を集めた貴重なコースです。重機を一切使わず、モッコとツルハシによる完全な人力作業で仕上げられたこのコースは、現代のゴルフコースとは一線を画す有機的な地形の起伏が随所に活かされています。自然の山の形状を最大限に利用した丘陵地形は、打ち上げや打ち下ろし、ドッグレッグなど、変化に富んだ戦略的なホールを生み出しています。
グリーンは高速仕上げで難度が高く、アリソンバンカーがその周囲を厳しくガードしています。アリソンバンカーとは、深い縦型の構造が特徴的なバンカーで、イギリス人設計家チャールズ・アリソンが日本に広めたとされる設計手法です。このコースで採用されたアリソンバンカーは、グリーンを狙うショットに常に緊張感をもたらし、プレーヤーの戦略を問います。コースの難易度は中上級者向けであり、経験を積んだゴルファーほどそのコース設計の妙味と奥深さを感じることができる設定になっています。
コースは9ホールを2回まわる形式で、アウトとインで異なるティーグラウンドを使用することで、まるで18ホールの別コースを巡るような多彩なプレーを楽しめます。
ほぼ全ホールから望む相模湾の絶景
熱海ゴルフ倶楽部が特別な場所である理由は、コースの難しさや歴史だけではありません。標高約300メートルの高台に位置するこのコースからは、ほぼ全てのホールで相模湾の雄大な景色を眺めながらプレーを楽しめます。
晴れた日には、穏やかな海原の向こうに伊豆大島や初島が浮かび、熱海市街の街並みが眼下に広がります。朝靄の中でのスタート、午後の陽光が海面を輝かせる時間帯、そして夕暮れに染まる相模湾——それぞれの時間帯で異なる表情を見せる景観は、ゴルフをしながら楽しめる絶景として、多くのゴルファーの記憶に刻まれています。
熱海駅からわずか約8分という好立地にありながら、山の上に広がる静寂な空間は、日常から切り離された非日常の時間を提供してくれます。都市部の喧騒から逃れ、緑と海と空に囲まれてプレーする体験は、熱海ゴルフ倶楽部ならではの魅力です。
ラウンド後の癒し——100%源泉掛け流し温泉とリニューアルハウス
ゴルフの醍醐味のひとつは、ラウンド後の爽快感とともに過ごすひとときです。熱海ゴルフ倶楽部では、日本有数の温泉地・熱海の恵みを余すところなく体験できます。クラブハウスに完備された大浴場では、100%源泉掛け流しの本格的な温泉に入浴でき、プレーで疲れた体をほぐすことができます。さらにミストサウナも備えており、温泉との交互浴で全身のリフレッシュが可能です。
大浴場の窓からは相模湾を望む絶景が広がり、湯に浸かりながら眺める海の景色は格別です。温泉に浸かりながら、プレーを振り返る時間は、ゴルファーにとって格別な贅沢と言えるでしょう。
クラブハウスは平成19年(2007年)秋にリニューアルされ、清潔感と快適性を兼ね備えた設備が整っています。レストランからの眺望も素晴らしく、食事をしながら相模湾のパノラマビューを楽しめます。地元食材を活かした料理とともに過ごすランチやディナータイムは、ゴルフトリップの満足度をさらに高めてくれます。
アクセスと周辺情報
熱海ゴルフ倶楽部へのアクセスは非常に便利です。JR東海道本線・新幹線が停車する熱海駅からクラブまでは車で約8分と、ゴルフ場としては異例の好立地にあります。首都圏からも東海道新幹線を利用すれば東京駅から約45分と日帰りでのプレーも十分可能であり、週末のショートトリップとしても最適な選択肢です。
熱海は国内屈指の温泉リゾート地であり、ゴルフと温泉旅行を組み合わせたプランが人気です。周辺には熱海温泉の老舗旅館や近代的なリゾートホテルが多数立ち並び、1泊2日でゆったりとした旅を楽しむことができます。また、熱海市街には熱海城や起雲閣、MOA美術館など文化・観光スポットも充実しており、ゴルフの前後に観光を楽しむことも可能です。
季節によってコースの表情も変化し、春には周囲の緑が芽吹き、夏には濃い緑の中で涼を感じながらプレーでき、秋には山の紅葉と相模湾のコントラストが美しく、冬には空気が澄んで遠くまで見渡せる絶景が広がります。一年を通じてそれぞれの季節の魅力があり、何度訪れても新鮮な発見があります。
アクセス
真鶴道路(新)福浦
営業時間
料金目安
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