
CHOCOLATE BANK
GALLERY
鎌倉・御成町にたたずむCHOCOLATE BANKは、カカオを極限まで探求するブランド「MAISON CACAO」の姉妹店として生まれた、異色のチョコレート専門店だ。東日本銀行鎌倉支店の跡地という歴史ある建物を舞台に、昼間はチョコレート体験の空間として、夜間は「カカオ料理」レストランとして顔を変える。コロンビア産カカオへの深いこだわりが、この店のあらゆる体験を貫いている。
コロンビアに管理農園を持つ、原料へのこだわり
CHOCOLATE BANKが他のチョコレートショップと一線を画すのは、原料であるカカオの素材作りからコロンビアで向き合っているからだ。管理農園を持ち、山々から伝い下りるミネラル豊富な水と豊かな土壌で育まれた個性あるカカオを自ら手がける。その素材から生まれるのが、フレーバーカカオとオリジナルのクーベルチュール(製菓用チョコレート)。農園の自然環境と土地の力が、チョコレートの味わいに直接つながっているブランドならではの、豊かなラインナップが展開されている。
既存のスイーツ概念を超える、昼のチョコレート体験
店舗のカフェタイムは、いわゆる「チョコスイーツ」の枠組みに収まらない体験を提案する場だ。モーニングの時間帯からオリジナルのカカオ素材を使ったメニューが並び、濃厚でなめらかなものから食感豊かで爽やかなものまで、季節によってラインナップが変わる。繰り返し訪れるたびに新しい発見があり、「想像を超えた新しいチョコレート体験」というコンセプトは旅行者にも地元のリピーターにも響く。
夜だけ現れるカカオ料理レストラン「ROBB」
CHOCOLATE BANKが閉店した後の夜間、同じ場所に全く異なるレストラン「ROBB」が出現する。コンセプトは「カカオ料理」。チョコレートとしてではなく、スパイスとしてのカカオに着目し、「魚×カカオのマリアージュ」という前例のない料理を追求する。長年スパイスとして食文化に根ざしてきたカカオの歴史を現代料理に昇華させ、CHOCOLATE BANKのカカオ哲学を全く別の角度から体験できる。日程によって開始時間が変わる場合もあるため、事前確認がおすすめだ。
コロンビア産コーヒーとの新たな挑戦
CHOCOLATE BANKでは、コロンビア産にこだわったコーヒーブランドの展開も予定されている。コロンビアでは、カカオとコーヒーが同じエリアの標高差を活かして栽培されており、同じ土地・同じ水・同じ風土が両者を育む。そのペアリングを探求することで、チョコレート体験をさらに深めようという狙いだ。カカオの世界観をコーヒーという切り口で広げる試みは、「コロンビアとサスティナブルな関係を築く」という店の哲学とも重なる。
催事やイベントで広がる体験
CHOCOLATE BANKは鎌倉の店舗にとどまらず、期間限定の体験も積極的に発信している。2025年末には「年越しカカオらぁ麺」を2日間限定で提供し、2026年夏には名古屋の催事に「AQUARIUM(チョコレートの水族館)」をテーマに出展した。チョコレートをラーメンや水族館という異なる体験と結びつける発想は、このブランドが"チョコレートの可能性を探求する実験場"であることを体現している。鎌倉観光の立ち寄りスポットとしてはもちろん、チョコレートの概念そのものを更新したい人に訪れてほしい一軒だ。
アクセス
JR鎌倉駅から徒歩約5分
営業時間
CHOCOLATE BANK:8:00–18:00、定休日:月曜(祝日の場合は翌日) ROBB(夜間レストラン):19:00開始、定休日:火曜、受付12:00–20:00
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