
江田島荘
GALLERY
瀬戸内海に浮かぶ江田島に佇む温泉宿・江田島荘は、ミシュランガイド ホテルセレクション2025への選出と、World Luxury Hotel Awards 2024における国内唯一の最高位受賞という国際的な評価を持つ。しかしその真価は受賞歴の奥にある——国内でも稀少な古代ラドン泉、生産者と向き合う料理長の食、そして「読月(よみつき)」と名付けた梅雨の読書企画など、江田島という島の風土に根ざした独自の体験にこそある。
地下1,700メートル、白亜紀の地層が生んだ古代温泉
えたじま温泉の源泉が湧き出すのは、地下1,700メートル、約1億2千万年前の白亜紀地層から。国内でも希少なラドン泉を含み、そのラドン濃度は温泉法の基準値の26倍以上に達する。毎時14トン以上という豊富な湯量に支えられ、源泉掛け流しでの入浴が可能だ。
泉質は塩化物泉と硫酸塩泉の両特性を兼ね備え、ダブルの保湿・保温効果をもたらす。さらに弱アルカリ性のクレンジング効果が肌をなめらかに整えるとして、「美人の湯」と称される療養泉でもある。
「ぬる湯」と「あつ湯」を行き来する温冷交互浴
江田島荘の入浴の特徴が、源泉掛け流しの「ぬる湯」と加温された「あつ湯」を交互に楽しむ温冷交互浴だ。大浴場のほか露天風呂・足湯も備わり、瀬戸内の潮風を感じながらさまざまな入浴スタイルを選べる。足湯は大切な人と語らいながら、あるいはひとり静かに旅の疲れを癒すのにも向いている。
生産者と向き合う料理長が描く、瀬戸内の食の世界
料理を率いるのは新料理長・倉地大(くらち だい)。イタリアの星付きレストランでの修業を経て、国内有数のホテルやレストランで料理長・オーナーシェフとして経験を積んだ人物だ。倉地は自ら生産者を訪ねて食材と対話し、瀬戸内が誇る牡蠣・ムール貝・シラス・オリーブ・柑橘類・イノシシ肉をはじめとする四季折々の地元食材を、ヨーロッパ仕込みの技術で仕上げる。ミシュランガイドへの選出にあたっても、この新たな食の体験が特に高く評価されたと宿は受け止めている。
「読月(よみつき)」—— 雨の季節を本と温泉で過ごす
江田島荘には、6月から7月にかけて「読月(よみつき)」と名付けた限定企画がある(2026年は6月1日〜7月31日)。雨音に包まれながら温泉に入り、静かな館内で本と向き合う時間を提供する試みだ。ラウンジではフジコ・ヘミング氏の「Eternal Campanella」が流れ、朝はノクターン、夜はラ・カンパネラと時間帯に合わせた選曲で空気を整える。観光を詰め込まず、予定を立てず、「本を読むために旅をする」——そんな過ごし方は、忙しい日常から距離を置きたい大人の旅の選択肢として異彩を放つ。
瀬戸内の島時間と、さまざまな滞在スタイル
ロビーラウンジには瀬戸内の柔らかな光が差し込み、ソファでゆったりと過ごしながら海の景色を楽しめる。朝には朝ヨガ体験も設けられており、島の静かな空気の中で一日を始めることができる。客室は洋室・和洋室・特別室など複数のタイプが揃い、カップルからひとり旅まで幅広い目的に対応する。江田島という立地でありながら、国際的な評価が裏付ける質の高いサービスと滞在体験を兼ね備えた宿だ。
アクセス
広島県江田島市能美町中町4718
営業時間
日帰り入浴 11:00〜16:30(最終入店16:00)
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語 / 英語
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