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埼玉県の豊かな自然に抱かれた清澄ゴルフ倶楽部は、丘陵地帯の地形を巧みに活かした林間風のコースとして、関東ゴルファーに愛され続けてきた名門コースのひとつです。アウトとインで異なるキャラクターを持つ全18ホールは、プレーヤーに多彩な戦略を求め、訪れるたびに新たな発見をもたらしてくれます。
自然と調和した丘陵コースの魅力
清澄ゴルフ倶楽部の最大の魅力は、手を加えすぎることなく、もともとの地形と植生を最大限に生かしたコース設計にあります。生い茂る樹木がフェアウェイを縁取り、コースに足を踏み入れた瞬間から都市の喧騒を忘れさせてくれる、深い緑の世界が広がります。
林間風のフラットなレイアウトは、起伏による体力的な負担が少なく、老若男女を問わず快適にプレーできる環境を提供しています。特に、木々の間を縫うように伸びるフェアウェイは、正確なショットを要求しながらも、過度なプレッシャーを与えない絶妙なバランスを保っています。コース内に豊富に残された自然の植生は、季節ごとに表情を変え、プレーに彩りを添えてくれます。春の若葉、夏の濃い緑、秋の紅葉、冬の凛とした空気感——いずれの季節もそのコースならではの風景を楽しめるのが、清澄ゴルフ倶楽部に足を運ぶプレーヤーが後を絶たない理由のひとつでしょう。
アウトコース——大らかに攻める林間の9ホール
アウトコースは、全体的にハザードが控えめで、戦略的なコースマネジメントを意識すれば、スコアをまとめやすいレイアウトになっています。比較的ゆとりのあるフェアウェイと、明確なターゲットを持つグリーン設計が、プレーヤーに適度な自信を持たせてくれます。
なかでも注目すべきは5番ミドルホールです。第2打が谷越えとなるこのホールは、距離感の読み違いや風の影響を受けやすく、アウトコースの中では最大の緊張感をもたらす場面といえます。豪快に谷を越えてグリーンを狙う快感は、清澄ならではのドラマチックなシーンとして、多くのゴルファーの記憶に刻まれています。
また、アウト最後の9番はロングホール(パー5)で、グリーン左側に池が配置されています。長い距離を攻略しながら、最後の最後でバーディーを狙うか、安全に刻むかの判断が求められます。欲張ることなく冷静にコースを読めば、アウトコースは気持ちよくスコアを伸ばすことができる9ホールです。
インコース——水の罠が続く戦略的な9ホール
アウトとは打って変わって、インコースは水絡みのホールが連続する、戦略性の高いレイアウトが展開されます。10番・13番を除く7ホールで、池やクリークといった水ハザードがプレーヤーの行く手に立ちはだかり、クラブ選択と攻め方の判断力が問われます。
インに入ると、それまでのリズムをそのまま維持することが難しくなります。「惜しい!」という場面で水にボールが吸い込まれていく——そんな経験をしたゴルファーも少なくないでしょう。しかし、それこそが清澄ゴルフ倶楽部のインコースの醍醐味であり、何度でもリベンジに訪れたくなる理由です。水ハザードと丁寧に向き合い、冷静なコースマネジメントを貫いたプレーヤーが最終的に好スコアを手にする——そうした明確な因果関係がインコースには存在します。
インの難所を上手く切り抜けたとき、スコアカードに並ぶ数字は格別の達成感をもたらしてくれるはずです。
17番名物ショートホール——池に囲まれた心理戦の舞台
清澄ゴルフ倶楽部を語る上で欠かせないのが、17番のショートホール(パー3)です。グリーンの大半を池が取り囲むこのホールは、コース屈指の名物ホールとして多くのゴルファーに知られています。
ティーグラウンドに立った瞬間、視界に広がる水面の広さに思わず息をのむプレーヤーも多いことでしょう。距離感の計算よりも先に「水に入れてはいけない」という心理的プレッシャーが頭をよぎる——これがこのホールの真の難しさです。技術的な要求水準よりも、メンタルの強さこそが17番攻略のカギとなります。
風の影響を受けやすい池越えのティーショットでは、クラブ選択と弾道のイメージが命運を分けます。グリーンを捉えたときの達成感と解放感は格別で、「あの17番を制した」という体験は、ラウンドを終えた後の語り草となること間違いなしです。このホールひとつのために再訪するゴルファーがいるほど、強烈な印象を残すインパクトのあるホールです。
季節ごとの楽しみ方
清澄ゴルフ倶楽部は、一年を通じて異なる魅力を見せてくれます。
春は、新緑の芽吹きとともに林間の空気が一気に柔らかくなり、気持ちよいプレーが楽しめるシーズンです。コースのあちこちで樹木の若葉が光に輝き、視界が明るく開けていきます。花粉の時期を過ぎた5月前後は、特に多くのゴルファーで賑わいます。
夏は、豊かな木陰がコースを覆い、真夏日でも比較的涼しくプレーできます。木々が作り出すトンネルのようなフェアウェイは、林間コースならではの醍醐味を最大限に味わえる季節です。早朝のスタートや、競技の少ない平日ラウンドがおすすめです。
秋は紅葉が始まると、コース全体が赤や黄に染まり、絶好の撮影スポットにもなります。空気の澄んだ秋晴れの日には遠景まで見渡せ、スコアだけでなく景色も楽しめる最高のシーズンです。冬は葉が落ちた木々の間から青空が広がり、すっきりとした視界の中でクリーンなコースコンディションが楽しめます。
アクセスと周辺情報
清澄ゴルフ倶楽部へのアクセスは、関越自動車道の東松山インターチェンジが最寄りとなっており、首都圏から高速道路を利用して訪れることができます。
東松山エリアは埼玉県のほぼ中央に位置し、周辺には比企丘陵の豊かな自然が広がります。ラウンド前後の食事や休憩に活用できる地元の飲食店も充実しており、ゴルフ場から少し足を延ばせば、埼玉県内の観光スポットとも組み合わせた一日を楽しむことができます。
週末は早めの予約が望ましく、特に紅葉シーズンや春の行楽シーズンは混み合うことが予想されます。初めて訪れる方も、ロッカールームやクラブハウスといった施設が整っているため、安心してプレーに臨めます。
評価4.6を誇る清澄ゴルフ倶楽部は、自然の中でのゴルフ体験を求める方にとって、関東屈指の選択肢のひとつです。アウトの爽快感とインの緊張感、そして17番の名物ホールが生み出す心理戦——この三つの要素が合わさったとき、清澄ゴルフ倶楽部は単なる「ラウンドの場」を超え、忘れられない一日を刻む舞台へと変わります。ぜひ一度、その魅力を体感しに訪れてみてください。
アクセス
関越自動車道東松山
営業時間
料金目安
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