
長谷寺
GALLERY
新潟県佐渡市の中部に位置する北豊山 長谷寺は、真言宗 豊山派に属し、「観音様と花の寺」の名で親しまれてきた信仰の場です。2004年の開設以来、佐渡島の精神的なよりどころとして根付き、参拝と体験が自然のなかで交わる独自の空間を育んできました。
四季を彩る花々
境内を包む花暦は一年を通じて途絶えることがありません。春の呼び物はなんといっても牡丹で、毎年「ボタン祭り」が開催されるほど境内には多くの株が植えられており、本堂前から石段の脇にかけて一斉に咲き誇る光景は圧巻です。夏には百日紅(サルスベリ)とムクゲが花をつけ、境内に涼しげな彩りをそえます。「長谷寺花ごよみ」では季節ごとの見どころが案内されており、訪れるたびに異なる顔を見せてくれます。境内では写真コンテスト「花の寺 長谷寺」も複数回開催されており、花をめぐる文化が地域とともに育まれています。
暗闇と静寂が導く体験プログラム
長谷寺の体験メニューの中でもひときわ印象的なのが暗闇体験です。光を遮断した空間に身を置くコースは全4種が用意されており、視覚を閉ざすことで他の感覚や内面と向き合う機会を与えてくれます。なかでも「暗闇法話」は2014年に始まった特別コースで、闇のなかで住職の法話に耳を傾けるという独自の体験です。座禅も4コース設けられており、段階に応じた参加が可能です。いずれのプログラムも、日常から切り離された時間として佐渡の旅の記憶に深く残るものとなっています。
うさぎ観音という独自の縁
「うさぎ観音」は長谷寺ならではのユニークな存在です。2018年にはテレビ朝日のニュース番組でも紹介され、広く注目を集めました。うさぎとの縁を深める「うさぎのキモチがわかる講習会」も設けられており、里親を希望する方が参加できる場として機能しています。うさぎ観音専用の御朱印も授与されており、巡礼者の朱印帳を彩る一枚として人気を集めています。
巡礼と供養の拠点として
長谷寺は佐渡八十八ヶ所霊場会の第五十五番札所に数えられており、島を巡る遍路文化の一角を担っています。霊場会の公式ガイドブックにも掲載され、島内外の巡礼者が足を運びます。また永代供養墓の設置など、生涯にわたる信仰生活を支えるサービスも整えられています。参拝の記念として御朱印帳やお守りも取り揃えられており、日常に信仰を持ち帰るかたちが用意されています。
アクセス
新潟県佐渡市長谷13
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