
静岡県富士山世界遺産センター
GALLERY
静岡県富士宮市に構える静岡県富士山世界遺産センターは、2013年の富士山世界文化遺産登録を受けて設立された、富士山専門の総合的な学術・文化施設です。「永く 守る」「楽しく 伝える」「広く 交わる」「深く究める」という四つのミッションを掲げ、単なる観光スポットの紹介にとどまらない、富士山の自然科学から信仰文化まで多層的な理解を促す場として機能しています。
学術研究の拠点——富士山ライブラリーと機関誌「土と岩」
館内に設けられた研究図書館「富士山ライブラリー」は、富士山に関する国内外の資料を幅広く収蔵し、研究者から一般来館者まで利用できます。センターはまた、火山の魅力や防災教育をテーマとした機関誌「土と岩」を継続的に発刊しており、最新号では火山の魅力と防災教育への発信について特集記事を掲載。学術論文誌『富士山学』も定期発刊されており(2026年に第6号を刊行)、国内の富士山研究の知見が一冊にまとめられています。
公開講座——現役研究者・レンジャーから直接学ぶ
センターの公開講座は、火山学・登山安全・世界遺産保全といったテーマを毎月取り上げ、最前線の研究成果を一般向けに届けます。2026年6月・7月の講座では「富士山の山頂噴火に関する新知見」「宝永火口・宝永山の形成過程に関する新知見」をそれぞれ取り上げており、噴火研究の最新動向を肌で感じられます。また富士山レンジャーが講師を務める安全登山講習会も定期開催されており、実際に富士登山を計画している人にとって実践的な情報源となっています。
企画展——富士山を多角度から切り取る
常設展示に加え、テーマを変えながら開催される企画展が訪問のたびに新たな発見をもたらします。現在開催中の「粋を摺る~千社札の中の富士山~」は、江戸〜明治の庶民文化である千社札を通じて富士山信仰の広がりを読み解くユニークな視点の展示。次回予定の「宝永噴火——噴火絵図と山肌に刻まれた痕跡から導かれる新たな噴火像」では、1707年の宝永大噴火を当時の絵図と現地調査の両面から再検証し、最新の噴火研究を紹介します。
富士山世界遺産ガイド養成——知識を地域へつなぐ
センターでは「静岡県登録富士山世界遺産ガイド」の養成講座も定期的に実施しており、2026年には新規募集と受講説明会が行われています。ガイドとして認定されるためのカリキュラムを通じ、富士山の文化・自然・保全に関する体系的な知識を身につけることができます。
屋上ライブカメラ——刻々と変わる富士の表情をリアルタイムで
センター屋上に設置されたライブカメラは10分間隔で映像を更新し、雲のかかり具合や雪の残り方など、富士山のその日その瞬間の姿を配信しています。館内の混雑予想表と合わせて活用することで、来館計画を立てやすくなっています。カフェ&ミュージアムショップでは関連図書や公開講座の記録誌「土と岩」なども購入可能で、学びを自宅に持ち帰ることができます。
アクセス
静岡県富士宮市宮町5-12
営業時間
通常:9:00~17:00、7月8月:9:00~18:00(最終入館は閉館30分前)。毎月第三火曜日、施設点検日休館(第三火曜日が祝日の場合は翌日休館)。年末12月27日~31日休館。
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語 / 英語
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